犬の逆くしゃみとは?
犬のくしゃみはおなじみの「クシャンッ」となる、中から外に空気が飛び出る人と同じくしゃみです。
逆くしゃみというのは、その逆で、空気が外から中(鼻と口)に入る現象をいいます。
苦しそうに、「フガフガ」「ブーブー」など、奇妙で苦しそうな、豚の鳴き声のような音が鳴るのが特徴です。
小型犬や短頭種に多くみられます。
また、逆くしゃみをする犬は、若い頃からし始めることが多く、中高年になって初めて逆くしゃみをするようになることは、ほとんどありません。
逆に、高齢になるとともに逆くしゃみをしなくなることはあります。
逆くしゃみの多くは数秒で止まりますが、長い犬だと数分逆くしゃみが続く場合もあります。
いずれにしろ、逆くしゃみ後は、犬は何事もなかったかのようにケロッとしています。
犬の逆くしゃみの原因
犬の逆くしゃみの原因は謎が多く、現在でも決定的な原因はわかっていません。
ただ、何かしら鼻咽喉が刺激され痙攣が起きて、結果、逆くしゃみになるのではないかと考えられています。
鼻咽喉が刺激されるものとしては、
- 人工的な芳香剤・香水
- アレルギー物質や花粉
- タバコの匂い
- 急激な温度変化
- 興奮
- 早食い
- リードを引っ張り、首輪が喉に締め付けられた
などがあります。
また、逆くしゃみの原因は定かではありませんが、治療を要する病気ではありませんので、数秒で止む逆くしゃみや、頻繁ではない逆くしゃみの場合は慌てずに様子を見ても大丈夫です。
犬の逆くしゃみの原因別対処法
犬の逆くしゃみは、起こっても多くの場合、数秒で収まることが多いので、逆くしゃみをしだしても、止まるまで様子をみるだけでも問題はありません。
ただ、あまりに頻繁に起こる場合や、止まるまでに時間がかかる場合、以下のような方法で試してみてください。
また、考えられる原因別でそれぞれの対処法をご紹介します。
犬の逆くしゃみを止める方法その1.軽く鼻をつまむ
逆くしゃみは、口と鼻から空気を思い切り吸い込むことで起きますので、その量を減らすため、鼻の穴を軽く抑えてあげます。
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