「ストレスは万病のもと」といいますが、トイプードルにとっても同じです。
犬は私たちが思うよりずっと敏感で繊細な生き物です。
大好きな愛犬に、1日でも長く元気でいてもらうために、犬のストレスは早めに取り除くことが大切です。
トイプードルのストレスにはどのようなものがあるでしょうか。
また犬のストレスと寿命の関連性についてご案内します。
犬もストレスが減ると長生きできる
人間や犬、その他の生き物もそうですが、過度のストレスがかかると、免疫機能などに障害が出て寿命が縮まる原因になることが知られています。
犬は室内で飼われることが多くなり、寿命が延びました。
もちろん、医療の進歩やフードの栄養価が上がったことも長寿の一因です。
屋外には、外敵や害虫などがいるため犬は常に気を張っておく必要があります。
また外でひとりぼっちなので寂しい気持ちを抱えることもあるでしょう。
室内で飼われるようになってこれらのストレスが減ったことも、寿命が延びる要因になったと考えられるでしょう。
トイプードルのストレス
トイプードルがストレスを感じる場面はたくさんあります。
ストレスは、不安や緊張が高まったときに生じます。
そのため警戒心が強い犬や臆病な犬はストレスを感じやすい傾向にあります。
何をストレスに感じるかは、犬によって異なります。
たとえばドッグランで生き生き走る犬もいますが、たくさんの犬や人がいる場所が苦手な犬もいるという具合です。
愛犬がどんな時にストレスを感じるのかをよく観察し、回避できるストレスは回避していくことが重要です。
トイプードルの回避できるストレス
- 長時間の留守番
- 運動不足
- スキンシップ不足、無視
- かまい過ぎ
- 子供、訪問者
- 家庭内のケンカ
- 自動車での移動
- ドッグラン
- 叱る
- 暴力
- 不規則な生活
これらは、飼い主さんの意識や工夫によって回避できるストレスです。
特に運動不足・スキンシップ不足・かまい過ぎは、日常の積み重ねです。
気付いたらすぐに解消していくようにしましょう。
トイプードルの回避が難しいストレス
- 短時間の留守番
- 天候(雨、雷、風など)
- 天変地異
- 工事の音
- 電車や車の音
- 花火の音
- 動物病院
- トリミングサロン
- 痛み、病気
これらは、社会で暮らしていく上で避けることが難しい事柄です。
できるだけ傍にいてあげる、短時間で済むようにするなど、愛犬の様子に合わせて少しでも不安を減らしてあげましょう。
トイプードルは自分でしゃべることができません。
そのため、飼い主さんが愛犬の不安や緊張によく気を付けておく必要があります。
犬も大切な家族の一因であることを忘れずに、家族全員が楽しく暮らせるようストレスと上手に付き合っていきましょう。
コメントを残す