レアカラーのチワワは体が丈夫ではないことが多く、病気にかかりやすい傾向があります。
体が丈夫でないということを、ペットショップやブリーダーから説明を受けても、なおイザベラのチワワは人気があります。
どうしてもイザベラのチワワが欲しい場合は、信頼できるブリーダーやペットショップを探して、健康管理にはしっかりと気を配って飼育するようにしましょう。
イザベラのチワワは病気になりやすいって本当?
チワワはもともと小さい体ということもあり、他の犬種よりも健康管理をしっかりしてあげないと、病気になったりケガをしやすかったりする傾向があります。
ではレアカラーであるイザベラはというと、どこから迎え入れるかでだいぶ変わってきます。
というのも、レアカラーのチワワはレアと言われるだけあり、簡単には誕生しません。
人気があるので、生まれれば高額で取引されます。
そこに目を付けた悪質ブリーダーやペットショップは、どうにかレアカラーのイザベラのチワワを誕生させようと、無理な交配でイザベラのチワワを作り出そうとします。
そうして生まれたイザベラのチワワは、通常のチワワと違い、先天性の疾患を持っていることも多く、虚弱体質である場合が多い傾向にあります。
ただし、全てのブリーダーやペットショップが悪質なわけではありません。
中にはきちんと親チワワの健康管理をし、正しい方法で無理なく交配しているブリーダーも存在します。
そういった管理の下誕生したイザベラのチワワは、他のチワワと全く変わらない健康状態で育つことが可能です。
イザベラのチワワが欲しいというみなさん。
ぜひ見つけた。ラッキー!ではなく、どこからそのチワワが誕生してきたのかを見定めて決めるようにしましょう。
イザベラのチワワの育て方
たまたま運良くイザベラのチワワと出会い、家族として迎え入れました。
さて、どうやって育てたら?
何か特別な管理は必要?
悩みます。
まず生活環境やしつけ、散歩など基本的な育て方は他のチワワと全く同じになります。
イザベラのチワワは、毛色は珍しいカラーをしていますが、性格は生粋のチワワ。
他のチワワ達とは変わりません。
ただ1つ、他のチワワ達と変わった管理といえば、ぜひ健康管理には気を配るようにしましょう。
もともとイザベラのチワワは、体が弱い個体が多いということと、先天性の疾患がある場合があるので、日頃からチワワの状態を管理し、少しでも様子がおかしいときは、早い時期に病院にかかるようにしましょう。
また、定期的に検診を受けることで、万が一の病気にも早くから治療を開始することができます。
特に抵抗力のない子犬時期は必要な予防接種をきちんと受けたりすることが大切で、普段と違う何かに気づくためにも、普段の行動をきちんと観察することが私たちの役目になります。
またシニア時期になったら、半年に1回は検診を受け、健康維持に努めましょう。
イザベラのチワワの寿命は?
イザベラのチワワは体が弱いとか、先天性の疾患が…と先々不安になってしまいますが、実際平均寿命はどれくらいなのでしょうか。
チワワの平均寿命は10〜16歳と言われていますが、近年、獣医学の進歩のおかげもあり、長生きするチワワが増えています。
ではイザベラはというと、個体によりだいぶ開きが出るのが事実のようです。
イザベラとは、毛色遺伝子の組み合わせで生まれた毛色になり、全てのイザベラのチワワが何かしらの疾患を持っているわけではありませんが、他のチワワに比べ、体が弱かったり先天性の疾患を抱えていたりする場合が多いので、個体によっては平均寿命を超えることが難しいこともあるかもしれません。
少しでも寿命を延ばしてあげるために、
- 良質な栄養価の高い食事
- 適度な運動
- ストレスを溜めさせない
など、私たちができる基本的なことを、しっかり愛情を持ってやってあげることと、
- 定期的な検診
を行い、万が一、何かしらの病気が見つかった時には、必要があれば専門医の診察を受けるなどし、早い段階で治療を開始してあげるようにしましょう。
コメントを残す