Contents
その泡で優しく体を洗うようにしましょう。
原液をそのまま体に付けて洗ってしまうと、刺激が強すぎるのと、すすぎに時間がかかってしまいます。
そして、フレンチブルドッグの顔を洗う時は、シワの中もきちんと洗ってあげる必要があります。
爪はたてないように気を付け、全身を良く洗います。
顔のしわも丁寧に洗ってあげましょう。
◆フレンチブルドッグのシャンプーする順番
フレンチブルドッグから見えにくい、首 胴体 手足 顔まわりの順番で洗っていきます。
首や胴体は、シャンプーを嫌うフレンチブルドッグでも洗われて不快感というより、撫でてもらって気持ちいい部分になるので、顔まわりに比べたら比較的楽に洗わせてくれるでしょう。
逆に顔まわりは1番デリケートな部分になるので、洗われるのを嫌がる場合が多いです。
そのため、スポンジや小さなタオルを使うなどし、手早く洗ってあげるようにします。
すすぎ
ぬるま湯で、すすぎ残しのないようにしっかり洗い流します。
シャンプー剤が残っていると皮膚トラブルの原因にもなりますので、しっかりすすぎましょう。
顔などはタオルなどを使って上手にすすいであげてください。
顔のすすぎは特に、神経を使ってすすぐようにしましょう。
バシャーっとお湯を顔にかけてしまうと、フレンチブルドッグが怖がるだけでなく、鼻や目にシャンプー剤が入ってしまう可能性があり、炎症を起こしてしまう原因になります。
顔まわりのすすぎはうまくシャワーで流してあげる自信がなければ、小さなスポンジやタオルで優しくすすいであげましょう。
乾かす
バスタオルなどで拭いたあと、ドライヤーでしっかり乾かします。
乾かす時には必ず、フレンチブルドッグの皮膚のシワを伸ばしながらドライヤーをかけ、ブラッシングしていくようにします。
濡れたままにするのも皮膚トラブルになることがありますので、しっかり乾かしましょう。
そして忘れずにブラッシングしながら乾かします。
耳の中はコットンや、やわらかいタオルなどで拭いてあげましょう。
最後の最後、顔のシワに水分が残っていないかをチェックして終わりにします。
また、ドライヤーをかける時の注意として、同じ場所に長く風を当てないようにし、顔には直接風が当たらないようにします。
またドライヤーはHOTとCOLDを切り替えながらかけてあげるようにしましょう。
フレンチブルドッグがとにかくお風呂を嫌がる!対策はない?
フレンチブルドッグがお風呂を嫌がる理由には、いくつか原因が考えられますが、そのほとんどがお風呂デビューの失敗にあります。
お風呂に入るという概念がフレンチブルドッグにはありません。
体を濡らされ、得体の知れない器具からシャーっと音を立てお湯が出てきて、そのお湯をかけられる。不思議な匂いがする泡で体をぶくぶくマッサージされ、またお湯をかけられ…
恐怖でしかありません。
まずは、そんな恐怖を取り除いてあげることから始めます。
方法として、
- シャワーをいきなり体にかけず、洗面器などに貯めたお湯をタオルなどを使い、体を優しく濡らしてあげる。
- シャワーの音がうるさくないように、シャワーを体に密着させてみる。
- シャンプーを無香料のものに変えてみる。
- 少しずつ慣らすため、無理して全身を一気に洗おうとせず、手足やお尻を洗うことから慣らし、それができたら背中、顔と範囲を広げる。
- プロのトリマーさんにシャンプーをお願いし、シャンプーに慣らす。
などがあります。
この記事のまとめ
- 体重8〜13kg以下の中型犬。ダブルコートの短毛種
- 毛色:フォーン、パイド、ブリンドル、クリーム
性格はとにかくマイペースで平和主義。多少頑固なところがあるので、しつけにはおやつを活用しながら褒めてモチベーションを上げてあげる。社交的で優しいので子供がいる家庭にも向く - お風呂に入れるメリット:余計な抜け毛を洗い流す、臭いをリセット、血行促進
- お風呂に入れるタイミング:2週間に1回、夏場で1〜2週間に1回
- お風呂に入れる時準備するもの:ブラシ、シャンプー、タオル、ドライヤー
- お風呂に入れるのに、浴室、シャワー音、お湯、ドライヤーの音などに慣れさせておく
- 全身を濡らす順番:足元、お尻、腰、背中、首、顔と進む
- シャンプーは原液を使わず、薄めて泡だてたもので洗う
- シャンプーをつける順番:首、胴体、手足、顔まわり
- シャンプー後はしっかりタオルで乾かし、ドライヤーで100%乾かす
フレンチブルドッグのお風呂の入れ方 さいごに
お風呂好きのフレンチブルドッグであれば苦労しませんが、大抵のフレンチブルドッグはお風呂を嫌がります。
いかに恐怖を与えず、ストレスをかけずに洗ってあげるかは私たちの腕次第になります。
フレンチブルドッグにも慣れが必要なように、私たち飼い主も、フレンチブルドッグを洗うという作業に慣れる必要があります。
私たちが緊張して作業をしてしまうと、その緊張はフレンチブルドッグにも必ず伝わります。
「大丈夫、優しくキレイに洗ってあげるからね」とドーンっと大きな気持ちで洗ってあげるように心がけましょう。
私たちの一生懸命はいつか必ず、フレンチブルドッグに伝わってくれるはずです。
コメントを残す