飼い主が主導権を握る
犬のペースにいつも合わせてあげていると、「飼い主よりも自分のほうが偉い」と認識してしまいます。
好き勝手に行動させては言うことを聞かなくなるので、飼い主が主導権を握らなければなりません。
そのためには犬と信頼関係を築くことが大切です。
犬がイタズラをしたら叱る、言うことを聞いたらと褒める、というのをひたすら続けていくと、犬はこの人に従うと楽しいことがある、と覚えていきます。
こうしていく中でお互いの信頼関係ができていきます。
トイレを覚えさせる
最初はサークルやケージの中で飼うことになると思いますが、その中にトイレを設置するのがよいでしょう。
また、トイレはいつも同じ場所に置いてください。
そうすることで、犬は混乱せずトイレの場所を覚えていきます。
とはいっても、最初は間違えて違う場所でおしっこをしてしまうことも。
犬はおしっこをしたくなると、床のにおいを嗅いだりして落ち着きがなくなってきます。
そのため、その様子を見たらトイレまで連れていってあげる、というのを何回かしていくうちにトイレを覚えるようになります。
このときも上手くできたら、きちんと褒めてあげるのが大切です。
吠え癖・噛み癖をさせない
犬が吠えるのは感情を表す手段ですから悪いことではないですが、あまりにも吠え続けるのは問題です。
必要以上に吠える場合は、いつもよりも大きな声で「ダメ!」と短い言葉で叱るようにしましょう。
長ったらしく叱っても犬は理解できず、混乱するだけなので気をつけてください。
また、噛み癖もつかないようにしていかなければなりません。
子犬の頃は好奇心旺盛で、とにかく部屋中のものを噛んでしまうことも。
そのため、犬の行動範囲を決めて、噛んでも大丈夫な遊べるおもちゃなどを用意するのがよいでしょう。
たとえ、なかなか治らなくても決して叩いたりしないでください。
犬は楽しいことが大好きなので、怒ってバツを与えるのではなく、叱ったら褒めるようにしたほうがしつけは上手くいきます。
散歩に慣れさせる
散歩はワクチン接種が終わって、落ち着いてきた生後4ヵ月頃から始めていきます。
最初は怖がって歩けないこともあるので家のすぐ近くまでにして、少しずつ散歩の距離を延ばしていくのがよいでしょう。
散歩のときは犬が道路に飛び出さないようにリードを左手に持ち、飼い主の左側に犬を連れて歩くようします。
また、散歩中に他の犬に吠えてしまったときは「そうしてはいけない」という合図として、リードを軽く引っ張って叱ります。
何度も言いますが叱った後、飼い主の言うことが聞けたときは必ず褒めてあげてくださいね。
まとめ
ヨークシャーテリアのしつけは叱ったらほめる、そして気長にやっていくことが大切なポイントになりそうです。
飼い主が頼れる相手だと分かれば、犬は安心して過ごすことができます。
最初からしつけが上手くいかなくても、それは当たり前のことですのでイライラして犬を怒鳴りつけたりせず、根気よくやっていってくださいね。
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