生後3ヵ月頃になると700g前後にまで体重が増えてきます。
この時期は成長期で、生後6ヵ月頃まで、体重は著しく増加していきます。
成長期は体重がどんどん増え、体も大きくなります。
同時に、ヨークシャテリアの内臓や筋肉、骨なども強くしっかりした作りに成長していく時期になります。
十分に栄養があり、しっかりとカロリーを摂らせるようにすることが重要になります。
生後6ヵ月
生後6ヵ月頃には、1.5~2.5kgぐらいにまでに体重が増えて大きくなってきます。
個体差によっては、この時期から体重の増加があまりない場合と、緩やかに少し少しずつ増えて、もう少し大きくなっていく場合とわかれます。
小型犬の場合、6ヶ月を過ぎると少しずつ体重の増加や体の成長は遅くなり、生後9ヶ月〜で成長はストップしていきます。
ただデカヨーキーに成長する個体の場合、6ヶ月を迎えてもまだ、引き続き成長が続きます。
生後10ヵ月
生後10ヵ月頃には2~3kgぐらいですが、体格がっちりしているタイプでしたらもっと大きいこともあります。
この頃には体重の増加は止まり、その後はその大きさが維持されていきます。
生後10ヶ月になると、だいたい成犬の大きさに完成しますので、ヨークシャテリアの個体差もハッキリしてきます。
これから先体重が増えるということは、体が大きく成長するというより、肥満体型になっていく心配をしなければなりません。
体重推移の際の注意点
前述の通り、ヨークシャーテリアは体格の差があるので、月齢ごとの平均体重と違いがあっても、あまり気にすることはありません。
ただし、成長期の体重が増加する時期に体重が落ちる場合などは、体調になんらかの問題があるかもしれないので、獣医師に診てもらったほうが安心でしょう。
また、成長期は食欲旺盛ですので、えさをたくさん食べます。
そのため、その時期にダイエットをさせたりするのは成長の妨げになるので、くれぐれもやらないようにしてください。
体重の増加が止まってくると、えさを食べる量も減っていくので、「太ってしまうのでは?」と心配しなくても大丈夫です。
小さく育って欲しいがために、えさの量をセーブしてしまっても、実際大きくなるヨークシャテリアはどんなに頑張っても、小さいままで成犬にはなりません。
食べた栄養分は成長するために消費され、肝心な内臓や筋肉の強化にまで栄養が行き渡らず、最悪、虚弱体質のデカヨーキーになってしまうことになります。
とにかく成長期は体を作る、大変大事な時期になりますので、栄養価の高い、良質なえさを思い切り食べさせてあげてください。
また、成長期なのになかなか体重が増えず、大きくもならないという場合、きちんとした量を食べているかを観察し、えさを変えたり、栄養補助としてサプリメントを与えたりことも方法になります。
いずれにしろ、思うように体重が増えず成長できていない場合、獣医さんに相談するようにしましょう。
成長が止まってからは、子犬用のえさから成犬用に移行していき、今度は、良質な餌をあげながら、カロリー過多にならないように栄養管理をしていくようになります。
ヨークシャテリアの成犬サイズは予測可能!?
小さくテクテク歩く、ぬいぐるみのようなヨークシャテリアを飼いたい!
スタンダードなヨークシャテリアもいいけど、ドシッと抱きごたえがある、デカヨーキを飼いたい!と人によって好みは分かれます。
そんなとき、子犬を選ぶときに成犬になったときの大きさってどうしたらわかるの?って疑問が湧きますよね。
間違いなくこうなります!ということは、生き物ですので絶対に言い切れませんが、予測することは可能です。
ポイントを2つご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
1.ヨークシャテリアの体つきから予測
ヨークシャテリアの生まれたてはみな大きさは同じですが、日に日に成長し続け、生後2〜3ヶ月くらいになってくると、だんだんと個体差が出てくる時期になります。
そのときにチェックしたいのが、
- どれだけしっかりした骨格を持っているか
- 手足の長さや大きさ
になります。
骨格が華奢なヨークシャテリアは大きくはならない傾向があり、あまりに弱いと、虚弱体質なことがあります。
逆にしっかりと強い骨格を持つヨークシャテリアは、ずっしりと大きなデカヨーキーになる可能性大になります。
コメントを残す