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月に一回~2回を目安に耳掃除をしてあげましょう。
市販のクリーナーを耳に垂らし、外から耳内をくちゅくちゅともみます。
ティッシュや綿棒、カンシに脱脂綿を巻いたもので汚れを取り除きます。
この時クリーナーが耳内に残らないよう丁寧にふき取ります。
耳垢を奥に詰め込まないように注意が必要です。
出来れば耳の入り口の毛を抜いて通気を良くすることがおすすめですが、プロのトリマーに任せたほうが安全でしょう。
歯磨き
本来の犬の健康な歯は真っ白で、ピンク色の歯茎をしています。
それでも、おやつの与えすぎやウェットフード等を与えていると歯石が付きやすく口臭や歯周病の原因になってしまうでしょう。
そうなってしまわないためには、できるだけ毎日、少なくても2~3日に1回は歯のお手入れをしてあげる必要があります。
市販のクリーナーを付けた脱脂綿か犬用の歯ブラシ、歯磨きシートなどを使って歯ぐきをマッサージするように歯磨きをします。
あまりにも歯石がひどいようであれば獣医の指示を仰ぎましょう。
涙・よだれの処理
唾液にはアミノ酸や尿素などの有機物が含まれ放って置くとゴミやほこり、細菌が付着して被毛が茶褐色に変色します。
変色した被毛は元に戻りにくいのでこまめにぬるま湯でしめらせた柔らかい布でふき取ってあげましょう。
また、目の周りが変色してしまう涙やけも、トイプードルは犬種的にも涙やけが多い犬種です。
市販のクリーナーを使用するかぬるま湯で湿らせた柔らかい布でふき取ります。
涙やけがあまりにも過剰に分泌される場合は疾患が隠れている場合もあります。
フードを変えることで改善することもありますが、さかさまつげや被毛が目に入り刺激されている場合にはトリマーや獣医に相談し処理してもらうと良いでしょう。
目の周りを素人が無理に処理しようとすると失明させてしまう恐れがあり危険です。
目の周りの毛をカット
被毛が伸びてくると目に被毛がかかってしまうことがあります。
そのままにしておくと、視界が悪くなってしまうだけでなく、目を傷つけてしまったり涙やけがひどくなってしまう事にもなるため、目にかかっている毛をカットしてあげると良いでしょう。
ハサミを使ってカットすることになりますが、刃が目に当たると危険です。
犬の顎、もしくは顎の毛をつかんで顔を固定するようにして慎重にカットするようにしましょう。
嫌がって暴れてしまうような場合は無理して行わず、トリマーさんや動物病院で相談してみると良いでしょう。
おしり周りの毛をカット
おしり周りの被毛が伸びてくると、排泄した際に汚れやすくなり衛生を保つことが難しくなります。
おしり周りはバリカンを使うと簡単に処理することができます。
片手でしっぽを軽く持ち上げ、肛門から外に向ってバリカンを当てるようにしましょう。
肛門周りの筋肉が動く事があるので、肛門を傷つけないように注意しながら行いましょう。
また、カットと一緒に肛門腺しぼりもしてあげると良いでしょう。
足裏の毛をカット
足裏の被毛が伸びてくると、滑りやすくなりとても危険です。
特にフローリングで転倒する危険性が高まりますので、足裏の毛が伸びていないかこまめにチェックし、肉球に毛がかかってきていたらカットしてあげるようにしましょう。
足裏もバリカンを使ってカットすると簡単です。
まず、犬の体を固定、足を関節にそって折り曲げるようにし足裏が見えるようにします。
この時、足を持ち上げたりひねったりしないように注意してください。
肉球を軽く圧迫すると被毛が立ちあがりカットしやすくなります。
この記事のまとめ
- トリミングの目的「見た目を整える」「愛犬の健康と安全を守る」「病気の早期発見にも繋がる」
- トイプードルのトリミング頻度は月1回。1回あたり5,000円~8,000円程度
- 自宅でできるお手入れ
「毎日のブラッシングで体をきれいに」
「シャンプーは月1~2回。シャンプーのし過ぎはNG」
「爪切り。血管を傷つけないよう注意」
「トイプードルの耳は汚れやすい。月1~2回の耳掃除を」
「歯磨きはできるだけ毎日」
「涙・よだれやけのケア」
「目・お尻・足裏の毛のカット」
トイ・プードルのトリミングの目的とは!?自宅で出来る簡単なトリミング法 さいごに
トイプードルのトリミングについて紹介してきました。
トイプードルは様々なカットスタイルが楽しめる犬種ではありますが、理想的なスタイルを保つためには自宅でのケアも必要となってくることも多いです。
何より愛犬の健康と安全上でも大切なことですので、こまめにケアしてあげてくださいね。
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