お肉類・野菜を、細かく刻んで茹でるだけ。
お肉は、鳥のささみなど脂分が少ない肉が良いでしょう。
今まで野菜を食べたことが無い子の場合は、いきなり野菜を与えるとお腹を壊してしまうこともありますので、食べやすいようかなり細かくする、もしくはジューサーなどでペースト状にして少量から与えるなどで工夫してあげましょう。
栄養満点のきのこ類を加えてあげるとなお良いですよ。
レシピ① 「肉じゃが」
和食の代表格とも言える、「肉じゃが」をチワワのために作ってあげましょう。
材料は人と同じなので、切り方や味付けを別にしてあげれば食事を一緒に楽しむこともできます。
ただし、ネギ類は入れないように注意してくださいね。
【材料】
- 牛肉
- じゃがいも
- にんじん
- しらたき(お好みで)
- 油
- だし汁
肉じゃがの牛肉には、骨や筋肉、血液を作るたんぱく質が豊富で丈夫な体を作る手助けとなります。
じゃがいもはアレルギーを起こしやすい食材ではあるので注意は必要ですが、ストレスを緩和してくれる効果が期待できる食材です。
さらに、にんじんには肌を健やかに保ち免疫力を高める効果が期待できます。
お好みでしらたきを加えることで、血糖値を下げる効果も期待できるようになるでしょう。
また、犬用レシピで忘れがちなのが油ですが、油にはオメガ3脂肪酸が含まれており、がん発生を抑制したり血液の流れを良くする効果が期待できます。
魚油や亜麻仁油などに多く含まれているのでおすすめです。
【作り方】
- 材料を細かく切る。(じゃがいもやにんじんはサイコロサイズに)
- 鍋に油を少量ひき牛肉を炒める
- 火が通ったら他の材料を加えて、材料が浸るぐらいのだし汁で煮る
- じゃがいもが柔らかくなり火が通ったら、鍋から取り出し冷ます ⇒ できあがり!!
レシピ② 「白身魚のスープ」
長寿国と言われる日本の主食「魚」を使った犬用レシピです。
魚は人の健康に良いとされていますが、それは犬にとっても同様です。
野菜と一緒に煮込んだスープにして、魚と野菜の旨味と栄養を摂らせてあげましょう。
【材料】
- 白身魚
- にんじんや白菜などの野菜
- だし汁(水でもOK)
魚類には、肉からは摂取出来ない貴重な栄養素をたっぷり含まれています。
特にDHAやEPAが豊富に含まれており、動脈硬化を防いだり脳の働きを正常に保ったりしてくれるなど、たくさんの健康上のメリットをもたらしてくれるでしょう。
その中でも鯛やヒラメ、カレイなどの白身魚は、赤身魚に比べ色素タンパク質の量が少なく、高タンパクで低脂肪な食材のためダイエットにも適しています。
【作り方】
- 野菜を細かく切る。
- 鍋に材料を全て入れてだし汁、または水で煮る。
- 魚をほぐす。※骨に注意!!
- 器に盛りつけ熱を取る ⇒ できあがり!!
※魚の骨は犬にとって危険です。
特にチワワのような超小型犬にとっては、例え小さな骨であっても口やのどを傷つけてしまったり胃腸に負担をかける恐れがあります。
魚の骨は、必ず取り除いてから与えるようにしましょう。
調理前に取るか、火を通してから取るかは自由ですが、チワワに与えるときは必ず骨なしの状態にしておきましょう。
手作りご飯 無理すると長続きしない
愛犬チワワの健康のために始めた手作りご飯でも、長続きしないと意味がありません。
最初から凝った料理や凝った食材を使って完璧にやろうと思うと、まず続きませんよね。
それよりも、ゆるく長く続けることが大切ですし、飼い主さんが手作りご飯を楽しんで行わなくては全く効果がないでしょう。
「今日は時間がないからドッグフードで良いよね」というような、おおらかな気持ちで初めてみることをオススメします。
この記事のまとめ
- 手作りご飯に関しては賛否両論
- 犬は、基本的に雑食動物ですが、限りなく肉食寄り
- 手作りご飯ではお肉や魚をメインに使ったレシピがおすすめ
- 手作りご飯では、便や毛ヅヤ、体重などの変化を観察して臨機応変に対応していくことが必要
- 犬にとって危険な食材があるので事前にチェックしておくこと
(ネギ類、チョコレート、ナッツ類など) - 手作りご飯のメリットには、「原材料が把握できる」「新鮮な食材を与えることができる」「体調や愛犬に合わせた食事を与えられる」「食いつきが良くなる」など
- デメリットには、「栄養やカロリー調整が難しい」「ドッグフードを食べなくなる可能性」
「保存できない」「コストがかかる」などがある - デメリットをカバーする方法
「ドッグフードの上に手作りご飯をトッピング」
「ドッグフードと手作りご飯を併用する」 - 手作りご飯のレシピ「基本的には材料を細かく刻んで茹でる」
材料の栄養素が溶け出したスープごと与えて栄養満点に。
チワワ大喜び!作ってあげたい手作りご飯レシピ さいごに
栄養の面などを考えると、「手作りご飯は難しい」ということは否めません。
しかし、ドッグフードを主食にトッピングとして与えたり併用したり工夫することで、レシピ自体はとても簡単なものが多いので手軽に始めることができますよ。
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