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まずは、ハーネスや首輪&リードで歩くことに慣らすために、室内で試してみましょう。
ハーネスや首輪&リードを付け、室内1周したら思い切り褒めるなどし、ハーネスや首輪&リードがあっても普通に歩けるようになることを目指します。
おすわり・待て・呼び戻しを完璧に
散歩をしているとき、予期せぬ出来事でシーズーが興奮してしまったとき、必ず必要になるしつけが「おすわり・待て・呼び戻し」になります。
これらができることで、どんな状況に出くわしても、シーズーを落ち着けることができます。
これらはトイレのしつけと同じくらい大切なしつけになりますので、ぜひマスターするようにしましょう。
シーズーが散歩を嫌がるときはどうしたらいい?
どんな犬でも外が大好き!散歩大好き!!と思いますか?
基本的には犬は外で遊ぶことを好みますが、稀に散歩に行くことを嫌がることがあります。
それは単純に外が嫌いということではなく、外に出たときのなにかが嫌いということが多く、その嫌だと思っている原因を見つけ、それぞれ対処することで、楽しい散歩にすることができるでしょう。
社会化が十分ではなく、外が怖い
よくあるのが、外が怖くて歩きたがらないということです。
車の音や人、様々な機械音など、シーズーにとっては理解できません。
これは、社会化期にいろいろな物を見せたり、音を聞かせたりしなかったときに多く起こります。
対策として、できれば騒々しい場所の散歩コースは避け、少しでも自然があり静かなところを選びましょう。
また、静かな場所に行くまでの道中は抱っこしての移動をし、焦らずいろんなものを見せたり、聞かせたりし、ゆっくり慣れさせていくことが重要です。
まずは、静かなところを歩かせ、外は楽しいということを覚えてもらいましょう。
被毛が長すぎる・爪が長すぎる
シーズーの被毛や爪は必要以上に伸びすぎていませんか?
外を歩くとき、風に被毛がなびき、視界を遮ってしまっていたり、爪が長すぎる場合、外を歩くときには大変不快になります。
場合によっては、爪が肉球に食い込み、歩くたびに痛みが走るかもしれません。
そういった問題がないかどうかをチェックしてみましょう。
また全身をチェックし、ケガをしていないかどうかも見てみましょう。
甘えている
甘えん坊のシーズーにありがちなことになります。
外を歩くこと自体は問題ないのですが、過去、歩きたがらない素ぶりを見せたら、飼い主さんが優しくしてくれ、ずっと抱っこしてくれたなどという経験があると、シーズーはそれをちゃんと記憶していて、甘えたくなると歩かない素ぶりを見せることがあります。
それはそれでかわいい甘えでもあるのですが、歩かないのはやはり問題です。
ときには毅然とした態度でシーズーを諭し、少し歩いたら褒めるというふうに、すぐ抱っこではなく、歩いたら褒めるという方法を試しましょう。
暑い時期の散歩は要注意
1年を通してシーズーの散歩は必要になりますが、1番気をつけたいのは暑い時期の散歩になります。
人間と違い、犬は汗腺が肉球にしかなく、汗をかいて温度調整をするということができません。
パンティング(口を開き舌を出してはぁはぁと息をすること)で体温調整をするのですが、暑い時期の外ではそれさえも十分ではありません。
特にシーズーは短頭種になるので、更に他の犬種に比べ、上手に呼吸をすることが苦手です。
熱中症を防ぐため、暑い時期の散歩は、気温が高くなる日中を避け、早朝か日が沈んだ後に行くようにしましょう。
散歩で歩かせるときには、地面が熱くないかどうか、必ず飼い主さんがご自身の手の甲でチェックするようにしてください。
シーズーはかなり地面に近いところを歩くので、地面の熱や反射熱を直に感じるので、私たちが感じる暑さよりも暑くなります。
シーズーをドッグランに連れて行きたい!!
普段リードを付けての散歩ともう1つ。
外での運動には「ドッグラン」もあります。
大抵のドッグランでは、小型~大型犬をエリア分けしているので、安心してノーリードで自由に遊ばせることができます。
普段の散歩はリード付きで済ませていても、月に何回かドッグランに連れて行ってあげることで、シーズーは自由に自然を満喫しつつ、運動することができます。
また、シーズーにお友達ができるきっかけにもなります。
最低限のしつけをマスターしたら、ドッグランに連れて行くことも考えてみましょう。
この記事のまとめ
- 体重4〜7kgmの小型犬、ダブルコートの長毛種
- 毛色:パーティーカラー、ソリッドカラー、ブリンドル
- 性格:遊ぶのが大好き、好奇心旺盛、フレンドリー、やや頑固、警戒心がある、穏やか、賢く聡明
- シーズーに散歩が必要な理由:運動、脳を活性化、ストレス解消
- シーズーはいつから散歩OK?:混合ワクチンを3回摂取後、抗体がしっかりついてから
- 散歩に必要なグッズ:ハーネスまたは首輪とリード、エチケット袋、ペットボトルに水
- 散歩デビュー前の準備:リードに慣らす、「おすわり、待て、呼び戻し」を完璧に
- シーズーの散歩:1日に1〜2回、1回15〜30分
- 散歩を嫌がる理由:「社会化が十分ではなく外が怖い」「被毛が長すぎる・爪が長すぎる」「甘えている」
- 暑い日の散歩:早朝か日が沈んだ後に行く
シーズーを散歩させるには? 散歩の方法を解説 さいごに
シーズーの性格はマイペースで好奇心旺盛、社交性も高いことから、散歩させるのは比較的楽な犬種といえます。
早いうちから外の環境に慣れさせ、混合ワクチンやノミの予防をあらかじめしっかりしておけば、安全でトラブルの少ない散歩が楽しめるようになります。
みなさんのシーズーが、ウキウキワクワクで散歩をできますように。
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