そこで、まずは性別による性格の違いから紹介いたします。
オスとメスとで性格の違いは?
パピヨンのオスとメスによる性格の違いは、一般的にはオスのほうが甘えん坊で活発、縄張り意識が強いと言われています。
一方でメスは、落ち着きがあり、自立心が強いなどと言われていたりします。
それでもやはり、一概には言い切れないところもあります。
とは言うのも、犬の性格は年齢や育てられた環境、しつけの仕方などの影響が大きく関わってきますし、去勢・避妊手術をしているかでも変わってきます。
それに加えて、親犬からの遺伝によるところも大きいと言えるでしょう。
したがって、パピヨンの性格は性別とは関係なく個体差によってそれぞれ違っているとも言えるのです。
それでも、オスよりもメスの方が成長に伴って性格的に落ち着くのが早い傾向があります。
その分しつけもしやすいと言われていて、初心者にはメスが向いているという意見も多いようです。
生活スタイルに合っている性格の子を選ぼう
一般的に言われるパピヨンの性格は、明るく活発で甘えん坊といった性格ですが、成長過程でパピヨンの性格はそれぞれ変わっていくものです。
たとえ同じパピヨンという犬種であっても、それぞれが持つ性格もあるのです。
つまり、活発で明るいタイプもいれば、おとなしめでマイペースなパピヨンもいるということです。
選ぶ基準で大切なのは、飼いたいと思ったパピヨンの性格と飼い主の生活スタイルがあっているか、よく考えてみることです。
例えば、家にいられる時間があまりないのに、甘えん坊でやんちゃなパピヨンだと遊んであげられる時間が取れず、パピヨンがストレスを感じてしまうことになるかもしれません。
したがって、どのような性格のパピヨンが適しているのか、よく考えてから決めるようにしましょう。
そうは言っても子犬の性格を見極めるのは困難なもの。
子犬の見学の際の、印象で判断するしかないでしょう。
子犬の目の前にゆっくりと手を出してみたり、抱っこした時の子犬の反応を見てみましょう。
オスとメスによる飼い方の違いは?それぞれの特徴
オスとメス、基本的には同じ飼い方で問題ありませんが、一般的にメスの方が飼いやすいという意見が多いようです。
それでは、オスとメスの性格以外での違いはどういったものがあるのでしょうか。
オスの特徴
①メスよりも大きくなる
メスよりもオスの方が体が大きく育つことが多いです。
元々パピヨンは超小型犬のですので、大きくなることで飼い方に違いが出てくるわけではないでしょう。
②片足上げておしっこする・マーキングやマウンティングをする
オスは、生後6ヶ月頃からおしっこをする時に片足をあげておしっこをするようになります。
そのため自宅内のトイレもL字型のものやポールがあるようなオス犬用のトイレが必要になってくるでしょう。
さらに、同時期に散歩中などでマーキングやマウンティングをするようになります。
マーキングとは、少量のおしっこをすることで、自分の存在をほかのワンちゃんに誇示していると言われています。
普段のおしっことは違い、臭いがついていない箇所に自分をアピールするため、強烈な臭いがします。
そのため、人の家の壁にしてしまったりしないよう配慮する必要が出てきます。
マウンティングは、性行動や上下関係を示すために行う行動のことです。
場合によっては犬同士のケンカの発端になることもあるため、しつけが必要となってきます。
マーキングは、癖がついてしまうと改善されない場合もあります。
③攻撃的になることも
未去勢のオスは、支配欲や縄張り意識が強く、他の犬などに対して攻撃的になることがあります。
支配欲が強い犬同士はケンカに繋がることも。
そうならないためには、まず小さい頃から社会性をしっかりと学ばせてあげる事が大切です。
メスの特徴
①オスより小柄
オスよりもメスの方が成長した時に小柄であることが多いです。
小柄な子が好みであればメスを選ばれると良いでしょう。
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