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チワワを思えばこそ、そんなふうに考えることありますよね?
確かに、その都度作ってあげる手作り食はおいしいでしょう。
ただしいくつか問題があります。
- 犬に必要な栄養価は人間と違う
- 子犬期に必要な栄養素を手作り食でバランスよく作るのはかなり困難
ということです。
犬の栄養学を理解し、バランスよく作ってあげられるのならいいのですが、そうもいかない場合、メインの食事は、総合栄養食として存在するドライフードをあげることが間違いありません。
手作り食をお考えであれば、チワワが成犬になってから、1日の食事の1回だけ手作り食にしてみるなどをおすすめします。
食べないと悩む前に
チワワの子犬の飼い主さんが悩む事柄に、「食べない」というのがあります。
確かに子犬が食べないと飼い主さんとしては非常に不安ですよね。
でも、食べない!と叱る前に食べない原因を考えてみましょう。
- おやつを与えすぎてませんか?
- 思ったより量が多くないですか?
- 適量をあげていますか?
犬も、人と同じように個体差があり、がつがつ食べる、食が細い、好き嫌いする、太りやすい、代謝が良いなど、同じチワワでも体質や個性はバラバラです。
他のチワワと比べるのではなく、それぞれの個体に合った適量をあげることが重要なことになります。
あまり食べなくても、元気で走り回っていれば大丈夫なことも多くあります。
神経質になりすぎず、リラックスして食べない原因を突き止め解決していきましょう。
チワワの子犬がフードを食べないときの対策
チワワの子犬の食事について、食べむらや食が細いという話を聞くことがあります。
成長するのに大切な時期、あまりに食べないと不安になってしまいますよね。
なかなか食べないのには必ず理由があります。
原因として多いのが、
- 緊張やストレス
- フードが合わない
- 反抗期(甘え)
- 体調不良
などがあります。
私たち飼い主が気を配り、工夫することで克服してあげましょう。
緊張やストレスの対策
どんなに小さなチワワでも、毎日適度な運動は必要になります。
満足できる量の運動量がないと、チワワにストレスが溜まり、食事を摂りたくないとなってしまうことがあります。
短時間でも毎日のお散歩を日課にし、お散歩に行けない日は室内で一緒に遊んであげるようにしてみましょう。
また、日々の忙しさのせいでチワワとのスキンシップなどが足りていない場合も、ストレスの原因になってしまいます。
フードが合わないときの対策
フードを切り替えたときなどに起こることが多く、神経質なチワワだといつもと違う匂いのフードだと口を付けないこともあります。
フードを切り替えるときは、1~2週間かけ今まであげていたフードと混ぜながらゆっくり替えていくようにしましょう。
また同じフードなのに突然食べなくなったというときには、そのフードにアレルギーが出てきた可能性もあります。
- 食後しきりに口や手を痒がる
- 耳を触ると熱い
- 体をよく掻いている
- 体に湿疹
- 下痢や嘔吐
などの症状がないかどうかチェックしてみましょう。
反抗期(甘え)の対策
犬の反抗期は生後3ヶ月~5ヶ月に来るといわれています。
ちょうどその頃に、食にムラが現れたときには反抗期の可能性があります。
反抗期は一過性のもので、しばらくすれば落ち着いてきます。
食事時間になかなか食べない場合、15~20分経っても食べないときは、1度食事を下げてしまいましょう。
また、食事時間をバラバラにしてみるのも方法の1つになります。
そしてもう1つ。
飼い主さんが極度に甘やかしてしまうと、チワワは自分がボスになってしまい、気に入れば食べる、気に入らなければ食べないと、わがまま放題になってしまうことがあります。
あまりにわがままなチワワになってしまうと、チワワと飼い主さん双方にストレスが溜まり、いい関係とはいえません。
適度なかわいがり方をし、しっかりしつけをするようにしましょう。
体調不良の対策
体調不良でフードを食べたがらないときには、それ以外の症状がないかを観察してみましょう。
- うんちやおしっこに異常がないか
- 寝てばかりいて遊びたがらない
- 抱っこを嫌がる
などの症状はありませんでしょうか。
子犬の体調不良は様子を見ることなく、動物病院を受診するようにしましょう。
まだまだ体力がない子犬は、食べないことは命取りになりかねません。
この記事のまとめ
- 体重1.5〜3kgの超小型犬。シングルコートとダブルコート両方あり、個体によりバラバラ
- 毛色:ホワイト、ブラック、クリーム、フォーン、レッド、チョコレート、ブラック&タン、パーティーカラー、トライカラー、ブリンドルなど
- 性格:活発、好奇心旺盛、甘えん坊、負けん気が強い、警戒心が強い、家族大好き
- チワワの離乳食:固形食を上手に食べられるようにするための、柔らかい食事
- 生後8〜9週の離乳食:手で潰せるくらいの柔らかいフード
- 生後3〜4ヶ月の離乳食:少しずつ硬めのフードに2週間くらいの時間をかけて移行する
- チワワの子犬の食事回数:1日3回以上
- フードを選ぶポイント:高タンパク質のフードを選ぶ、人工添加物を避ける、極力穀物フリーを選ぶ
- フードの保存ポイント:温度差があまりない場所で保存、湿度が高い場所でほどんはNG、フードの袋を開けっぱなしでの保存はNG、密封できる容器に移すかフードストッカーを活用する
- フードを食べないときの原因:緊張やストレス、フードが合わない、反抗期(甘え)、体調不良
チワワの子犬へのご飯の与え方とは? さいごに
ご飯は、犬たちにとって一番楽しい時間です。
単なる餌やりの時間と捉えるのではなく、楽しい食事時間が送れるように、飼い主さんも工夫したいものですね。
ドッグフードばかりではなく、お野菜をトッピングする、お肉を少しトッピングするなどしてみましょう。
みなさんのチワワがおいしいご飯を食べ、元気いっぱいに遊べますように。
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