ヨークシャーテリアの毛色の変化について

獣毛ブラシ…ブラッシングの仕上げに使う。ヨークシャーテリアの被毛の艶出しになる。

2.ヨークシャーテリアの被毛は2〜3週間に1回シャンプーを

ヨークシャーテリアを飼ってみるとわかりますが、体臭が体の大きさの割に強い傾向があります。

それは様々な要因が重なった結果、強い体臭になると言われています。

そしてその要因の1つに、ヨークシャーテリアの被毛は油分が過剰になりやすいことがあります。

ベタつく被毛はいろんなゴミなどを被毛に付けやすく、獣臭がさらに悪化する結果になります。

体臭予防にはブラッシングも効果的ですが、1番いいのはやはりシャンプーをしてあげることです。

ヨークシャーテリアのコンディションを見ながら、2〜3週間に1回はシャンプーをしてあげましょう。

また、使うシャンプーはできるだけ安価な添加物いっぱいのシャンプーではなく、

• 天然由来
• 低刺激
• 界面活性剤不使用
• 匂いのきつくないもの

など、こだわったものを選びましょう。

また、合わないシャンプーを使い続けてしまうと、皮膚が炎症を起こしたり、フケなどの原因になったりします。

そして、初めて新しいシャンプーを使うときは、使用後の様子を観察しましょう。

3.ヨークシャーテリアの食事は質の良いものを

体の健康も美しい被毛も、全ては食べた食べ物で作られます。

どうしても合わない食事を続けてしまうと、アレルギーを起こしがちになり、そうなると皮膚の炎症が起こったり、過剰な脂で被毛がベタベタしてきたりします。

体の中が強く健康であれば、自ずと外観である被毛も、強く美しい被毛になります。

フードを探す基準として、

• 材料が○○ミールなどではなく、良質な肉が原料である
• ヒューマングレード
• 添加物が少ない

などを意識して探してみましょう。

ヨークシャーテリアの毛色を生かすカットスタイル

ヨークシャーテリアの被毛をお手入れし、キレイな毛色をキープしたら、次に気になるのがヨークシャーテリアのスタイルではないでしょうか。

ヨークシャーテリアの被毛は、定期的にカットしてあげないと伸び続けてしまう特徴があります。

それは定番のスタイルだけに留まらず、季節でスタイルを変えたり、様々なスタイルをしてあげたり、ヨークシャーテリアだからこそできるスタイルがたくさんあります。

今回はそんなヨークシャーテリアにおすすめのスタイルをご紹介します。

耳を大きく丸くカット「ミッキーカット」

顔はとにかく丸くカットをし、耳周りもできるだけ大きく丸くカットします。

そうすることで、ヨークシャーテリアの顔がミッキーマウスのぬいぐるみのようになります。

全身は短くカットしてもお手入れしやすくてOKですが、手足を少しブーツカットに長くボリューミーにすることで、洋服を着せた時にボリュームある手足が、ぬいぐるみ感を出しキュートになります。

メスのヨークシャーテリアにおすすめ「耳の飾り毛を長めスタイル」

全身をロングヘアにすると、毛玉ができやすくお手入れが大変ですが、体部分と顔まわりを短めにカットし、耳の飾り毛にあるヨークシャーテリアの美しい被毛だけをロングにするスタイルがあります。

こうすることで、飾り毛を下ろすとエレガントスタイル、ポニーテールや三つ編みをしてカジュアルにすることもでき、ヨークシャーテリアの美しい毛色も楽しめるのではないでしょうか。

ヨークシャーテリアもテリア犬らしく「シュナウザーカット」

ヨークシャーテリアのカットスタイルは、顔を丸く作る柔らかい雰囲気のスタイルが多いのですが、オスのヨークシャーテリアを飼っているのなら、時にワイルドにシュナウザー風のカットスタイルはいかがでしょうか。

頭のトップと耳は短くカットし、輪郭を四角く作り、ヨークシャーテリアのロングヘアを生かし、シュナウザーの口元の髭スタイルを真似て凛々しいルックスに仕上げます。

この記事のまとめ

ヨークシャーテリアの毛色の変化について　さいごに

ホワイトの毛色を持つ犬種以外、どの犬も成長し、年を取ってくると毛色が退色してきます。

特にブラックカラーの被毛を持つ犬は、白髪混じりになってきますよね。

ただヨークシャーテリアの場合、その被毛の変化は美しい被毛の成長と捉えられている珍しいケースになります。

実際その変化は大変美しく、お手入れをすればするほど、年齢を感じない美しさを見せてくれます。

またヨークシャーテリアは長毛種になるので、そんな美しい毛色を様々なスタイルで輝かせることができます。

ぜひ、ご自身のヨークシャーテリアだけのオリジナルスタイルを見つけ、さっそうとお散歩に出かけましょう!