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そして年をとるごとに、被毛のハリやツヤが衰えてきてしまいます。
ヨークシャーテリアの体力によっては、あまり手の込んだトリミングは難しくなるかもしれませんが、ブラッシングだけは日課にするようにしましょう。
ブラッシングは被毛のもつれを梳かすためだけでなく、皮膚のマッサージにもなるのでより健康な被毛をキープするのに効果があります。
タンってどういう意味？
ところで、タンって意味ご存知ですか？
よく、目の上にある眉のような毛の部分のことをタンだと思っている方がおられますが、実は違うんです。
タンは、なめし皮の色茶色系の色の一種で皮の色を示す言葉。
ですので、この目の上の毛の部分が白い場合はタンとは言わないのです。
ヨークシャーテリアの場合は、この部分が白いということはなく、タン色なので子犬のときはブラック＆タンとして間違いないのですが、他の犬種では違う場合があります。
毛色や部分でも違うので、ややこしいですが面白いですよね。
ヨークシャテリアの毛色は七変化を楽しめる
ヨークシャーテリアは、七変化が楽しめる犬種だとも言われています。
成長とともにこんなにも毛色が変化する犬種は結構珍しいのではないでしょか？
毎日見ているとわかりにくいかもしれませんが、その時々で写真を撮っていると、やはり違いに驚きます。
また、最近ではヨークシャーテリアもさまざまなカットが開発され、編み込みをしたりと色々なお顔が楽しめるようになりました。
ドッグショーに出す場合は、ショーカットといって独特の毛の伸ばし方が必要ですが、家庭犬として飼われている場合は毛色の変化だけでなく、色々なカットを楽しむのも良いですね。
自慢の我が子・ヨークシャエリアに適した手入れを
ヨークシャーテリアはなんといっても手入れが重要です。
シルクのような美しい毛をいつまでも保つためには、専用のシャンプーを試したり、ヨークシャーテリアに詳しいトリマーさんに相談するなど、お手入れに力を入れてあげていただきたいと思います。
ヨークシャーテリアの毛色はトリミングで変わっちゃうって本当!?
ヨークシャーテリアの被毛をクリッパーでカットすると、毛色が変わってしまうなんて話を聞いたことありませんか?
実際に変わってしまうのかというと「変わらない」が正解です。
ただし、ご紹介してきている通り、ヨークシャーテリアの毛色は何度も変わっていきます。
そのため場合によりトリミングをすると、根本から違う色の被毛が生えてきている中、毛先をカットしていくので、出来上がったスタイルの被毛の根元の毛色が目立つようになり、毛色が変わったように見えることがあります。
ヨークシャーテリアのトリミングで毛色以外に気をつけたいこと
毛色自体が変わることはありませんが、気をつけたいことが1つあります。
それは、ヨークシャーテリアのトリミングでクリッパーを使い、短くカットした場合（特にサマーカット）、次に生えてくる被毛の質感が変わってしまったりすることがあります。
常に短いカットで通すのであれば、特別気にすることもないかもしれませんが、フルコートにするかもしれないなど、ロングヘアにする可能性があるときには、トリミングは少し割高になるかもしれませんが、クリッパーではなく全身ハサミでのカットをお願いするようにしましょう。
ヨークシャーテリアの毛色と被毛をキープする方法
どんなにキレイな毛色を持つヨークシャーテリアも、きちんとお手入れをしてあげないと、被毛はツヤを失い、切れ毛や毛玉だらけの被毛では、全く美しいとは言えません。
せっかく他の犬種とは違う、美しい毛色を持つヨークシャーテリアです。
動く宝石と揶揄されるに相応しい毛色と被毛をキープできるように、どんな方法があるか3つご紹介します。
1.ヨークシャーテリアの被毛は毎日ブラッシングが必須
まず、被毛のお手入れの基本はブラッシングになります。
「短くカットして、毛玉になることもないから毎日は必要ないんじゃ…」
などと言ってはいけません。
ブラッシングの目的は、被毛に絡みついたゴミやホコリを取る以外に、被毛を梳かし、毛玉を除去したり絡んだ被毛を整えたりします。
そしてもう1つ重要な役割が、皮膚へのマッサージ効果です。
優しく被毛をブラッシングすることで、同時に皮膚への刺激となり、血行が良くなります。
皮膚が丈夫であれば、そこから丈夫な美しい被毛が生えてくることにつながります。
◆ヨークシャーテリアに使うブラシの種類◆
スリッカーブラシ…ブラシ部分が針金でできていることが多く、先端部分がくの字に曲がっている。使い方を間違えると、皮膚を傷つけることがあるため注意が必要。
コーム…人が使うコームと同じ形で、ステンレス製〜プラスチック製まで色々。（ステンレス製の物の方が、静電気が発生しにくく便利）スリッカーを使用後、毛並みを整えたりするのに使用。
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