チワワの生活範囲は思っている以上に低い
当然ですが、チワワの目線は私たち人間の目線よりはるかに低いですよね。
でも、思っている以上に地面に近いのです。
高さ的には、成人が四つん這いになった高さよりもまだ少し低いくらいではないでしょうか?このため、チワワにとっては人間の生活環境はかなり危険なものであると言えますね。
かといって、まさかチワワの目線で人間も生活するわけにはいきませんので、人間の生活環境にチワワに合わせてもらわないといけません。
ただ、自分たちが思っている以上に、低い目線で暮らしているのだと言うことを念頭において飼育すればおのずと対策は考えられます。
頭が致命傷になる
どのワンコもそうですが、頭の怪我は致命傷になります。
特に落下物には気を付けなくてはいけません。
小さなものや軽いものであってもうちどころが悪ければ、死亡事故にも繋がります。
自宅の中でヘルメットを付けておくなどは不可能ですので、家の中にあまり物を置かない、飾り物が置いてある部屋にはチワワは入れないなど工夫しましょう。
また、一軒家などで階段があるお家は、階段からの落下には十分注意します。
階段から落ちて死亡する事故も増えています。
2階にはあげない、2階が居住スペースになっているのであれば、階段を上り下りさせないように躾けるなどが重要です。
階段を上り下りしている間に滑って転んで怪我をするなどは、チワワにとっては命取りになってしまいます。
誤飲対策も必要
チワワは口が小さいので、あまり無いように思えますが、実は誤飲の事故は多発しています。
便としてそのまま排泄されるような物質であればあまり心配はいりませんが、人間用の薬や、お酒(アルコール)などでは毎年亡くなっている子がいます。
チワワの手の届くところに置いておかないというだけでなく、特に小さなお子様も同居なさっているご家庭は、そのお子様も触らないような高い場所に置いておくことが必要です。
小さなお子様は悪気なく、チワワちゃんに食べさせてはいけないものを与えることもあるでしょう。
最悪の事故を防ぐためにも、大人の方がきちんと管理することが重要なポイントとなってきます。
楽観視せずに、今一度生活環境を見直してみましょう。
温度にも注意してあげよう
先程も述べましたが、チワワの生活環境はかなり低い位置になります。
ですので、冬は思った以上に冷えに弱く、お腹を壊しやすいのです。
これは床からの冷えに耐えられずにお腹を壊してしまうケースも考えられますので、床の温度にも十分注意してあげてください。
また、チワワにとって適切な温度や湿度を計るのにも、人の目線ではなくチワワの目線で計ってあげるようにしてください。
年間を通して温度差が激しくない方がチワワへの負担は軽減されます。
お出かけの際などは、エアコンで調整できるようにする等気配りしてくださいね。
震災に備えて
阪神大震災、関東・東北大震災、熊本大震災など近年大きな震災が続いていますので、ペットの震災対策も真剣に考えられるようになってきました。
一緒に避難することが基本ですから、ひごろから震災が起こったらどのようにすべきか、十分に備えておきましょう。
コメントを残す