チワワの耳の毛はカットするべき?上手なお手入れのポイント

ロングコートチワワ

そのため、トリミングをするときは、トリマーさんとよく相談した上で行うなどすると良いでしょう。

また、夏の暑さ対策としてサマーカットをすることもありますが、被毛が短くなることで、被毛によって守られていた皮膚への紫外線ダメージや、温度調整された室内などで過ごす場合には逆に寒くなってしまうこともあります。

サマーカットをする場合には、犬服を着せてあげるなどしてチワワが快適に過ごせるよう工夫してあげることが必要となるでしょう。

チワワの耳の毛はカットするべき?

チワワの耳の毛は毛玉ができやすい

ロングコートチワワの毛は全体的には毛玉ができにくい毛質をしていますが、耳の後ろの部分は毛玉ができやすい傾向があります。

さらにロングコートチワワは抜け毛が多いので毎日のブラッシングが必須です。
特に耳の後ろは毛玉になってしまうと、ほぐれにくくなってしまうので念入りに行う必要があります。

そして、できてしまった毛玉をそのままにしておくと汚れが溜まったり通気性が悪くなるなど衛生面でも良くありません。
さらにその状態を放置しておくことで皮膚病や耳の病気などを発症することも考えられるでしょう。

チワワのかかりやすい耳の病気

チワワがかかりやすいと言われる耳の病気には「耳血腫」「外耳炎」などがあります。

本来、立ち耳であるチワワは耳の中の通気性も良く発症することは少ないですが、耳の毛を放置したり耳掃除を怠ることで発症することがあるのです。

いずれも耳掃除や耳周りの衛生面に気を付けてあげることで、ある程度予防ができる病気となります。

◆耳血腫
耳血腫とは、耳介(耳たぶ)に血液や分泌物が溜まり耳が膨らんだ状態になる病気のことです。
さらに症状には、強いかゆみや痛み、熱を伴います。
耳を強く引っかいたときや、耳の打撲、ほかの犬に耳を咬まれることなどが原因で起こり、治療では注射や切開手術が必要になることもあります。

◆外耳炎
外耳炎とは、細菌や寄生虫などによって耳の外耳道が炎症する病気のことです。
耳の中の通気性が悪く汚れやすい環境となることで引き起こしやすい病気となります。
通常垂れ耳の犬種にかかりやすい病気とされていますが、チワワにおいても耳周りの毛玉によって通気性が悪くなったり、シャンプー後など水分が耳の中に残った状態が続くと細菌が繁殖しやすい環境となり外耳炎を起こしやすくなります。

チワワの耳の毛はカットするべき?

ロングコートチワワの耳の毛は毛玉になりやすい、さらに毛玉から耳の病気を発症する可能性もあると紹介してきましたが、以上のことからもチワワの耳の毛はカットしてあげた方が良いと言えるでしょう。

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