犬が食べてはいけない食べ物
イカ・タコ・カニ
これら3点は食べると腰が抜けてしまう、とよく耳にします。
実際は腰が抜けるというよりも酷い消化不良を起こしやすい食べ物です。
下痢や嘔吐などを引き起こしてしまうので、絶対に食べさせてはいけません。
またタコとイカにはチアミナーゼという成分が含まれており、ビタミンB1を破壊してしまう働きを持ってるので注意しましょう。
スルメ・ドライフルーツ
乾物類はあまりお勧めしません。
理由として胃の中で膨張してしまうということが挙げられます。
大量に摂取してしまうと最悪の場合腸や胃に詰まってしまい、手術を余儀なくされてしまうこともあります。
匂いが強く反応する犬も多いため、犬の手の届かないところに保管するようにしましょう。
生肉
牛肉、豚肉、鶏肉同様に寄生虫や細菌、鶏肉ではサルモネラ菌など様々な病原体がいる為生では与えてはいけません。
必ず過熱して与えましょう。
また過熱した場合でも与えすぎは栄養バランスが崩れてしまう場合もあるので各肉バランスよく、量を調節しながら与えましょう。
鶏肉
鶏肉自体を与えることは適量であれば問題はありません。
なぜ鶏肉が与えてはいけない食べ物に入るのかというと、その原因は骨にあります。
鳥の骨は空を飛ぶために少しでも軽くしようと中が中空になっています。
そのため強くかんだ際に骨が割れ、口や喉の奥に刺さってしまうことがあるのです。
鶏肉を与える際には必ず骨を取り除いてからにしましょう。
ネギ類
ニンニクやショウガ、タマネギ、ネギなどネギ類の植物は犬にとってとても危険な植物です。
このネギ類にはアリルプロピルジスルフィドという中毒症状を引き起こす物質が含まれています。
この中毒は非常に厄介なもので、溶結性の貧血やヘモグロビン尿などの重篤な症状を引き起こします。
過熱をしてもその毒性は消えないため注意が必要です。
またハンバーグなどに使用した場合も絶対に与えてはいけません。
実だけではなく知るなどにも多く含まれています。
カフェイン
カフェインやコーヒーやチョコレート、緑茶など人間にとって身近なものに多く含まれています。
人間でも起こるものですが、カフェイン中毒というものがあります。
カフェインは毒にも薬にもなる成分です。
神経を興奮させる作用があり、下痢や嘔吐、頻尿などの症状がみられます。
重篤な症状になると痙攣を起こしたり、昏睡状態に陥ることもあります。
最悪の場合死に至ることもあるので与えないようにしましょう。
特にカカオが含まれているチョコレートやココアなどは危険です。
カフェインの他に犬に死に至らしめてしまう可能性のある物質が含まれているので絶対に与えてはいけません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
上記で紹介した食べ物の他にも犬に与えてはいけない食べ物は色々あります。
食べたがっているからと言ってなんでも与えてはいけません。
この食べ物は与えても大丈夫だろうか、少しでもそう疑問に思ったら調べてみましょう。
中には命に係わることもある食べ物もあるので、愛犬のためにもしっかりと知識を身につけましょう。
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