パグがかかりやすい病気
独特な見た目と素直で優しい性格のパグは根強い人気を有しています。
しかし、その独特な特徴がかかりやすい病気の原因になっていることが多いようです。
今回は、パグに多い代表的な病気を取り上げていますが、他にも皮膚や関節などの病気も予想されます。
パグがかかりやすい病気① 角膜潰瘍
パグのように目が前へ突出している犬種に多い病気で、目が前に出ている分小石や枝などで傷を負いやすく、そこから細菌や真菌により感染を起こし角膜の組織が部分的に欠損することです。
傷ついたままの角膜を放置すると、穴が空いて失明の恐れもあります。
治療には、数週間~長期にわたって治療になることが多く、状態がひどい場合には手術が必要になることもあります。
パグがかかりやすい病気② 鼻腔狭窄
パグやブルドッグなどの短頭種に多い先天的な疾患で、鼻の孔や奥の気道が狭くなっている病気です。
呼吸が荒く、鼻をならす症状が目立ちます。
興奮した場合や暑い時期に症状が悪化しやすく呼吸困難を起こすこともあります。
軽症であれば治療は行わずうまく付き合っていく病気ですが、重症の場合には手術によって外鼻孔を広げる必要があります。
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