柴犬もいびきをかくの?ちょっと心配ないびきとは?

いびきをかいて寝ているかと思ったら、突然いびきが止まるような時には要注意です。
ちゃんと呼吸ができているか確認してみましょう。

一時的に呼吸が止まっていて無呼吸の状態が長く続くと、体に酸素が行き渡らなくなるため、危険な状況に陥ることも考えられます。

寝ている時に「無呼吸」状態の症状が見られる場合には、動物病院で一度診てもらうようにしましょう。

病院に行くときには

犬のいびきが気になって病院に連れていく場合には、いびきをかいている状態を動画で撮影しておくと診察時の診断に役立つことがあります。

スマホなどで動画を撮影して、いびきの音や無呼吸状態の様子を、獣医師に確認してもらうようにしましょう。

柴犬のいびき対策

いびきをかく原因には、病気によるものと、急を要するような心配がないものがあると紹介してきましたが、いずれも「肥満」や「アレルギー」などで完全な健康体とは言いきれない状態であることが分かります。

また、いびきがひどくなれば「無呼吸症候群」を引き起こす可能性もあるため、いびきの原因が病気でなくても、今以上にひどくならないよう対策をしていきましょう。

いびき対策①
「ダイエット(減量)させる」

いびきの大きな原因となる「肥満」を解消するため、ダイエット(減量)させてあげましょう。

肥満は、いびきどころか他の病気を引き起こす原因にもなり得ます。

散歩時間を増やす、ヘルシーフードに変える、おやつを減らすなど、食事と運動の管理を行って体重を減量させていきましょう。

柴犬の平均体重は、体重6~11kgと言われています。
この体重を参考にダイエットをさせてあげましょう。

しかし、個体によっては体重が13kgであっても肥満ではないこともありますので、自分の柴犬が肥満かどうかわからない場合には獣医師に確認してみても良いでしょう。

また、明らかに肉付きがよく大幅なダイエットが必要な場合には、ダイエットによって逆に体調を崩しかねませんので獣医師に相談の上で減量を行っていった方が良いでしょう

柴犬のいびき対策②
「体勢を変えてあげる」

人間は仰向けになっている時にいびきをかきやすいですが、それと同じように犬にもいびきをかきやすい体勢があります。

柴犬がいつも決まった体勢で寝ている時にいびきをかくという場合には、その体勢から変えてあげましょう。

背中を丸めた体勢にするといびきが軽減するようです。

柴犬のいびき対策③
「空気清浄機を使う」

家庭内に喫煙者がいる場合の副流煙対策として、またはアレルギー対策として空気清浄機を活用しましょう。

また、喫煙者がいる場合に関しては、犬のいる場所で喫煙しないなどの配慮も必要となってきます。

柴犬のいびき対策④
「アレルゲンの特定と接触を避ける」

アレルギーが原因となっていびきをかいている場合には、アレルギーの原因となるアレルゲンとの接触を避けていかなければなりません。
そのためには、アレルゲンが何なのか特定することが必要です。

どんなものを食べた時、どんなことをしている時に症状が現れたかなどを記録しておくと良いでしょう。
その情報をもとに、動物病院でアレルギー検査をしてもらいましょう。

柴犬のいびき対策⑤
「安らかな呼吸を与えるハーブやアロマを活用してみる」

近年「ドッグアロマ」が注目されつつありますが、その中に呼吸器に効果のあるアロマやハーブがあるようです。

呼吸器系に効果のあるアロマには、「ラベンダー」や「パイン」などがあります。

【参考商品】
『プラグアロマ ミッシングユー』
『ヒルトンハーブ ハッカウェイ』

この記事のまとめ


柴犬のいびき
  • いびきは気道が狭くなることで起こるもの
  • 人間同様、柴犬もいびきをかく!!
  • 柴犬の我慢強い性格は、病気の発見が遅れる可能性があるので要注意
  • 柴犬のいびきの原因:「肥満」「タバコの影響」「薬の副作用によるもの」「老化によるもの」が考えられる。
  • いびきが起こる病気には、「気管虚脱」「軟口蓋過長症」「心臓病」「腫瘍」「アレルギー」などがある。
  • いびきによって起こる「無呼吸症候群」に注意!!
  • いびきの加減や他の症状が現れていないかを観察すること
  • すぐにできるいびき対策
    「ダイエット(減量)させる」
    「体勢を変えてあげる」
    「空気清浄機を使う」
    「アレルゲンの特定と接触を避ける」
    「安らかな呼吸を与えるハーブやアロマを活用してみる」

柴犬のいびきについて まとめ

柴犬のいびきには心配がないものもありますが、病気が原因になっているものも意外と多いです。

いびきの原因になる病気には飼い主が注意することによって防ぐことができるものも多いです。
肥満になるといびきが起こることが多いので、太らせないようにすることも大切ですね。

いびきは愛嬌があってかわいいものですが、それだけで済ませられないこともあるので、少しでも心配なことがあれば、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

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