目は球体のため、そこにピントを合わせてしまうと、ピントの位置がずれてしまい、全体がぼやっとした写真になってしまうことがあります。
逆に、目の下側でピントを合わせて撮ろうとすると、出っ張っている犬の鼻の方にピントが合ってしまい、また、イメージと違う写真になってしまうことがあります。
それらを防ぐため、ピントは目のフチの上側で合わせると失敗が少ないので、お試しください。
光を活用しよう!!
光には「順光」と「逆光」とあります。
順光は顔に向かって光が当たることで、逆光は背後から光が当たることをいいます。
順光での写真は、くっきりと愛犬を撮ることができ、鮮やかになります。
逆光の場合は、背後からの光が愛犬の被毛をキラキラと輝かせて写します。
また、表情や背景が柔らかい印象になります。
ただし、逆光の場合は明るめに調整して、顔が暗くならないようにする必要があります。
背景に凝ろう
愛犬の写真を撮るときの背景にも意識してみましょう。
生活感ありありな背景より、さっと片付けてきれいな背景にした場合とでは、写真の出来栄えが変わってきます。
また、背景に季節感のある小物などを作って撮ることもおすすめします。
また、スマホのポートレート機能を使うなどして、背景をわざとぼやかして、一眼レス風の写真にすることも可能です。
構図を考えよう
愛犬が真ん中の位置にいる写真を基本とし、撮影画面を三分割し、愛犬を中心からわざとずらして撮影したり、水平に撮るだけではなく、わざと斜めに撮影したりすることで、別の表情の写真を撮ることができます。
また、愛犬の目線がカメラになく、遠くの景色を見つめる愛犬などわざと視線を外して撮る構図も、愛犬目線の趣のある写真を撮ることができます。
たくさん撮ろう!!
最高の1枚を撮るためには、1発勝負ではなく数で勝負しましょう
連写で数多く、動き回る愛犬を撮影することで、思いもしない最高にかわいい一瞬の表情を捉えている可能性があります。
ボケたりブレたりしているものは、後から全て削除すればいいので、とにかく連写で撮りまくるのも、かわいい愛犬の写真撮影のコツになります。
連写撮影について
連写で写真を撮るのは、普通に写真を撮ることと違い、走っているときや遊びまわっている姿を撮影することができます。
走っているところも、連写撮影すればブレずに良い表情を捉えている写真が撮影できたり、一歩一歩違う表情がとれることも可能になります。
とにかくブレた写真は撮りたくない!という場合、三脚などを使ってスマホやカメラを固定して撮影してみましょう。
コロコロとかわる表情、繊細なヒゲや毛並み…一瞬の表情を写真に残すことができます。
また、スマホ用のワイヤレスカメラシャッターを使えば、撮影する時に画面を見なくても大丈夫ので、愛犬の気を引くために、飼い主さんが愛犬の注目を向けるために、身振り手振りを大きくし、愛犬がどう動くかにフォーカスすることができます。
まとめ
よりかわいい愛犬の姿を撮影する方法をご紹介いたしました。
愛犬のクセや、どんな表情がかわいいか、愛犬の全てをわかっているのは飼い主さんだけになります。
ご紹介した方法以外にも、いろいろな撮り方をしてみましょう。
自分だけが知る愛らしく、愛おしい愛犬の姿をぜひ、写真にたくさん残してください。