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最初は遊びの延長のように、ガーゼで軽くこするだけでも効果はあります。
慣れてくるにしたがって歯ブラシを使って奥まで磨けるようにしていきましよう。
ロングコートチワワの注意する病気
ロングコートチワワの注意する病気 その① 水頭症
水頭症とは脳脊髄液が溜まりすぎることによって脳内の圧力が異常に高まり、さまざまな症状が現れる脳の病気です。
チワワは先天的に水頭症になりやすく、後天的な原因でも発症することがあります。
命に関わる大きな病気ですが、早期治療をすることにより症状を抑えることも可能です。
ロングコートチワワの注意する病気 その② 膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は膝のお皿が正常な位置よりもずれてしまう病気です。
小型犬に発症しやすい病気ですが、特にチワワは脚が細いために、よりかかりやすいと言えるでしょう。
初期にはほとんど症状は現れませんが、少し進んでくると不自然な歩き方で気がつくことがあります。
歩き方に不自然なところが見えたら、早く動物病院へ行くようにしましょう。
ロングコートチワワの注意する病気 その② 僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁閉鎖不全症は高齢の小型犬に多い心臓の病気です。
キャバリアに多いことが知られていますが、ロングコートチワワの発症例も多いです。
僧帽弁とは左心房と左心室にある弁で、これが閉じないことにより血液が循環できずに左心房に逆流してしまいます。
初期にはほとんど症状がありませんが、咳などで気がつくことが多いです。
咳がでるのは、かなり症状が進んでしまっている状態ですが、できるだけ早く治療を始めることで進行を遅らせることもできます。
ロングコートチワワの注意する病気 その③ 角膜炎
ロングコートチワワは目が大きく前に出ているので、ゴミが入りやすく角膜炎などの目の病気になりやすい傾向があります。
涙が多く出ていたり、目をこすっていたりすることが多くなってきたら、目の病気の可能性があります。
目に炎症がないか、目やにが出ていないかを、毎日チェックするようにしましょう。
ロングコートチワワとのミックス犬
ロングコートチワワ+マルチーズ
どちらに似たとしても、甘え上手で愛情深いミックス犬になります。
体が小さく手入れも簡単で散歩も長時間必要ないので、年配の方や女性の方でも上手に飼うことができます。
ロングコートチワワ+ポメラニアン
ポメチワと呼ばれて人気があるミックス犬になります。
被毛がゴージャスな分、チワワより大きめに見えます。
顔つきなどはどちらに似るかで変わってきます。
半々でうまくミックスされる場合や、片方に強く似る場合など様々です。
ロングコートチワワ+トイプードル
チワプーと呼ばれています。
性格はプードルの賢さを引き継ぎ、チワワの甘え上手を引き継ぐようです。
チワプーの場合、大きさは個体差がありますが大体3kg前後に収まることがほとんどになります。
また手足はチワワより長く、体高が高めになる傾向があります。
ロングコートチワワを飼うのに向いている飼い主は?
ロングコートチワワは大型犬などと違い、運動量も多くなく、飼育スペースも広く必要としないので、アパートやマンションなどでも飼うことが可能です。
ただし逆に、外の気温に対応することが難しいので、外で飼うことは不可能になります。
それらを踏まえて、ロングコートチワワを飼うのに向いている人として、
- 室内飼いができる
- 毎日短時間でも散歩に行ける
- しつけをきちんとできる
- 抜け毛があるため、掃除をこまめにできる
- 万が一のケガや病気のために経済的余裕がある
などがあります。
あなたはいくつクリアできますか?
ロングコートチワワのサマーカットの注意点
ロングコートチワワの被毛は、冬はとても暖かそうですが、夏はとても暑そうですよね。
そこで夏はばっさりと、まるでスムースコートのようにカットしてしまう飼い主さんが多いですが、これはロングコートチワワにとって良いのか、悪いのか、注意するポイントを少し説明してみます。
ロングコートチワワのサマーカットのメリット
ロングコートチワワがサマーカットにしてすっきりとすると、見た目にも涼しげです。
ブラッシングをするのも楽で、毛玉になってしまうこともありません。
シャンプーをする時も時間がかからず、ドライヤーで乾かす時間も短縮できます。
ロングコートチワワのサマーカットのデメリット
ロングコートチワワをすっきりさせたいばかりに、バリカンでスムースコートチワワ以上に毛を刈り込んでしまうと、涼しくなるのは良いのですが、紫外線やエアコンの冷風を体に直に受けてしまうことになります。
皮膚近くにバリカンを使うことで、肌が弱いチワワはかぶれてしまうこともあります。
また、秋になって毛が伸びてきたときに毛の質が変わってしまうこともあります。
サマーカットをする時に注意することは?
あまり短くしすぎると、伸びてきたときに毛質が変わってしまうことがありますので、短く切りすぎないことを心がけましょう。
サマーカットをしたロングコートチワワは、今まで体を覆っていた長い毛がなくなってしまったわけですので、飼い主が考えている以上に紫外線やエアコンの冷気にさらされることになります。
散歩に行くときは直射日光が当たる時間を避けるようにして、部屋の中ではエアコンの風に当たらないように気をつけるようにしてあげましょう。
ロングコートチワワのグッズ紹介
ロングコートチワワを飼っていると、外出先で思わずロングコートチワワのグッズを探してしまうことはありませんか?
今回はそんなロングコートチワワファンへ、様々なグッズをご紹介します。
ロングコートチワワを飼っている友達へのプレゼントにもどうぞ!
ロングコートチワワのぬいぐるみ
本物そっくりに眠るぬいぐるみです。
呼吸しているようにゆっくり上下する手の込んだぬいぐるみです。
ロングコートチワワの携帯ストラップ
本革で作ったロングコートチワワの携帯ストラップになります。
子供っぽくなりすぎないデザインなので、大人でも使えます。
ロングコートチワワの手ぬぐい
ありそうでなかったロングコートチワワをモチーフにした手ぬぐいになります。
高級国産綿織物で、色落ちしにくいのが特徴です。
ハンカチとしても、ペットボトルカバーにしたり、お弁当を包んだりと使い方様々あります。
この記事のまとめ
- 体重1〜3kgの超小型犬
- 小さくても勇敢。甘えん坊で怖がりな面もあり
- ダブルコートの長毛種。毛色は「ブラック」「ブラックタン」「ブラック&ホワイト」「ブラックタン&ホワイト」「フォーン」「フォーン&ホワイト」「レッド」「レッド&ホワイト」など
- しつけの基本は褒めること。絶対に手はあげない
- 注意したい病気:水頭症、膝蓋骨脱臼、僧帽弁閉鎖不全症など
- ロングコートチワワの価格相場は20〜30万円
- ロングコートチワワは抜け毛が多い。換毛期は1日に数回ブラッシングをすること
ロングコートチワワの基本情報~さいごに
ロングコートチワワは、見た目も可愛く、性格も甘えん坊で人懐こくて、とても可愛い犬です。
小さいためにケガや病気をしやすい傾向がありますが、特に短命といしうことはなく、長生きするチワワもたくさんいます。
可愛がれば可愛がるほど、飼い主の愛情に応えてくれる犬で、子どもから高齢の方まで、誰とでも仲良くできる犬です。
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