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犬のしゃっくりの原因・理由
しゃっくりが起こる原因は、何らかの原因により呼吸器にある横隔膜という筋肉が痙攣することによって起ります。
この原因は、私たち人間と同じです。
また、通常のしゃっくりは時々起こり、1回の時間は数分間ですので、あまり気にしなくても良いのですが、中にも注意が必要なしゃっくりもあります。
では、しゃっくりが起こる原因などをみていきましょう。
食事の時間が早い
これは、分かりやすい様にいいますと、「早食い」です。
しゃっくりは、体内の中のガスを排出するともいわれています。
食べるスピードが早いことによって、食べることで出るガスを排出しているということも考えられます。
また、急いで胃に食べ物を入れることや冷たいものを飲んだり食べることによって、横隔膜がビックリしてしまい(刺激となり)しゃっくりの原因にもなってしまうことがあります。
フードの硬さなどが的確ではない
今のフードの硬さが、愛犬に合っていないということです。
この場合はフードを見直すことが大切です。
現在、ペットショップやホームセンターなどで、さまざまな硬さや大きさの粒のフードが展開していますので、愛犬に合ったフードを探してみてください。
(場所によってはフードのサンプルが置いてある場合があります。
)また、急にフードの種類を変えたりすると下痢をしたり、嘔吐するなどの原因にもなるとこがありますので、フードの切り替えは日にちをかけて少しづつ、元々与えているフードに混ぜる量を増やしていきましょう。
不安症やストレスによる交感神経の過剰な緊張
引っ越しなどの環境の変化や恐怖に思うことがあったりなど。
この場合は、飼い主が近くにいてあげて優しく撫でたりしてあげてください。
また、運動不足でも犬にとってはストレスになることがあります。
日頃から、適度な運動をおこないましょう。
何らかの病気
しゃっくりが原因で、病気が見つかることもあります。
心臓疾患、呼吸器疾患、脳疾患、消化器疾患(寄生虫)などの病気の場合もあります。
(病気については下記の「しゃっくりから考えられる病気」を参考にしてください。
)
低体温症
低体温でもしゃっくりが起きることがあります。
低体温は、自律神経が乱れることがあり、体温が低くなります。
また、夏場はエアコンのかけすぎに注意してください。
冬場も寒いと、この症状は起きることがありますので、夏場・冬場ともに温度調節が大切です。
犬のしゃっくり対処法(ホームケアや応急処置)
次はしゃっくりを止める対処方法です。
試してみてください。
- 水を飲ませる
- フードの量の調節・・・1回分の量を数回に分けて与えるなど。
- 胸や喉をゆっくりとさすってあげる。
- 驚かせる・・・これは、あまりやりすぎても効果がなくなる場合があります。
- 軽い運動をして、呼吸パターンを変える。
- 何かで気を逸らせる・・・オモチャなどで遊んだりしてあげましょう。
上記の方法の中の「水を飲ませる」というのは、しゃっくりの最中ですと逆に咳き込んだりしてしまうことがありますので一度にたくさん飲むということには注意してください。
犬は自分で調節して飲むのは難しいので、飼い主が少しずつ水を与えるなどをしてください。
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