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世界で注目を集めた有名な犬達の名前と共にそのエピソードについて調べてみました。
オバマ大統領が愛した犬 ポルトガル・ウォータードックのポー
オバマ氏が大統領に就任したときにファースト・ドックとしてホワイトハウスに迎えられた犬です。
ポーは優秀な水中作業犬として評価の高いポルトガル・ウォータードックという犬種です。
オバマ氏の娘達は動物アレルギーを持っていたため、アレルギーを起こしにくいといわれているこの犬種が選ばれたといわれています。
２００８年の大統領就任挨拶の中でもこの犬について語っています。
始めて宇宙船に乗った犬 ライカ
ライカは元野良のメス犬で、史上初めて地球から飛び立った動物として大きな話題を呼びました。
１９７５年ソ連（現ロシア）の人工衛星スプートニク２号に一匹だけで乗り地球を旋回しました。
日本で一番有名な犬 忠犬ハチ公
この犬を日本で知らない人はいないのではないでしょうか。
大学教授の上野英三郎が出勤するとき、渋谷駅まで毎日お供をしていた秋田犬のハチは、上野教授が亡くなった後もずっと渋谷の駅前で教授の帰りを待ち続けました。
そのひたむきな忠実さが感動を呼び、渋谷の駅前には忠犬ハチ公の銅像が建てられ、日本やハリウッドでも映画化されるほど有名になりました。
多くの人命を救ったスイスの救助犬 バリー
スイスの人命救助犬のバリーは雪山で遭難した人を４０人も救った勇敢な犬です。
その功績を賛えてスイスのベルン自然歴史博物館にはベリーの剥製が展示されています。
実験で大きな成果だした犬 名前不明「パブロフの犬」
今では条件反射を示す言葉として知られている「パブロフの犬」は、
ロシヤの医学者イワン・パブロフが実験から導き出したものです。
実験には数百等の犬が使われており、パブロフの犬というのは１頭の犬のことを示しているのではありません。
飼い主を思い続ける犬 企業マークにもなったニッパー
ビクターの企業マークにもなっている、蓄音機の前で首をかしげて音を聞いている姿で有名な犬の名前はニッパーといいます。
企業のマークのイメージから音楽を聞いているように思われていますが、実は亡くなった飼い主の声を聴いているのだそうです。
この蓄音機の時代に自分の声を録音していた人がいることにも驚きますが、飼い主の姿はなくてもずっとそばで飼い主の声を聴ける犬は幸せだったでしょうね。
犬好きなら絶対泣ける！ 感動、犬の映画の主人公達
犬を愛する人はもちろん、犬を飼ったことのない人にも是非見て欲しい、犬が主人公の映画を集めてみました。
犬に名前をつける日
飼い主の飼育放棄やブリーダー崩壊、捨て犬の野生化などさまざまな理由によって名前を失い、行き場を失くした犬達が収容される動物愛護センターの過酷な現実と、殺処分される犬達を救うために奔走する保護犬団体の人達の姿を一人の女性テレビディレクターの目を通して描かれたドキュメンタリードラマです。
人間の持つエゴと傲慢さに愕然となりますが、ひたむきに保護犬と向き合う人達の姿に、今の自分に何ができるのかが問われる映画です。
星守る犬
村上たかしの人気コミック「星守る犬」を映画化したものです。
職を失い家族とも離散しホームレスになった初老の男（西田敏行）と愛犬ハッピー（秋田犬）の死へと向かう旅の軌跡を辿るロードムービーです。
描かれているのは病気、リストラ、熟年離婚、家庭崩壊など決して明るいものではありませんが、飼い主がどんな状況にあっても、ひたすら側に寄り添う愛犬ハッピーの姿に胸が詰まります。
北海道の美しい自然の中に群生する広大な向日葵畑で、静かに向き合うお父さんとハッピーの穏やかなシーンは、見る者の心を温かい涙で包みます。
この映画の評価は賛否両論ありますが、是非真っ白な気持ちで見て頂きたい映画です。
見終わった後は、きっとあなたの側で眠っている愛犬をギュッと抱きしめたくなりますよ。
僕のワンダフル・ライフ
愛する人と再会するために、50年で3回生まれ変わった犬のハートウォームストーリーです。
暑い車の中に閉じ込められていたゴールデンレトリバーの仔犬ベイリーは、命を救ってくれた少年イーサンと深い絆で結ばれ共に成長していきます。
やがて短い寿命を終えたバディは再び愛しいイーサンに出会うために生まれ変わります。
一度目は、優秀な警察犬ジャーマンシェパードのエリーとなり、二度目は人見知りで孤独な女子大生を見守る優しい相棒コーギーのティノとして暮らします。
最後にセントバーナードとオーストリアン・シェパードのミックス犬として生まれ変わったベイリーは、やっとイーサンとの再会を果たしますが、当然ながらベイリーだとは気づいてもらえず、イーサンからバティと名付けられます。
果たしてバティはイーサンに”僕はあの日のベイリーだよ”と気づいて貰えるのでしょうか。
ベイリーが何度も生まれ変わることの本当の意味とは…。
楽しむこと
困っている人を探し 救うこと
好きな人をなめ
過去をいつまでも悲しまず
未来を憂いもしない
ただ 今を生きる
今を 一緒に生きる
この言葉が全てを語ります。
監督は「HACHI 約束の犬」のラッセ・ハルストレム。
原作はベストセラー作家のW・ブルース・キャメロンが愛犬を亡くして悲しむ恋人のために書いた小説だそうです。
この記事のまとめ
・犬に名前を付けるときの注意点：聞き取りやすい名前にする・長い名前や人間がよく使う言葉や人の名前はNG
・犬の和風な名前人気ベスト５：空・福・茶々丸・蓮・凛･･など
・犬に人気のフランス語の名前：シェリ・ポム・ショコラ・ジジ･･など
・犬に人気のアニメキャラクターの名前：アナ・エルサ・メイ・悟空･･など
・著名人が愛した犬の名前：西郷隆盛（雪）・聖徳太子（雪丸）・夏目漱石（ヘクトー）・吉田茂（ブランデー・ウイスキー・シェリー）
・世界で有名になった犬の名前は？：オバマ大統領の愛犬ポルトガル・ウォータードックのポー・始めて宇宙船に乗った犬ライカ・忠犬ハチ公・救助犬バリー・パブロフの犬・企業マークにもなったニッパー
・犬の映画の主人公達：犬に名前をつける日 名前のない保護犬・星守る犬 ハッピー・僕のワンダフル・ライフ ベイリー・ティノ・バディ
最後に・・犬の名前は存在価値の証
当然なことですが野良犬には名前がありません。
犬にとって名前があるということはとても意味のあることなのです。
犬は名前がつけられることによって初めて人社会に受け入れてもらうことができます。
名前を与えられることで家族の一員となり、共に暮らす大切なパートナーとして認められるのです。
犬にとって名前は存在を証明する戸籍のようなものです。
人社会の中では、犬は名前を持つことでしか自己の存在を示すことができません。
全国の保健所や保護センターには、かつては持っていたはずの自分の名前を失った多くの犬が、毎日のようにその存在そのものを消されようとしています。
犬にとってはどんな名前であっても、飼い主が自分のために心をこめてつけてくれた名前を、生涯呼び続けてくれることが一番幸せなことなのです。
犬の名前は飼い主と愛犬を繋ぐ強い絆です。
愛犬にふさわしい名前をみんなで考えてあげてください。
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