愛犬を癒す!マッサージは健康管理やしつけにも効果的!

人は動物と触れ合うことで血圧が低下したり、脳からアルファ波と呼ばれる脳波が分泌されることが分かっており、犬だけでなくマッサージする側の飼い主もリラックス効果が得られるでしょう。

また、犬と同じく「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌されるので幸福感も得ることができますよ。

犬のマッサージ よく効くツボはここ

よく効くツボ<全身>

全身のマッサージのやり方は、犬の毛並みに沿って手の平を這わす軽撫法が基本的なマッサージ方法となります。

リンパの流れに沿ってゆっくりと優しく体を撫でてあげましょう。
デトックス効果が期待できます。

具体的なマッサージ方法は、

  • 頭~背中~尻尾へ
  • 頬~胴~後ろ足へ
  • 頬~肩~前脚へ
  • 頬~胴~後脚へ
  • あごの下~胸~お腹へ

各3回ずつを目安に繰り返して撫でてあげましょう。

よく効くツボ<部分>

力加減は強くなくて大丈夫です。
愛犬が痛い思いをしないためにも、愛犬で試す前に自分で力加減を調整しておきましょう。

【眉間から鼻先にかけて】

犬が自身では痒くても掻くことが中々できない場所です。
この場所だけでなく、顔の周辺というのはあまり触られたくない場所でもあります。

そのため顔周辺を触るということはいわゆるボディコントロールをするという意味合いが強くなってきます。

どこを触られても反抗しないようにするには避けては通れない場所です。

【前、後ろ足の付け根】

人で言えば脇の下と太ももの付け根になります。

この場所には多くのリンパ腺があるため、力を強くしてはいけません。
あくまでも優しくさするようなイメージで軽くほぐしてあげましょう。

また腫れなどがないかもしっかりと確認して、嫌がるようなら無理にはマッサージをしないことが大切です。

【耳の後ろから背中にかけて】

耳の後ろにも多くのリンパ腺が存在しています。

耳の付け根を軽く持ち優しく揉み解し、背中に向かって両手の親指で優しく押し撫でます。
この時背骨は押さず、背骨の脇を押し撫でてください。

この方法は特にミニチュア・ダックスフントやコーギーなど胴が長く、ヘルニアになりやすい犬種におすすめです。

もし痛がる部分がある場合には病院で診てもらいましょう。

【首回り】

首回りは特に凝りやすい部分です。

両手で首を持ち、円を描くように凝りを解していきます。

喉の辺りは圧迫してしまうと息苦しくなり嫌がってしまうので、優しく触れるようにします。

【肩の周辺や太もも】

普段から体を支えるために使っている部分なので、犬の体の中で最も凝りやすい部分です。
血液やリンパを流すようなイメージで手のひら全体で毛の流れに沿って撫でるようにしましょう。

犬のマッサージ こんなグッズも

残念ながら犬用のマッサージグッズはあまり多くありません。

しかし、マッサージの道具として使える身近なものに、ブラッシング用の「ブラシ」があります。

そこでマッサージに使えるブラシやマッサージの方法が解説されている本をいくつかご紹介します。

マッサージグッズ「ブラシ」

「ハニースマイル ツインソフトブラシ」 
ハニースマイルは甘いハチミツ色のブラシです。

グローブのように手にはめることができるラバー素材の2面式となっています。
体を撫でるようにブラッシングすることで、ラバー素材の柔らかい刺激でマッサージ効果が期待できます。
体のカーブに沿ってフィットすることもできます。
『商品はこちら』

「I Dog UTTORIN 夢心地なマッサージブラシ/チワワーズ」 
ペットグッズの人気サイト「i DOG&i CAT」のマッサージブラシです。

ヨーロッパの品質基準を満たした高品質なシリコンが使用されており、シリコンボディはやわらかく優しいさわり心地で、ペットの身体を傷つけることなく、アンダーコートと皮膚を優しくマッサージすることができます。
『商品はこちら』

マッサージグッズ「本」

(社)日本ペットマッサージ協会 「ワンちゃんのリンパマッサージ」
リンパマッサージについて詳しく解説されている本です。

通常は筋肉の解し方や一般的なマッサージ方法が書かれているものが多いですが、この本はリンパに特化した珍しい一冊といえます。

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