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犬用のケージとは?
犬用のケージとは、ハウスに代わるものです。
よく誤解しがちなのがサークルとケージの違いですが、いずれも室内犬のハウスと代わるものではあり、サークルとケージのどちらかを準備することがほとんどです。
サークルは床板と網目の壁があるもの、ケージは天井まで網目があるものを指します。
さらにケージは組み立てた状態や折り畳んだ状態で持ち運びができることが特徴とも言えるでしょう。
また、犬は本来巣穴で生活していた生き物なので、天井があるケージは巣穴の環境に近くリラックスしやすいかもしれませんね。
ケージを使うことはしつけにも有効です。
悪いことをすればケージに入れるなどをして主従関係をはっきりさせることができるアイテムの1つとなります。
犬用のケージの使い方
犬用のケージを犬の安心できるテリトリーにする
犬用のケージは、犬にとって、そこにいれば安全でホッとできる場所でなければいけません。
そのため私たちがすることは、
- 犬用のケージは家族がくつろぐ場所に設置
- 犬用のケージにはお気に入りのブランケットやベッドを設置
- ケージ内の気温に注意する(夏はクール空間を。冬は暖房グッズを利用)
- 留守番などの時以外は、入口は開けっ放しにしておく
などの工夫が必要です。
犬はとにかく家族といることが幸せと感じます。
幸せを感じながらも、一人リラックスしたい時もあります。
リラックス=静かで誰もいない場所ではありません。
家族の顔や声が聞こえる部屋のコーナーなどが落ち着くようです。
また、犬用のケージの床は基本的にプラスチックやスチールなどの素材でできていることが多く、長時間寝そべるには居心地がいいとは言えません。
お気に入りのブランケットやベッドがあれば、何時間だってお昼寝ができてしまいます。
そして忘れていけないのは、暑い夏の日は少しでも快適に過ごせるよう、寝床に冷感ブランケットを使ったり、エアコンでちゃんと冷える場所にケージを設置しましょう。
逆に冬は、防寒グッズを使い、犬を寒さから守りましょう。
犬に留守番をしてもらう時などは、広い部屋に放置するよりも、犬用ケージに入れて出かけた方が、犬も安心できます。
その際は、犬用ケージの扉を閉めて出かけることになりますが、普段は開けっ放しにし、犬が自由に出入りできるようにすることをおすすめします。
その方が犬自身、閉じ込められるという感覚ではなく、自分の基地に好きなときに戻るという開放感を感じることができ、犬用ケージを好きになることでしょう。
犬用のケージを使い、トイレトレーニング
犬用のケージは犬の快適空間になる他、トイレトレーニングの場にもなります。
自宅に子犬を迎え、すぐに室内で放し飼いはNGですよね。
いたるところに粗相をされ、しつけに大変時間がかかってしまいます。
簡単に短時間でトイレトレーニングを終わらせるためにも、犬用ケージを使います。
囲まれた空間を生活の場にすることで、トイレがどれかということを学習しやすくなります。
◆犬用のケージを使ってトイレトレーニング方法
- 犬用ケージの中には水、寝床、トイレトレーを設置します。
- それ以外のスペースにも全てトイレシートを敷き詰めましょう。
- 基本的にトイレを覚えるまでの間は、犬用ケージの中での生活にします。
- 水と寝床以外全てにトイレシートを敷くことで、どこでトイレをしても成功です。
- トイレを成功させたら、思い切り褒め、ケージの外に出して遊んであげましょう。
- トイレを成功するごとにトイレシートを減らし、失敗したら増やします。
最終的にトイレトレーだけが残れば終了です。
犬用のケージの選ぶときのポイント
犬のケージの選び方は、愛犬にとってリラックスできる場所になるかということを念頭に選びましょう。
単に広ければ良いというものではなく、広すぎると逆に安心できない場所になってしまいますし、狭すぎると犬に窮屈な思いをさせてしまいます。
ベストなサイズは、成犬時の大きさを考えて、楽にUターンができる大きさのもの、天井は十分なゆとりがあるものを選びましょう。
また、犬は基本的に綺麗好きなので寝床から離れた場所で排泄します。
ケージの中にトイレを設置する場合には、トイレスペースと寝るスペースが区切られたものや十分な広さのあるケージを選ぶようにしましょう。
一番おすすめなケージの使い方は、ケージを寝床として扉は解放し、その近くにトイレを設置することですが、ケージの種類や家の広さなども関係あるので、愛犬が快適に過ごせる環境と家の作りを考慮して配置すると良いでしょう。
犬用のケージの種類
最近ではケージの種類もたくさんあります。
掃除がしやすくなるよう天井の取り外しができるものや、デザイン性の高い木製ケージ、室内で移動しやすいキャスター付き、トイレスペースとの仕切りのあるケージなど様々です。
目的や、家の作り、飼育方法などの使い勝手の良さや、暮らし方を考えて犬用ゲージの種類を選ぶと良いでしょう。
愛犬にケージのトレーニングをしよう!
ケージに入らない、嫌がるという場合にはトレーニングをしましょう。
無理やり入れるとリラックスどころか嫌いな場所になってしまう可能性があります。
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