愛犬を癒す!マッサージは健康管理やしつけにも効果的!

犬のマッサージ こんな効果があるんです!?

まずは犬のマッサージの効果についてご紹介します。

マッサージと言えば健康に繋がる印象が強いですが、マッサージには犬の健康管理を目的としたもの以外にもあらゆる効果が期待できます。
例えば、犬のしつけやコミュニケーションの一環としても役立つことがあります。

それでは、マッサージによって期待できる効果について詳しく紹介していきます。

マッサージ効果① 犬の健康管理

マッサージは、犬の健康管理に役立ちます。
疲れを癒すのと同時に、病気の早期発見にも繋がるでしょう。

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【血流を促進する】

人間と同じマッサージ本来の効果です。

犬も運動をすることで疲れを感じます。
この時、体内では疲労回復物質として知られる「乳酸」というものが体内に分泌されています。
この乳酸をマッサージすることによって、肝臓や筋肉に早く送ることができ疲労の回復を早めてくれることが期待できるのです。

特に老犬になると疲れが溜まりやすく抜けやすくなるため、全身マッサージで疲労回復をしてあげることをおすすめします。

また、血行が良くなることで痛みを和らげたり、自然治癒力が高まる効果も期待できるでしょう。

注意点として、運動直後のマッサージは筋肉を傷めてしまうこともあるので、少し時間をおいてからマッサージをするようにしましょう。

【リラックス効果】

犬にとって大好きな飼い主さんと過ごす時間は最も幸せな時間となっているでしょう。
さらにマッサージしてあげることで、愛犬にとってより幸せでリラックスできる時間にしてあげられます。

犬は、好きな人に触れられると体内で「エンドルフィン」と呼ばれる物質が放出されます。
この「エンドルフィン」は脳内麻薬の一つで痛みや苦痛を軽減する作用があり、エンドルフィンが体内で増えることでリラックス効果が期待できるのです。

また、「愛情ホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」の分泌も期待されるため、ストレス解消や幸福感などの効果を相乗して期待することができます。

【腫瘍やリンパの腫れの発見に繋がる】

愛犬の身体をくまなく触ることをマッサージによって習慣づけることで、愛犬の体の変化にいち早く気づくことができます。

腫瘍やリンパの腫れが悪性だった場合、気づかずに大きく成長させてしまうことで命を脅かしてしまう恐れがあります。

また、良性の腫瘍でも大きくなればリンパや神経を圧迫させてしまうこともあるので、小さいうちに取り除くためにもチェックを欠かさず行う必要があります。

そこで全身をマッサージしてあげることで、しこりや体の違和感にいち早く気付けるようになるでしょう

【皮膚状態のチェック】

体中を毛で覆われている犬は、小さな皮膚の疾患であれば毛が抜け落ちてしまったり、異常なほどに掻くようになってからでないと、皮膚の異常に気が付くことは難しいものです。

しかし、マッサージをしてあげていると皮膚の異常にいち早く気付いてあげられるようになるでしょう。

早めに皮膚の異常を発見できれば、対策することで異常が広範囲に広がることを防ぐこともできます。

マッサージ効果② 犬のしつけに繋がる

【信頼関係を強くする】

マッサージは犬とのコミュニケーションの時間にもなります。

そして、犬にとって体を触らせるという行為は、気を許した仲間だと認めた証拠です。
特に腹部や足先などは犬にとって急所となるため、通常触られるのを嫌がる場所なのですが、抵抗なく触れるようになることは犬との信頼関係や絆がしっかりと築かれている証拠になります。

その信頼関係は、しつけにも良い影響を与えてくれるでしょう。

また、人に体を触られるということに慣れるので、動物病院に連れて行った際にも、獣医師や看護師に対して極端に抵抗することが少なくなることも期待できます。

【ご褒美になる】

ご褒美の一環としてマッサージしてあげるようにするとしつけにも効果的です。

ただし、一度マッサージをしてあげると、とても気に入り何度も催促をしてくることがあります。
その度にマッサージをしてしまうと、催促すればマッサージをしてもらえるんだという認識をしてしまい、場合によっては要求吠えを助長してしまうことに繋がってしまうでしょう。

要求吠えは酷くなると近隣にも迷惑が掛かってしまうため、わがままを覚えさせないためにもマッサージは良いことをした時だけと認識させてあげた方が良いでしょう。

マッサージ効果③ その他

【飼い主自身がリラックスできる】

実は、犬のマッサージをしてあげることは飼い主自身もリラックスすることができます。

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