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犬にパイナップルはどれくらいあげても大丈夫?
犬が食べても大丈夫といわれる量は、小型犬で1日20~40gまで、中型犬で1日100g程度、大型犬で1日190g程度です。
(一口大がだいたい20gくらいです)
それは、あくまでも基準なので、もちろんその犬の健康状態によっても、量は減らす必要があります。
犬にパイナップルをあげるとき、効果的なあげ方はある?
犬にパイナップルをあげる方法3つご紹介します。
1.犬に生のパイナップルを食後にあげる
生のパイナップルは、ビタミンを含むすべての栄養素が詰まっていますので、生でそのままあげるのは王道ですよね。
食後にあげることで、パイナップルの酵素が食べた肉類の消化を助けてくれます。
2.犬にパイナップルを加熱してあげる
生であげるのがベストなのですが、食べ物を噛まずに丸飲みしがちな犬の場合、意外と硬いパイナップルは、消化不良起こしたらどうしようと、心配な場合があります。
小さく刻んであげるのも手ですが、さらに、それを加熱することで甘みが増し、柔らかくなります。
丸飲みしがちな犬や、シニア犬に向いているのではないでしょうか。
3. 犬にパイナップルをジュースにしてあげる
犬にパイナップルをあげたいけど、健康上の問題で、硬いものを食べれないなんていう犬にも、ジューサーやミキサーを使い、パイナップルをジュースにしてあげてみてはいかがでしょうか?
ただその場合、絶対に市販のものはダメです。
大抵市販のジュースは砂糖や添加物が入っていますので、犬にとって良いものではありません。
ご自宅でジュースにしてあげることをおすすめします。
犬にパイナップルをあげるときの注意点
犬に缶詰などの加工品パイナップルはNGです。
同じパイナップルでも、缶詰のパイナップルはシロップ漬けになりますので、生のパイナップルとは栄養素が全く異なってくることと、糖分がありすぎるので良くありません。
また、同じように加工されたパイナップル製品も、砂糖や添加物が入っている場合が多いので、良くありません。
人用のとしてドライフル―ツにされているものも犬には与えない方がよいです。
砂糖でコーティングされているものは肥満の原因に、ただ乾燥させただけのものも栄養素が凝縮されていることや胃の中で水分を含むと膨らんでしまうので、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。
犬にパイナップルの皮や芯はNGです
パイナップルの芯も、匂いを嗅ぐと甘い匂いがしますので、一瞬あげてもいいのかな?なんてよぎるかもしれませんが、ダメです。
おわかりの通り、芯はとても硬く繊維が豊富です。
これは皮にも言えることです。
おいしくない以前に、大量に食物繊維が犬の体に入ってしまい、最悪、消化不良だけで済まず、それらが消化器官に詰まってしまい、手術が必要な事態になります。
パイナップルの皮や芯は、犬のご飯作りで、お肉と煮るなどして活用しましょう。
(そうすることで、お肉が柔らかくなります)その際は、あげるときに皮と芯を取り除くことをお忘れなく!
犬にパイナップルのあげすぎはNGです
甘いものが好きな犬は、おそらくパイナップルの味を覚えたら、とてもかわいい顔を作り、「ちょうだい」おねだりをするでしょう。
それについつい負けてしまい、必要以上にあげてしまうと、健康のためにあげたはずが、健康被害を起こしてしまいます。
特にパイナップルは糖分が多く含まれているため、与え過ぎてしまうと肥満になってしまうでしょう。
また、食物繊維によって下痢などの体調不良を起こすことがあるので、十分気をつけてください。
できるだけ小さくカットしてあげよう
パイナップルは繊維が多い果物です。
そのため、歯と歯の間に繊維が挟まってしまうこともあり、歯周病の原因になることも考えられます。
できるだけ小さめにカットして与えれば、歯に挟まるのを予防することができるでしょう。
また、歯周病予防として毎日の歯磨きもしっかり行ってあげてくださいね。
犬がパイナップルを嫌がるなら、無理にあげないこと
犬にも好みがあり、何でも食べちゃう犬もいれば、好き嫌いが激しい犬もいます。
同じフルーツでも、柑橘系だけはダメという犬も。
特にパイナップルは酸味が強いため、犬によって好き嫌いがあることも多いようです。
飼い主としては何でも食べてもらいたいですが、嫌がって食べない犬に食べさせなきゃならないほど、パイナップルは生命を左右する食べ物ではないので、パイナップルを嫌う時は、違う食材を模索しましょう。
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