真夏におすすめする愛犬の散歩時間は「早朝の明け方」と「夕方以降の夜」の2つあります。
どちらを選ぶかは飼い主さんの都合にもよりますが、意識したいポイントは日の照り具合と地面からの熱になります。
朝は早朝6時頃が理想的
朝は気温が下がっている『早朝6時頃』できれば『5時半頃』が理想的となります。
早朝は夜の間に気温が下がり、気温が上昇する前の時間帯となりますので、地面からの照り返しの熱などの心配がないので、安心してお散歩を楽しめます。
また夏場は日の出も早いので、早朝5時といっても十分外は明るいで、安全に散歩をすることができます。
前日熱くなっていたアスファルトも夜のうちに冷え、日中のガンガンした暑さになる前であれば、肉球を火傷する心配もありません。
夜は21時以降が理想的
夜の理想的な散歩の時間帯は『21時以降』となります。
お仕事や生活習慣などで、朝早く起きるのは難しい…と思っている方におすすめです。
夏の日差しが隠れた夕方以降なら、安心して犬とお散歩に行けます。
夏は日が沈むのが遅いので夜19時頃になっても気温が高いことが多く、アスファルトもまだ熱がこもっている状態となりやすいので、気温が徐々に下がり、暑さが落ち着いてくる夜21時以降がベストな時間帯といえるでしょう。
ただ夜のお散歩となると、辺りは暗くなってしまいます。
交通事故や防犯的な意味合いで、愛犬に光る首輪をつけるなどをしましょう。
また人気のない公園などは避け、人目につくところをお散歩コースに選ぶのが安全です。
昼間におでかけをする時の対策
動物病院への通院や外でしか排泄をしない犬など、どうしても犬と昼間に外出する場合、以下のことに気をつけてください。
- なるべくアスファルトやコンクリートを避ける
- 日陰や土、芝生を歩かせる
- こまめに水分補給をさせる
- 激しくパンティングをしていたら、直ちに抱っこをして帰宅する
- 帰宅後は肉球をチェックし熱を持っていたら冷やす。
- 帰宅後は肉球をチェックし腫れているようなら動物病院に連れて行く
- いつものお散歩時間より短い時間にする
犬に元気がない、歩こうとしない、すぐ座る、すぐ寝そべる、はぁはぁパンティングが激しい、歩き方に力がなくふらついている場合、暑さから夏バテになっているか、最悪、熱中症を起こしている可能性があります。
その時はすぐに散歩を中止し、かかりつけの動物病院に相談するようにしましょう。
熱中症は犬にとって生命に関わる危険なものです。
自己判断をせず、獣医さんに判断してもらうことをおすすめします。
暑い夏にはプールを活用しよう
早朝や夜の散歩といえど、普段よりはお散歩時間が短くなってしまう場合があります。
そんなときには、水遊びが好きな愛犬ならプールを活用してみましょう。
夏限定で、ドッグランでプールがオープンするところが多くなっています。
プールであれば気温関係なく日中でも楽しめ、全身運動になるのでストレス解消間違いありません!
また小型犬の場合は、お庭やベランダで子供用のビニールプールを代用することもできます。