どんなに注意していても、暑い日の外出は熱中症になるリスクがあります。
常に愛犬の状態を観察しながら歩く必要がありますが、いつもと違う様子が現れた時は、絶対に無理に犬を歩かせたりせず、迅速に対処する必要があります。
熱中症の症状
- はぁはぁとパンティングが止まらない
- 心拍数が高い
- よだれが出ている
- 落ち着きがない
- 動かない(元気がない)
- フラフラしている
応急手当て
- 日陰、もしくは車の中に移動しエアコンに当たらせる
- 水が飲めるようなら水を飲ませる
- 公園内であれば、公園の水道の水を体に当てる
- 同時に動物病院に連絡を取り、病院に連れて行く
基本はとにかくまず体温を下げてあげることです。
ただしキンキンに冷えた水や氷などは、一気に冷やし過ぎ血管が収縮してしまい逆効果になる場合があるので、水で冷やす場合は水道水の温度で対応してください。
また元気になったと思っても、熱中症になった場合、数日後に内臓のダメージの影響が出てくる可能性があるので、いずれにしろ獣医さんへの受診をおすすめします。
熱中症になりやすい犬種
全犬種、暑さには弱く熱中症になってしまうリスクがありますが、更にリスクが高く気を配りたい犬がいます。
- パグ、シーズー、ペキニーズなどの短頭種
- 肥満犬
- 呼吸器や心臓の持病がある犬
- シニア犬
などはリスクが高いので気をつけるようにしましょう。
昼間のお散歩にオススメグッズ
短時間であっても、犬にとって暑い昼間のお散歩は大変危険な時間です。
とにかく短時間を心がけ、愛犬が快適でいられるようなグッズを活用するのをおすすめします。
◆Solgra 麦わら帽子
私たちも暑い日に帽子を被り、直射日光から頭を守ります。
暑い日に愛犬の頭を触ってみてください。
熱くなっているのに気づきます。
犬にも私たち同様、犬用の麦わら帽子を被らせ、炎天下の直射日光から頭部を守ってあげましょう。
◆Solgra ラバーソックス
先述したように、地面を歩く犬は肉球で全ての刺激を受けてしまいます。
少しでも肉球を守ってあげようと、犬用の靴を履かせようとしても、なかなか上手に履ける犬はいません。
少しでも負担なく肉球を守ってあげるには、ラバーソックスが最適なのです。
暑いアスファルトの地面の熱から肉球を守りつつ、犬の動きを邪魔しないラバーソックスは重宝します。
まとめ
外が大好きな犬にとって、毎日のお散歩は季節関係なく1番お気に入りの時間であり、習慣でもあります。
そんな特別なお散歩は、夏であっても連れて行きたいと思いますよね。
ぜひ夏場のお散歩は暑い時間帯を避け、早朝か夜の安全な時間に行くようにしましょう。
また夏の日は、どんなに曇りだと思っても地面は熱いことが多いです。
お散歩前には地面の温度チェックをし、愛犬に合わせ上手に犬用グッズを活用などして暑さ対策をしっかりしてあげましょう。
飼い主の私たちがほんの少し気をつけることで、愛犬たちは安全に暑い夏を乗り切ることができます。
お出かけの際は愛犬の状態を常に観察し、水分補給も忘れないように注意しましょう!