日本テリアの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

換毛期にはたくさん抜け落ちているため、しっかりお手入れをしてあげましょう。

皮膚トラブルが起こりやすい犬種でもあるので、皮膚に異常がないかの確認も含めて1週間に3~4回の頻度でブラッシングしてあげると良いでしょう。

ラバーブラシや獣毛ブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。

日本テリアのお手入れ②

~定期的に必要なお手入れ~

キレイ好きな日本テリアが気持ちよく過ごせるためにも、ブラッシング以外のお手入れも定期的にしてあげましょう。

体の汚れが気になる時は、固く絞った濡れタオルで拭いてあげることで十分に汚れは取れますが、1カ月に1回の頻度でシャンプーしてあげると良いでしょう。

歯磨きや爪切り、肛門腺絞り、耳掃除などの全身ケアも忘れずにしてあげましょう。

日本テリアの注意する病気

日本テリアは希少犬種で個体犬種が少ないため、近親交配をするしかないような事もあるようです。

それによって遺伝性疾患が多いというようなことはありませんが、遺伝性疾患の可能性を完全に否定することもできないことを念頭に置いておきましょう。

また、個体数が少ないためかかりやすい疾患についても詳しく分かっていませんが、骨や関節、皮膚、目の疾患になりやすい傾向があるようです。

日本テリアの注意する病気①

~股関節形成不全~

股関節形成不全は先天的な病気で、股の関節が異常に変形している状態のことです。

成長期の急激な体重の増加と活発に動くことで骨と筋肉のバランスが崩れ、生後6カ月頃から徐々に異常が見られるようになり、不自然な歩き方をする症状が見られます。

軽症であれば安静に過ごすことで関節が正常に成長するのを待ちますが、重症の場合には外科手術が必要となります。

親犬に股関節の異常が見られないかを確認することも大切ですが、子犬の頃から食事と運動のバランスをしっかり管理して、異常にすぐ気付けるよう日々観察していきましょう。

日本テリアの注意する病気②

~アレルギー性皮膚炎~

アレルギー性皮膚炎とは、ノミやダニなどの害虫やハウスダスト、花粉、食べ物などのアレルゲンに反応し皮膚炎を発症する病気のことです。

強いかゆみを伴うため、しきりに掻いたり噛んだりするようになります。
そうすることによって皮膚が傷付き脱毛したり、膿みの原因ともなります。

治療法は、主に投薬治療を行うようになりますが、アレルゲンとなる物質から遠ざける事 や体を清潔に保つことで発症を防ぐことができる病気でもあります。

体の手入れをしっかりと行って予防してあげましょう。

日本テリアの注意する病気③

~骨折~

とても活発に動きジャンプを得意とする犬種ではありますが、骨折しやすい犬種でもあります。

骨折を起こすと、不自然な動きが多くなり、痛みや腫れ、患部の熱などの症状が見られます。

犬の骨折を治療するのは簡単ではなく、正しく固定することが必要となり必要があれば手術を行うこともあります。

治癒するまでの運動制限などによってストレスも溜まりやすくなるので、しっかりケアをしていくことが必要です。

思わぬ事故によって起こりやすい骨折ですが、子犬のころから健康的な食生活と適度な運動で丈夫な骨・関節を作っていきましょう。

日本テリアの子犬の販売価格と寿命

日本テリアの子犬の販売価格

日本テリアの子犬の販売価格は、だいたい25~35万円です。

希少犬種であるため、高めの金額になっているようです。

ペットショップで見かけることはほとんどない犬種のため、ブリーダーからの購入をおすすめします。

日本テリアの寿命

日本テリアの寿命は、平均12~14歳と言われています。

一般的に小型犬の寿命が12~15歳と言われているため、平均的な寿命と言えるでしょう。

19歳という年齢まで健康に長生きした日本テリアも存在しますので、普段から健康に気を付けて質の良い食事と適度な運動で丈夫な体を作り、病気の予防やこまめな健康診断を受けておきましょう。

日本テリアについて さいごに

日本犬の一種でありながらも希少な犬種の「日本テリア」。

現在では、知名度が他の日本犬と比べても低くなりつつありますが、お手入れも簡単で愛玩犬らしい魅力多い犬種です。

かつては大ブームを起こしたほどの犬種なので、今後の人気の再来にも期待したいものです。

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