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犬は敏感なので、飼い主さんのドキドキが伝わるでしょうし、得体の知れないものが、ウィンウィン体周りを動いていたら恐怖でしかありません。
バリカン=恐怖と植えつけないためにも、犬がバリカンに慣れるまで、頼れるプロのトリマーさんにやってもらうのも方法です。
犬がバリカンをどういうものか理解し、慣れてくれることで、緊張した飼い主さんのバリカンでも、犬は緊張することなく割とスムーズにやらせてくれるようになります。
◆バリカンを使う前に飽きるほど犬に遊ばせる
犬がバリカンを嫌がるのは、バリカンを怖いと感じているからです。
何かわからないものがすごい音を立てていると思うと、逃げたくなるのが犬の心情なのかも知れません。
犬にバリカンを使う前に、犬の目の前で電源を入れたり切ったり、無造作に床に置き、気が済むまで犬に匂いを嗅がせたり、触ったりさせましょう。
◆一気にやろうとせず、休み休み
少しでも短時間で早く終わらせてあげようと、私たちが良かれと思ってしていることが、逆効果になっていることもあり得ます。
あまりにも騒がしく身体中をバリカンが駆け巡るのは、慣れていない犬にとってはパニックな状況です。
少しずつ何回かバリカンを走らせ毎に、1度バリカンを止め、犬を優しく撫でて落ち着かせてあげることも方法の1つになります。
また、1回に全身を仕上げようとせず、パーツ毎に時間をかけ、何日かで完成というようなバリカンのかけ方も、セルフバリカンの良さになります。
犬に負担をかけないように、一気にではなく日数をかけることも大切です。
◆バリカン前に徹底的にブラッシング
どうせバリカンをかけるから〜と、ブラッシングなしでバリカンをかけてしまうと、もつれた被毛を刈る時に、皮膚も引っ張られ痛むことがあります。
そんなことが続けば当然、犬はバリカンを嫌いになります。
バリカンは痛いものじゃないことを教えるためにも、バリカン前はきちんとブラッシングをし、毛玉やもつれがない状態で始めるようにしましょう。
この記事のまとめ
- 犬用バリカンはクリッパーとも言われ、犬の被毛をカットする道具
- 犬用バリカンは片手で持つこと。スイッチの位置を確認し、いつでも押せるように親指を添えておく
- 犬用バリカンのアタッチメントとは、刈る長さを調整するためのもの
- 犬用バリカンの使い方:足裏の被毛…肉球からはみ出している被毛を軽くカット
- 犬用バリカンの使い方:お尻周り…肛門周りを外側から肛門に向かって少しずつ刈る
- 犬用バリカンの使い方:背中・胸…アタッチメントを付けて刈る
- 犬用バリカンの使い方:お腹周り…ケガ防止のため、必ずアタッチメントを付けて刈る
- 犬用バリカンを使えない部位:「脇の下」「後ろ足の付け根」「顔」
- 犬用バリカンを選ぶ時のポイント5つ:①音が静か②コードレス③軽量④必要なアタッチメント(替刃)が揃っている⑤お手入れが簡単
- 犬がバリカンを嫌がるときの対策:①慣れるまでトリマーさんにやってもらう②バリカンを使う前に遊ばせる③一気にやろうとせず休み休み④バリカン前に徹底的にブラッシング
愛犬にバリカンを使うときの注意点 さいごに
最初はドキドキしながらの犬用バリカンも、慣れてくるとともに、意外とスムーズにできてくるものです。
シャキッと完璧なスタイルは、やはりプロには勝てないかもしれませんが、デイリーなお手入れカットなら、私たちでも犬用バリカンを使い、十分かわいいスタイルを作ることができます。
愛犬とのスキンシップの一環として、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
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