犬に噛まれたら!噛まれたときの処置と対処法、病院での治療など

噛まれたら傷口を流水で10分以上洗って、早急に病院で予防接種を受けるようにしてください。

犬に噛まれたときに注意する感染症②

~破傷風~

破傷風とは、土壌中に分布する破傷風菌が感染することによって発症し、最悪の場合死亡する事もある感染症です。

感染は主に傷口から体内に侵入し、神経毒が排出されます。

3日~3週間の潜伏期間を経て、神経毒によって脊髄などの中枢神経伝達機能不全が起こり、口元の麻痺や筋肉痛などの症状が見られます。

進行すると全身麻痺や筋肉弛緩などが起こり、最悪の場合呼吸困難によって死に至ります。

日本では子どもの頃に予防接種することが義務付けられていますが、20代にはその効果がなくなると言われているため注意が必要です。

犬に噛まれたら傷口を丁寧に洗って消毒を行い、必ず病院で診察を受けるようにしましょう。

犬に噛まれたときに注意する感染症③

~パスレツラ症~

パスレツラ症とは、犬や猫が口腔内に保有しているパスツレラ・ムルトシダ菌が侵入することで起こる感染症です。

パスツレラ・ムルトシダ菌は、犬のおよそ75%が保有していると言われており、噛まれたり引っ掻かれたりすることで感染します。

噛まれてすぐは無症状ですが、30分から数時間後に激痛や傷口の炎症、腫れ、化膿、気管支炎、肺炎などの症状が現れます。

パスレツラ症は、病院で抗生物質の投与を行ってもらう必要があります。

特に、免疫系疾患や糖尿病、子どもや高齢者などの免疫力が低い人は、重篤化しやすいため早めに対処するようにしましょう。

犬に噛まれたときは何科を受診すればいいの?

犬に噛まれた時、一体何科を受診すれば良いのか疑問に思いますよね。

そんな時にはとりあえず外科に行くようにしましょう。

外科で傷口の手当てをしてもらい、傷口の状態や症状によって他の科を紹介してもらうと良いでしょう。

皮膚科や整形外科・形成外科での処置が必要になることがあります。

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