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必ず流水で洗い流すようにしてください。
水で洗い流した後は、消毒液やアルコールを使って消毒を行います。
犬に噛まれた時の応急処置②
~止血する~
出血している場合には、清潔なガーゼやタオルを当てて止血します。
傷口がひどく出血量が多い時には、傷口を圧迫しながら押し当てて傷口が心臓より高い位置になるような体勢を取って止血しましょう。
万が一、自分では処置できないほどの重傷の場合には、躊躇せずにすぐ救急車を呼びましょう。
犬に噛まれた時の応急処置③
~絆創膏やガーゼで傷口を塞ぐ~
傷口の細菌を洗い流して止血ができたら、その傷口からまた雑菌が入らないよう絆創膏やガーゼを使って傷口を守りましょう。
犬に噛まれた時の応急処置④
~病院で診察を受ける~
前述でも述べたように、例え軽症であっても病院へ行くようにしましょう。
見える傷は小さくても深く傷ついていることが多く、犬に噛まれたことで感染症になるリスクがあるからです。
病院に行かずに傷口が閉じたとしても、後から中で細菌が繁殖し化膿して赤くなったり、発熱したりといった症状が出ることがあります。
大袈裟だとは思っても、後から後悔しないよう病院でしっかり手当てしてもらうようにしましょう。
犬に噛まれたときに注意する感染症など
それでは犬に噛まれることによって注意すべき感染症には、どのような病気があるのでしょうか。
犬に噛まれたときに注意する感染症①
~狂犬病~
狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有している犬に噛まれることで感染する病気です。
狂犬病のウイルスを保有している犬に噛まれた場合には、高い確率で感染してしまいます。
狂犬病に感染すると人の場合、1~2か月の潜伏期間を経て傷口で菌が繁殖し、神経組織を通じて脳へ侵入していきます。
けいれんや麻痺、錯覚、強い不安感、高熱、強風症などの症状が見られるようになり、発症すると死に至ります。
日本では、狂犬病予防注射の取り組みもあって感染のリスクは低いですが、海外では毎年死者を出している感染症です。
海外で犬に噛まれた場合や、輸入された犬に噛まれた時には、狂犬病の感染を疑い対処していきましょう。
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