【動物看護士が解説】犬の耳ダニについて駆除方法から予防法原因の病気をご紹介


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耳ダニとは

「耳ダニ」とよく呼ばれているダニですが、正式な名称は、「ミミヒゼンダニ」と言います。
このミミヒゼンダニが犬の耳の中に寄生することで様々な症状を引き起こします。
ミミヒゼンダニは、体長0.3mm~0.5mmと、とても小さくなかなか肉眼では確認することが難しいのです。

このミミヒゼンダニは、犬の耳の中の耳垢やカサブタ、リンパ液や血液などを餌にして栄養をとっています。
そして、耳の中で卵を産み、繁殖を繰り返してどんどんミミヒゼンダニが増えていくのです。

ミミヒゼンダニが寄生することによって、ミミヒゼンダニの排泄物や死骸、耳垢が大量に増え、汚れや痒みが増します。
このような症状が出ることを耳疥癬または、ミミヒゼンダニ感染症とも呼びます。
耳疥癬に関しては、後ほど詳しく説明します。

 

耳ダニの駆除方法

ミミヒゼンダニの駆除方法は、殺ダニ作用のある薬を投与する方法が一般的です。

駆除薬には、「イベルメクチン」、「セラメクチン」、「ミルベマイシン」という成分の入っている薬を使用します。

製品名でいうと、セラメクチンが入っている「レボリューション」を使う動物病院が多いです。

このレボリューションという駆除薬は、スポットタイプの薬で首の後ろ当たりの犬が舐めることの出来ない場所の皮膚に直接垂らすタイプの薬です。

ミミヒゼンダニの直接的な駆除薬はこのような薬が挙げられますが、耳の中の汚れの洗浄や、炎症を起こしている場合の治療も同時に行う必要があります。

定期的な洗浄や、治療を行っていくうちにミミヒゼンダニも死滅し、耳の中も改善していきます。

耳ダニの予防方法

ミミヒゼンダニの予防方法は、ミミヒゼンダニに感染している犬や猫に近づかないことが第一です。
抵抗力が弱い子犬や老犬は特に移りやすくなりますので、注意が必要です。

同居犬がミミヒゼンダニに感染している場合は接触させないような工夫はできます。
しかし、他の犬や猫では耳の中が見える訳ではありませんので、実際接触を控えるということが難しいのが現状です。

野良猫はミミヒゼンダニに寄生されていることが多いので、散歩中の野良猫との接触は控えたほうがよさそうです。

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