キャバリアに服は必要?犬服のメリットと選ぶ時の注意点

例えば、冷感素材や保温機能、虫よけ加工、アレルギー対策などです。
こういった機能性のある服を、季節やTPOに合わせて選んであげましょう。

ポイント④ 抜け毛の目立たない色を選ぼう

キャバリアは抜け毛が多い犬種です。

服を着せることで抜け毛の飛散を防止することができるメリットがあるのも事実ですが、犬服を着せていても服に抜け毛が付いてしまうこともあります。
例えば、黒の素材の犬服を着せていると、キャバリアの「ブレンハイム」や「ルビー」といった毛色は抜け毛が目立ちやすくなってしまうでしょう。

そこで、キャバリアの毛色に合わせて抜け毛が目立ちにくい服の色を選べば、見た目がスッキリします。

白毛なら薄いカラー、黒毛なら濃いカラーの洋服がおすすめです。

キャバリアに服を着せるときの注意点

注意点① 服に慣れるまではゆっくりと

愛犬との外出時ではマナーの一貫として犬服が役立ったり、暑さや寒さ対策など健康を守るためにも役立つ犬服ではありますが、犬にとっては違和感を感じるものです。

特に、服を着る習慣がない犬にとっては、嫌がって逃げるようになったり、服を破壊してしまうようなことも考えられます。
服を着せることがストレスにも繋がってしまいますので、犬服に少しずつ慣らしてあげることが大切です。

着心地が良く、できるだけ違和感を感じにくいデザインのものを、日常の中で短時間から着せて慣れさせていきましょう。

犬服を着せたらおやつを、あげる、遊んであげるなどして楽しいイメージを持たすとより慣れてくれるかもしれません。

そして焦らずゆっくりと犬服を着ている時間を延ばして慣れさせてあげましょう。

注意点② 無理やり着せないこと

子犬のころから犬服を着る習慣があれば嫌がることは少ないでしょうが、中には犬服嫌いになってしまう子も少なくありません。
そんな子に無理やり犬服を着せることはやめましょう。

それでも、犬服嫌いにならないようにしてあげることも大切です。
そうすることで愛犬の健康を守りながら、愛犬とのお出かけ先が増えたりとより充実した生活が送られるようになるでしょう。

キャバリアが服を嫌がる理由の1つに、着せ方が間違っていることがあります。
間違った着せ方のせいで痛い思いをしているのです。

よくある間違った着せ方は、犬服を首に通し前脚を袖に通すときです。
力を入れて嫌がるため、無理やり前脚を真横に開いてしまってはいませんか?
犬の前脚は人間のように真横には広がりません。

前脚を前後に折り畳んであげることで袖も通るようになっているので、無理な体勢をさせることなく着せられるようにしましょう。

他にも、キャバリアの体にぴったりのサイズのもの、季節やTPOに合わせた服を選び、キャバリアが快適に過ごせることを1番に考えて犬服を選んであげるようにしましょう。

注意点③ 着せっぱなしにしないこと

メリットも多い犬服ですが、メリットばかり考えて犬服を24時間着せっぱなしにすることはしないようにしましょう。

犬服を長く着ていると、服の内側に抜け毛やフケが溜まって不衛生な環境となってしまいます。
被毛がほつれやすくなってしまうこともあります。
さらに、服の中が蒸れやすく皮膚疾患を起こしてしまうことも考えられるでしょう。

散歩などの外出時や来客時など犬服を着せるシュチュエーションを決めておき、着せる時と着せない時のメリハリをつけて上手に犬服を活用していきましょう。

また、こまめに犬服を洗って清潔なものを着せてあげることも大切です。

この記事のまとめ

キャバリアに服は必要?犬服のメリットと選ぶ時の注意点
  • キャバリアに犬服を着せるメリット
    ① 抜け毛の舞い散りを防止:ドッグカフェや公共施設ではルールになっていることも
    ② 寒さ・暑さ対策:寒さと暑さに弱いキャバリアを守ることができる
    ③ 汚れ防止:飾り毛に付きやすい汚れやノミダニを防ぐこともできる
    ④ 患部の保護:皮膚病やケガなどの舐め防止に役立つ
    ⑤ 全身を触られても平気に:病気やケガ、グルーミングに慣れやすい
  • キャバリアの服選びでは、キャバリアが快適に過ごせることを重視すること
    「首回り・胴回り・体長を測ってキャバリアにぴったりのサイズのものを。
    デザインによってはダックスサイズが合うことも」
    「デザインよりも動きやすさを重視した生地とデザインのものを」
    「季節やTPOに合わせた服を選ぶこと」
    「被毛カラーによって抜け毛の目立ちにくい服選びがおすすめ」
  • 犬服に慣れるまではゆっくりと慣らせること
  • 嫌がる犬に無理に着せないこと。嫌がる場合には着せ方に注意
  • 24時間着せっぱなしにせず、メリハリをつけること

キャバリアの服選びのポイントや注意点 さいごに

犬服は必ずしもキャバリアに必要というものではありませんが、犬服を着せることによって多くのメリットがあるのも事実です。
とは言え、愛犬が嫌がる時は無理に着せないようにしましょう。
また飼い主さんの趣味を押し付けて着心地の良くない服を着せたりすると、愛犬との信頼関係も崩れてしまいます。
飼い主さんもキャバリアも一緒に楽しめる犬服選びをしていきましょう。

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