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豊富な毛量に覆われたキャバリアは暑さに弱い犬種です。
そんなキャバリアが快適に過ごせるよう、冷感素材のある服を着せてあげると良いでしょう。
また、夏に定番のカットスタイル「サマーカット」によって起こる紫外線ダメージも服を着せてあげることで防ぐことができるでしょう。
メリット③ 汚れ防止
キャバリアは耳や胸部、四肢などに長く豊富な飾り毛が生えています。
優雅な印象を与えるキャバリアの特徴でもありますが、散歩などのお出かけの際には、砂ホコリや地面に落ちているゴミ、枯れ葉などを絡め取り汚れやすいものです。
また、ノミやダニなどの寄生虫まで寄せ付けてしまうこともあるでしょう。
そこで服を着せておくことで、汚れないようしてあげることできます。
雨の日でも散歩に行きたがる元気いっぱいのキャバリアには、レインコートを着せてあげることで濡れることを防ぐ他、泥汚れがつかないようにしてあげることもできます。
また、食事の時などに汚れやすい長い垂れ耳には耳バンド・スヌードを使うことで防ぐことができます。
メリット④ 患部の保護
ダブルコートの被毛を持つキャバリアは、日本の高温多湿の環境下では皮膚疾患を起こしてしまうことがあります。
その他のケガや術後の際にも、犬服によって患部を保護することができます。
患部を舐めることで炎症を起こしたり、患部に塗った薬を舐めとってしまうような心配がなくなるのです。
メリット⑤ 全身を触られても平気に
犬服を着せる時は、頭から被せたり足を通したりと犬の全身を触る機会が増えます。
子犬の頃から洋服に慣らしておくことで、全身のどこを触られても平気な犬になります。
これは病気やケガをした時やグルーミングを行う際にも役立ってくるでしょう。
キャバリアの服選びのポイント
いざキャバリアのために服を選ぼうと思っても、種類が豊富で何を基準に探せばいいのか分からなくなることもあります。
ついデザインが可愛いものを選びたくなってしまう気持ちもあるでしょう。
それでもデザイン重視で選ぶ前に、キャバリアの服選びのポイントをチェックしておきましょう。
ポイント① 適切なサイズを図ろう
服選びで最も大切なのは、愛犬のサイズを知っておくことです。
犬服にはサイズ展開が豊富にありますが、その中から愛犬キャバリアにぴったりのサイズのものを選ぶようにしましょう。
サイズが合わない服を着せてしまうと、犬にとってストレスとなったりケガの原因になってしまうこともあります。
一般的にキャバリアは体重5~8kgと言われており、Mサイズ~XXLサイズが基準のサイズとなるでしょう。
ただし、体高よりも体長が長いやや胴長な体型をしているため、服のデザインによってはDMやDLなどのダックスサイズが適している場合もあります。
ただし、メーカーによってサイズの基準が違うため、サイズ表記よりも実際の数値を基準にしましょう。
愛犬にぴったりの服を選ぶためには、愛犬のサイズを知っておく必要があります。
【サイズの図り方】
犬服で必要になるのは、「首回り」「胴周り」「体長」のサイズです。
特に首と胴が入らなければ着ることができないので注意して下さい。
「首回り」は、首の付け根辺りの1周のサイズです。
首の下や首輪の位置とは異なるので注意しましょう。
「胴回り」は、胸囲のサイズのことで、肋骨(あばら骨)の1番深い部分を1周したサイズです。
キャバリアが立った状態で横から見た時に、肋骨の中で1番地面に近くなっている1番太いところを測りましょう。
「体長」は、着丈のことで首の付け根から骨盤あたり、または尻尾の付け根までを図ったサイズのことです。
背骨に沿ってサイズを測りましょう。
服のデザインによって、骨盤までの長さか尻尾の付け根までかが変わってくるので、どちらの長さも把握しておくと良いでしょう。
ポイント② デザインよりも動きやすさで選ぶこと
犬服の素材には、綿やニット、メッシュ地、フリルなど様々な素材やデザインのものがありますが、キャバリアが服を着ていても動きやすいものを選ぶことが大切です。
ゴワゴワする素材や伸縮性のない素材は犬にとって動きにくく、とくに化繊系は静電気が起きることが多いので注意が必要です。
また、犬によっては袖があるタイプが苦手だったり、チャックに毛を噛んだりすることなどもあります。
できれば伸縮性のある綿素材などでできた軽くて動きやすいデザインのものを選ぶようにしましょう。
ポイント③ 季節やTPOに合わせたものを
近年の犬服には、様々な機能性を持った服が販売されています。
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