チワワはどのぐらい大きくなる?年齢別のチワワのサイズ

この後にも体重は増えていきますが、体のサイズはこの頃にだいたい決まります。
活発に過ごすことが多くなる時期でもありますので、健康な体作りとエネルギーの元となる高タンパク低脂質の食事を与えてあげましょう。

チワワの年齢別サイズ【1年】

チワワは生後9か月~1年で成犬になり1.5kg~3kgの成犬時の体重へと成長します。
もちろん成長の早さにも個体差があるので1歳を過ぎても成長する犬もいますが、基本的には1歳くらいで成長がストップすることになります。

体長は30cm前後、体高12~20cm前後がおおよその目安です。

これ以降は「成犬期」と言われ、これまでに作り上げた健康な体を維持していくことが大切な期間に入ります。
食事と運動のバランスを考え、肥満にならないよう注意してあげましょう。

チワワの年齢別サイズ【7歳頃】

犬の老化にも個体差がありますが、一般的に7歳ごろから「シニア期」と呼ばれる時期に入ります。「老犬期」や「高齢期」とも呼ばれます。

シニア期の明確な適正体重というのは特にありませんが、一般的に体重は老化に伴い徐々に減少していく傾向にあります。
これは運動量が減ることによって筋肉量が減少するためです。

また、運動量が減ることに伴って1日に必要とするエネルギー量も減っていきます。
それにも関わらず成犬期と同様のフードを与えてしまうと、カロリーオーバーとなって肥満の原因となってしまうこともあります。

病気のリスクも高まるシニア期ですので、健康のためにも適度な運動と年齢にあったフードへの切り替えが必要になってくるでしょう。

成長期にはアンバランスな体型になることも

チワワの成長過程は、先に体長や体高の成長が完了し、その後体重がいくらか増えて成長が終わります。

体長が先行している時のチワワはやけに足が長かったりヒョロヒョロに見えたりとアンバランスに見える時期があるかもしれません。
特に、サイズが決まってくる生後6か月頃に考えられることです。

しかしその後には、体重が追いついて成長が止まる頃までにベストなバランスになりますので、他のチワワと比べて心配するような必要はありません。

愛犬が標準サイズよりかなり大きく成長したら、飼い主さんは焦るかもしれませんが、特別に太ったりしていなければ問題ないでしょう。

ただし、体重だけが増えていく場合は、肥満の可能性があるので注意が必要です。

チワワのサイズに関する注意点

チワワ

注意点① 肥満

チワワは、特に太りやすい犬種というわけではありませんが、避妊去勢手術後の場合にはどんな犬種でも太りやすい体質になってしまいます。

また、チワワの愛らしい容姿と甘え上手な性格からつい甘やかしてしまうことが肥満の原因になってしまうこともあります。
体が小さいチワワは、1日に必要とするエネルギー量もそれほど多くはないため、カロリーの高いおやつを与え過ぎていると肥満になってしまうことがあるのです。

「肥満は万病の元」とも言われるとおり、チワワの健康を脅かしてしまうことになるでしょう。

足の細いチワワは体重を支える足腰への負担が大きくなってしまったり、脂肪がつくことで呼吸がしづらくなるなどの呼吸器疾患を引き起こす可能性もあります。
他にも、心臓などの臓器へ負担、糖尿病のリスクが上がるなど様々な悪影響を及ぼすことが考えられます。

チワワの健康を守るため、チワワの成長過程や年齢に合わせた栄養と運動の管理をしてあげることがとても重要です。

注意点② 体重減少

高齢犬になると体重が徐々に減ってくることはありますが、極端な体重減少が見られる時や成犬の体重減少が見られる場合には注意が必要です。
何らかの病気が隠れている可能性があります。

体重の減少が症状に見られる病気にはいろいろありますが、「クッシング症候群」や「糖尿病」「腎不全」「ガン」などの病気が挙げられます。

成犬のチワワの体重減少、高齢犬の極端な体重減少など少しでも異常を感じたら動物病院で相談してみましょう。

注意点③ 小さすぎるチワワのリスク

体の小ささが特徴でもあるチワワですが、より小さいサイズのチワワほど人気が高い傾向があります。
実際ペットショップなどではサイズの小さなチワワほど高額な金額が付けられることもあるようです。

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