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大好きな飼い主さんに無視されるだけで、十分シーズーにとっては嫌なことになるので、失敗には無視で対応しましょう。
◆シーズーのトイレのタイミング
では、オシッコやウンチをしたくなるタイミングはいつかというと、
- 寝起き
- 遊んだあと
- 食後
- 水を飲んだあと
になります。
それぞれのタイミングの時に、トイレトレーに連れて行き、「1、2、1、2」や「ワンツーワンツー」など声をかけ、トイレを促します。
掛け声をかけ続けることで、その言葉を聞いたらトイレと学習できるので、トイレをマスターしたあと、掛け声でトイレをしてくれるようにもなります。
また、トイレが成功して褒めるときは、思い切り褒め、同時にしばらくケージから出して遊んであげると、「ここでトイレをしたら、すごくいいことが起きる」と認識し、頑張ってトイレトレーで用を済ませようとモチベーションを上げてくれます。
シーズーのトイレトレーニングのポイント
シーズーのトイレトレーニング方法をご紹介してきましたが、これらのトレーニングは、できれば2〜3週間でマスターするように頑張りましょう。
あまり長くかかってしまうと、その分失敗が増えてしまい、成功と失敗を繰り返すうち、シーズーはどっちが正しくて間違っているのかわからなくなってきます。
そしてトイレトレーニングで1番重要なポイントは、失敗をさせないことになります。
そのために、最初はケージの中のベッドや水のスペース以外全てにトイレシートを敷いて、どこで排泄をしても成功という環境を作り、とにかく褒め続けます。
そのうちそのトイレシートを減らしていき、最後にトイレトレーだけ残り、そこでトイレをきちんと出来たら成功です。
成功を待つのではなく、成功するように飼い主さんが立ち回ることが成功の鍵になります。
シーズーのトイレはみ出し対策
せっかくトイレをマスターしても、たまにありませんか?
トイレトレーのエッジにウンチをして、それでもちゃんとトイレでした気になって褒めてアピールをするシーズーや、半分以上トイレの中でオシッコはしているのだけど、はみ出ているなど…
シーズーにとっては、足の感覚でトイレを認識しているので、排泄をした足がトイレに入っていたら成功と思うのでしょう。
成功したと思っているシーズーを叱る気にはなりませんね。
対策として有効なのは、
- トイレのサイズを大きくする
- トイレ周りに囲いを作り、はみ出せないようにする
- そもそも囲い付きのトイレに買い換える
などで、はみ出しトイレを改善することができます。
ただし注意したいのは、はみ出しではなく、明らかにトイレトレーからズレたところでの排泄は、恐らくそれは、ちゃんとしたつもりのトイレではなく、まだトイレがどこかを学習しきれていない可能性があります。
そういったときは改めて、早いうちに軌道修正するようにしましょう。
シニアになったシーズーのトイレについて
いつまでも愛らしく子犬感が漂うシーズーも、やがて年を重ねシニアになっていきます。
シーズーがシニアになってくると、どんなにトイレのしつけをマスターしていて、何の問題もなく生活をしていても、様々な問題が起こることがあります。
中でも1番多く起こる現象として、
- トイレまで間に合わずに失敗する
ということがあります。
また、シーズーにもプライドがありますので、失敗したことが自信喪失につながり、また更なる失敗を呼ぶことがあります。
こういった問題は、人間同様、老化に伴って起きてしまうどうしようもないことになります。
シニアになったシーズーのトイレ対策
では具体的にシーズーがシニアになり、トイレの失敗が見られるようになった頃、私たちはどういう対策をしたらいいでしょうか。
トイレの数を増やす
1つのトイレの設置の場合、そこに行き着く前に漏らしてしまう…ということであれば、トイレを複数置いてみましょう。
トイレ自体をしつけでマスターしているのであれば、トイレまでの距離を縮めることで、失敗は激減すると期待できます。
トイレのタイミングでトイレに連れて行く
きちんとトイレのしつけができている場合、トイレをするタイミングに合わせ、シーズーがトイレに行くのを待つのではなく、飼い主さんがシーズーをトイレに連れて行くようにしてみましょう。
トイレはオシッコやウンチをする場所というのは理解しているので、間に合わないで出てしまう前に連れて行くことで、トイレの失敗を防止することができます。
オムツを検討する
できればトイレでオシッコやウンチをしてくれることがベストですが、どうしてもトイレまで間に合わなかったり、興奮した時にオシッコやウンチが出てしまったりする場合、それを飼い主の私たちがフォローするには限界があります。
そこで検討したいのが「オムツ」になります。
比較的、シーズーも慣れてしまえば普通に動き回れ、飼い主さんのストレスも解消されます。
シーズーのトイレに見られる老化現象のサイン
シーズーは大体、7歳くらいを目処にシニアになって行くといわれていますが、実際には個体差があります。
そのため、ご自身のシーズーの老化現象に私たちが気づいてあげなくてはいけません。
シーズーのトイレに見られる老化現象
- トイレまで辿り着けず漏らしてしまう
- 興奮した時におしっこを漏らすことがある
- トイレの回数が増える
- オシッコやウンチの体勢をとった後、排尿・排便までに時間がかかる
- 便の状態が不安定になる(軟便・硬い便など)
- トイレ以外の場所で無意識に排尿や排便をしてしまう
などがあります。
老化に伴って起こる現象以外に、何か隠れた病気や痴呆である場合にも同じような症状があることがあるので、十分にご自身のシーズーを観察し、必要に応じて獣医さんに相談するようにしましょう。
シーズーにおすすめのトイレ
トイレを選ぶ時は、お手入れがしやすいものを選ぶと飼い主さんの負担も少なくて済みます。
そのためには、なるべく簡単な構造のものを選ぶと良いでしょう。
シーツぴたっとトレー ダブルワイド
シートを挟まずに、粘着面に貼り付けるだけで固定できる取り換えの手間がかからないトイレです。
オシッコ前に犬がクルクルと回ってもシートがずれにくいので、掃除の手間も少なくて済みます。
オス犬の場合は、中央で折って、半分だけ壁に立てかけることもできます。
クリアレット トレー&メッシュセット
一見、犬用トイレには見えないデザイン性の良さが魅力です。
透明のアクリルを使用しているので、どんなインテリアとも馴染みます。
汚れた時には丸洗いできるのも便利です。
お好みでメッシュ板を付けることもできます。
留守番をさせる場合には、濡らしたシートを踏まないようにメッシュを設置しておくと良いでしょう。
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