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犬は食欲旺盛!!よく食べるのは元気な犬の証拠 だけど…
個体差はありますが、犬は食欲旺盛なことが多いですよね。
ガツガツと勢いよく食べているのを見ると嬉しい気持ちになります。
しかし毎回勢いよく食べて、食べ終わってもまだ食べたそうにしているのを見ると、少し心配になってきます。
成長期である子犬期や妊娠中のママ犬の場合、ある程度食欲があってしっかり食べてもらった方が逆にいい場合もありますが、成長期が終わった成犬や代謝が落ちてくるシニア犬が、本来食べるべき量以上に食べたがってしまうのは、様々な問題につながります。
食欲旺盛で食べ過ぎてしまう犬 心配なのはやっぱり肥満!!
お腹の調子が悪くならないかも心配ですが、そのままの勢いで食べ続けていると肥満にならないかが気になります。
肥満は犬にとっては様々な病気の原因になってしまいますので、避けなければいけません。
いくら食べても、まだ食べたそうにしている犬を満足させるにはどうすればいいのでしょう?
食欲が旺盛すぎる犬が肥満にならないように、うまくしつける方法を考えてみましょう。
犬の食事は 早食いの一気食い
犬の食事の仕方は「一気食い」であることが多いですね。
猫のように少しずつ何度も食べるということはありません。
あればあるだけの量を短時間で一気に食べきってしまいます。
これは犬の習性によるものなので、ゆっくりと食べさせるようにしつけようとしても、なかなかうまくいかないことでしょう。
犬はドッグフードをあまり噛まずに丸のみしてしまうことがほとんどで、満腹感を感じにくいのです。
人間も早食いの人は満腹感を感じる前にたくさんの量を食べてしまうので、肥満傾向の人が多くなります。
犬にも同じことが起こっていると考えていいでしょう。
そのため、食事が終わっても、まだ欲しそうにしているからと「おかわり」を与えたり、おやつを与えすぎたりすると、今度は肥満の心配が出てきます。
犬の肥満からなる心配な病気
犬にはそれぞれの体型に合わせ、適量な体重というものがあります。
それをオーバーして体重過多になってくると、人間同様、犬も肥満による様々な病気になっていきます。
まず、肥満になると、どんな病気になってしまう可能性があるのかをご紹介していきます。
心臓疾患
肥満になることで、心臓に負担がかかるというのはよく聞く話ですよね。
体が大きくなればなるほど、心臓から送り出す血液量が増え、その分心臓に負担がかかります。
多少のぽっちゃりの状態ですぐ、心臓病に!!と慌てることはありませんが、過剰に太ることで、間違いなく心臓には負担がかかってきますので、もともと心臓が弱い犬種などは特に注意が必要になります。
糖尿病・肝臓疾患
犬も糖尿病になります。
食べ過ぎて肥満になることで、体内での脂肪が代謝障害を起こし、膵臓に負担がかかることで糖尿病になると考えられています。
犬の糖尿病は人がなるものより治療は辛く、寿命に直結することが少なくありません。
膝など関節の疾患
肥満になることで当然、重すぎる体重は膝や肘の関節に負荷がかかります。
体を支えるために、関節を酷使することで負担がかかり過ぎ、結果、変形性関節症になったり膝蓋骨脱臼などになったりしてしまいます。
食欲旺盛な犬の上手なしつけ方
まず、あげているドッグフードのパッケージには必ず、ドッグフードのカロリーと体重別にあげる食事の量の目安が記されています。
食事の量はあくまで目安になるので、ご自身の犬の目指す体重の量を確認の上、あげた後のウンチの硬さなどで判断をし、調整していくようにします。
犬は与えられた分全て食べる傾向があります。
今まで1日に2回あげていた食事を3〜4回に増やすことで、1回毎の食べる量は減りますが、回数あげることによって、空腹でいる時間が増え、犬の満足感につながります。
どうしても犬におやつをあげたい場合は?
犬にどうしてもおやつをあげたい場合、1日の食事量であるドッグフードから取り分けて、それをおやつとして少しずつあげるということも方法になります。
それでもご褒美的な目的でおやつをあげたい場合、小麦粉やバターを使って作る、クッキーやボーロといったおやつはどうしてもカロリーが高く、あっという間に食べてしまいます。
あげるおやつとしておすすめなのは、鶏のささみジャーキーや、肉や魚のレバーキューブなど、時間をかけて食べられるものを選びましょう。
それらのおやつは、他のものに比べカロリーが抑えられ、ゆっくり食べることで、犬もおいしく満足して食べてくれるでしょう。
愛犬のために飼い主が食事管理を!
いくら食べても、まだ食べたそうなワンコをうまくコントロールするのは難しいのですが、ワンコは自分で食事管理ができませんので、飼い主が食事管理をしてあげる必要があります。
そこで私たちができる食事の管理を4つご紹介いたします。
ぜひ、参考になさってみてください。
1.犬の食事の回数を増やして、犬の食事量は変えない
あまりにも食べるのが早すぎる場合は、ドッグフードを少しずつ手で与えるという方法もいいのではないでしょうか?
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