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毛色や肉球の色が、成長とともに変化する犬種というのはそう多くはなく、そういった意味でもシーズーを飼うと、1年1年の成長の変化を一緒に楽しむことができるのではないでしょうか。
シーズーの毛色のお手入れはどうする?
シーズーの毛色は年齢で変化していきます。
これは、どんなに子犬の頃の色をキープしたいと願っても、その変化を止めることはできません。
ただ、お手入れをきちんとすることで、その時々の色をさらに艶やかに、キレイに魅せることはできます。
シーズーの被毛はシルクのように細く繊細です。
ブラッシングを怠ると、すぐに毛玉になってしまうでしょう。
そういう状態が続くことで、せっかくのシーズーの毛色は艶をなくし、本来はキレイなゴールドやブラックが、お手入れをしていない老婆の被毛のようになってしまいます。
そんなことにならないためにも、毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。
◆シーズーのブラッシングに必要なもの
- ピンブラシ
- スリッカーブラシ
- コーム
- ブラッシングスプレー(必要に応じて)
シーズーの涙やけ問題
単色のブラックカラーのシーズーを除き、どんな毛色のシーズーも、ぶち当たるのが涙やけではないでしょうか。
目の周りや時に口周りが赤くなってしまうことがあります。
基本的に毛色が薄い犬種はどの犬にも起こり得る現象で、せっかくのかわいい顔が赤く染まってしまうと、少し残念ですよね。
この涙やけは名前の通り、涙が被毛に付き、その涙の成分や雑菌などにより、白い被毛が赤く染まってしまうのです。
原因はいくつか考えられます。
体の疾患としての原因では、
- 涙が過剰に出る状態(結膜炎、角膜炎、眼瞼内反、マイボーム腺炎など
- 鼻炎
- 歯牙疾患
- 鼻涙管が詰まっている
- アレルギー
などがあります。
それらが原因の場合は、獣医さんと相談しながら解決方法を探っていくようになります。
また、飼い主の私たちができることとして、
- 食べ物の見直し
があります。
少なからず、合わない食べ物を食べていると涙の量が増え、涙やけにつながるケースが多々あります。
そのため、涙やけがきになる時にはまず、食べ物を変えてみるという方法を試してみましょう。
プラス、最近では涙やけに良いとされるサプリメントもあります。
そして、顔が常に濡れている状態は、常に雑菌が繁殖する環境になりますので、気が付いた時に、顔を拭いてあげ、毎日キレイなコットンなどで顔を清潔に拭いてあげることをおすすめします。
また、すでに赤く染まってしまった被毛は切らない限り、白くは戻りません。
だからと言って、涙焼けが解決していない段階で、赤い部分を切ってしまうと、どんどん涙やけが広がっていくことになりますので、目に被毛が入らないようなカットは必要ですが、むやみに赤い部分全てを切ろうとしないようにしましょう。
シーズーはカットしたら毛色や毛質が変わる?
よく聞いたことはありませんか?
クリッパー(バリカン)でカットすると、毛が生えなくなるとか、毛質が変わるなど…
基本的にシーズーはクリッパー(バリカン)でカットしても、毛色が変わることはありません。
毛質に関しても、ほぼ問題はないとされていますが、稀にカットしてから生えてくる被毛にウェーブがかかって生えてくることはあります。
ただ、シーズーをフルコートにすることを考えている場合を除けば、見かけが悪くなってしまうことはありません。
この記事のまとめ
- 体重4〜7.3kgの小型犬
- ダブルコートの長毛種。毛色はゴールド&ホワイト、ブラック&ホワイト、パーティーカラー、単色(ホワイト、ブラック、グレー、ブリンドルなど)
- 性格は穏やかで社交的なので、子供がいる家庭や多頭飼いしたい人向き。賢く物覚えも早いが多少頑固なところあり
- シーズーのポピュラーな毛色:ゴールド&ホワイト、ブラック&ホワイト
同じゴールド&ホワイトでも毛色は個々に違い、レッド系、オレンジ系、マホガニー系とある - ブラック&ホワイトのシーズ0はブラックの広津で見かけが違い、年齢によってブラックがグレーっぽくなることがあり
- シーズーは年を取るごとに毛色が変化し、色が薄くなってくる
- アメリカ系、ヨーロッパ系シーズーは体格に差はあっても、毛色に違いはない
- ブラックの毛色のシーズーはブリーダーから入手可能。ただし高額の場合が多い
- シーズーの肉球にはブラック、ピンク、ブチとあり、成長で変化する
- シーズーの毛色はお手入れで変色を止める事はできないが、毛並みはキレイにできる
- シーズーはカットしても毛色は変わらない。毛質は稀に少しウェービーになることがある
あなたのシーズーは何色?シーズーの毛色にはどんな色があるの? さいごに
この犬種は、どんなカラーだといけないという規定がないが故に、本当に色々な毛色があって、目にも楽しいですね。
ただ、毛の色が変わるということで有名な犬種でもありますので、飼い始めて色が変わってしまっても驚きませんように。
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