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その性格によって、多頭飼いに向いている向いていないということがありますので、ただただ多頭飼いをしたい!とならず、まずは先住犬のパピヨンの性格を見極める必要があります。
では、向き・不向きの傾向をご紹介していきますので、参考になさってください。
多頭飼いが向いているパピヨンの特徴
- フレンドリーで、ドッグランでいろんな犬と仲良くできる
- しつけがきちんとされている
- 凶暴性がない
- 極度な甘えん坊ではない
こういった特徴のパピヨンであれば、多頭飼いを始めたとしても、比較的問題が起きることが少なく、うまく新しく来た犬と仲良くなることができます。
パピヨンが子犬期の時に、どれくらい社会化できたかによっても、多頭飼いに向くか向かないかに差が出てくる傾向があるため、将来多頭飼いを考えているのであれば、積極的に外に出ていろんな犬と触れさせ、慣れさせるようにしましょう。
多頭飼いが向いていないパピヨンの特徴
- 極度な怖がり・臆病
- 甘えん坊で、飼い主さんにべったり
- 興奮しやすくテリトリーを守りたがる
- しつけができていない
パピヨンはプライドが高く、強がった性格が多いとされていますが、中には驚くほど臆病な個体がいます。
そういったパピヨンの場合、2頭目を迎えてしまうと仲良くなる以前に萎縮してしまい、先住犬であるパピヨンがストレスを相当抱えてしまうことがあります。
また、恐怖から元々は穏やかだったはずが、突然攻撃的になるということもありますので、注意が必要になります。
また、飼い主さん大好きでべったりなパピヨンは、新しく犬を迎えてしまうと、愛情が奪われると感じ、この場合もまた、ストレスを抱え問題行動に走ることがあります。
パピヨンの多頭飼いで避けたほうがいいことは?
パピヨンの多頭飼いでは、1番重要なのはお互いの相性になりますが、それ以前に避けたほうがいい組み合わせがあります。
それは「年の差が開きすぎている」場合になります。
5歳くらいまでの年の差では大した問題はありませんが、例えばパピヨンが9〜10歳くらいになっている場合は支障が出てきます。
どの犬にもいえることでが、成犬期までは体力もあり、いろんなことに前向きにはしゃいで取り組むことができます。
ただ歳を重ねシニア期に突入してくると、個体差はありますが、睡眠時間が増え、はしゃぐ時間が減り、のんびりしたいという個体が多くなってきます。
そんな中元気いっぱいの子犬を迎えてしまうと、先住犬のパピヨンの平和が乱されてしまうことになりかねません。
それはパピヨンにとってストレスになってしまうでしょう。
先住犬のパピヨンを考えるなら、多頭飼いをしたい場合には、パピヨンが遅くても7歳くらいまでに迎え入れることを考えましょう。
パピヨン同士が良い?他の犬種でも大丈夫?
多頭飼いをするにあたって、パピヨン同士の方が良いというのは、飼い主さん側に理由があります。
同じ犬種だと飼い主さんもある程度飼い方を心得ているし楽なのです。
でも、犬同士は別にパピヨン同士でも良いし、違う犬種でも仲良くできる場合もあります。
こればかりは相性の問題ですので、パピヨン同士でも喧嘩することもありますし、他の犬種どころか、他の動物、例えば猫などでも仲良くできる場合もあります。
違う犬種や違う動物での多頭飼いですと、大きさが違っていたり生態が違っていたりすることへの別の配慮を飼い主さんがしなくてはならず、意外と大変なのですが、それを除けば別にどちらでも構いません。
多頭飼いで注意すべきこと
当然ですが、多頭飼いすればその頭数分お金がかかります。
餌代、病院代、ワクチン代もばかになりません。
また、飼い主さんが管理できなくなるいわゆる「多頭崩壊」になってしまうこともありますので、自分で管理できないと思ったら多頭飼いを止めておきましょう。
犬は別に仲間が欲しいのではなく飼い主さんさえいてくれればいいのです。
注意すべきことは、まずは新しく迎えた子を構いすぎないこと。
子犬を迎えた際に飼い主さんがその子犬を構いすぎて、先住犬をおろそかにしていまうと飼い主さんと先
住犬の関係性が崩れてしまいます。
例え先住犬より年をとった子がやってきたとしても、先住犬がリーダーですので飼い主さんはそのことをふまえて、対応しましょう。
また、感染症には気を付けたいところです。
1頭が感染症になってしまうと、一緒に生活している他の犬にもうつってしまいます。
きちんと予防して病気にならないように気を付けます。
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