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当然ヒートショックは人に限ったことではなく、犬にでも起こり得るでしょう。
特にシニア期に入ったアメリカンコッカースパニエルに対しては、気をつけてあげたいところですね。
ヒートショック対策としては、突然寒い外に出るのではなく、散歩に出る前に、リビングより温度が低い廊下や玄関などで体を慣らし、徐々に寒い気温に適応させてから出かけるのが望ましい方法になります。
アメリカンコッカースパニエルの冬は湿度にも気を配ること
アメリカンコッカースパニエルの寒さ対策として、気温にフォーカスしてきましたが、同時に湿度にも気を配りましょう。
冬は乾燥の時期になります。
室内で暖房をつけると、必ず室内は乾燥してしまいます。
私たちが乾燥から肌トラブルが起きるのと同じように、アメリカンコッカースパニエルにも乾燥は天敵になります。
アメリカンコッカースパニエルも乾燥している環境にいることで、皮膚トラブルや鼻や喉の粘膜のトラブルが起きやすくなります。
また、乾燥した空気を吸い続けることで気道の粘膜が刺激され、気管など呼吸器系の病気の原因になることがあります。
そういったことからアメリカンコッカースパニエルを守るために、室内での湿度にも気を配りましょう。
最適な湿度は50～60%となります。
ぜひ加湿器などを活用し、一定の湿度をキープできるように努めましょう。
ベッドには毛布やフリースなど、温かい寝具を
犬のベッドには普段、ベッド以外に何か敷いていますか?
基本的に、冬以外は何も必要ないかもしれませんが、冬はベッドに毛布やフリース。
もしくは、飼い主さんが使っていたひざ掛けなど、何か温かいものを加えてあげましょう。
それらがあるだけで、アメリカンコッカースパニエル自身あとはふわふわの自慢の被毛を使い、暖かく過ごすことができるでしょう。
犬の高さと人の高さ、温度が違います
夏、エアコンを使う季節、サーキュレーターを使う家もあると思いますが、冬も活躍するんです。
温かい空気は上に行きたがり、冷たい空気は下に行きたがります。
そのため、飼い主さんは快適に過ごしているつもりでも、体高の低い犬にとっては寒い場合があります。
家の中、体は温かいけど、足だけ冷たいって時ありますよね?
そういう時、サーキュレーターを使うことにより、家の中の空気を拡散させ、低い位置の空気も温めてあげます。
アメリカンコッカースパニエルのお留守番。暖房はどうする?
冬の寒い時期、飼い主さんや家族が自宅にいるときは、暖房をつけて室温を保っているでしょう。
でも、アメリカンコッカースパニエルにお留守番をしてもらうときはどうしたらいいのでしょうか?
暖房はつけっぱなし?それとも暖房はいらない?
住んでいる地域にもよりますが、外気温がマイナスになるような場合じゃない限り、暖房はつけっぱなしにする必要はないでしょう。
犬だけがいる部屋で暖房をつけ続け、万が一の事故も心配ですし、光熱費もかかってしまいます。
アメリカンコッカースパニエルはもともと寒さに弱いわけではありません。
暖房はつけない代わりに、アメリカンコッカースパニエルの寝床に湯たんぽや暖かいブランケットなど、体温をキープできるアイテムを置いてあげましょう。
基本的にそれだけで十分お留守番には耐えられる環境になります。
アメリカンコッカースパニエルが寒がっているときの仕草は?
アメリカンコッカースパニエルが快適に過ごす対策をご紹介してきましたが、実際、アメリカンコッカースパニエルが快適なのか、寒がっているのか、どうやって見分けるかお分かりになりますでしょうか?
寒がっている仕草を知ることで、アメリカンコッカースパニエルが快適なのかそうじゃないのかを判断することができます。
◆アメリカンコッカースパニエルが寒がっているときの仕草◆
- 体が震えている
- 体を小さく丸めている
- 水をあまり飲まない
- 温もりを求めて人にくっ付きたがる
- 日向を求める
- じっと動かない
こういった仕草が見られたときは、寒がっている可能性が高いので、状況に応じて室温を上げてあげましょう。
また逆に暑がってるときの仕草は、
- ハァハァと息遣いが荒くなる（パンティング）
- 水をたくさん飲む
- フローリングやタイルなど、冷たいところに寝そべる
といった行動が見られます。
これは夏の暑い日に限らず、室内温度が高すぎるときにも起こり得るので注意しましょう。
アメリカンコッカースパニエルの寒さ対策で注意したいこと
様々なアメリカンコッカースパニエルの寒さ対策を見てきました。
飼い主の私たちが良かれと思いしたことでも、時に逆効果だったり、事故の原因になることがあります。
今一度注意したいことをご紹介いたしますので、ぜひご自宅の寒さ対策の見直しをなさってみてください。
コード付きの犬用暖房器具は犬だけの留守番時にはNG
アメリカンコッカースパニエルの性格にもよりますが、コードをかじってしまうと事故の原因になります。
普段飼い主さんや家族がいる時には、そんなことをしないお利口なアメリカンコッカースパニエルでも、お留守番の時はわかりません。
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