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生後10ヶ月…7.3kg
生後15ヶ月…7.7kg
お分かりになりますでしょうか?
オスとメスでも体重にだいぶ開きがあります。
これらは骨格の違いや個体差から違いが生じてきます。
他の犬種と違い、アメリカンコッカースパニエルは性別でも体格差があるので、一概にご自身のアメリカンコッカースパニエルが大きすぎる小さすぎると心配にならないようにしましょう。
大切なのは、体の大きさに対して体重が適正であるかどうかになります。
見た目とは裏腹の食いしん坊!肥満に注意を!!
アメリカンコッカースパニエルは元々鳥猟犬だったこともあり、運動量が多く活発な犬種です。
しかし、その分食欲が旺盛で、太りやすい犬種と言われています。
肥満によって併発する病気も多くあるので、太りやすいアメリカンコッカースパニエルにとって、肥満の予防はとても大事なことです。
普段の食事から気を付けて、食事の量やカロリーコントロールされたドッグフードを選ぶなどの工夫をして、肥満の予防に努めましょう。
また、おやつをねだられても、可愛いからと言ってつい与えすぎてしまうと、肥満の原因になりますので、飼い主さんにも我慢が必要ですね。
アメリカンコッカースパニエルの体型チェック
それでは果たして、ご自身のアメリカンコッカースパニエルが適正な体重なのかどうか、どうしたらチェックできるのでしょうか?
正確には獣医さんにチェックしてもらうのが1番ですが、日頃の体重管理としてセルフチェックができるので、その方法を今回ご紹介いたします。
ぜひ参考になさって、アメリカンコッカースパニエルの肥満防止に活用してみてください。
アメリカンコッカースパニエルの肥満チェック「BCS…ボディ コンディション スコア)
1~5までのレベルがあり、レベル3がベストになります。
BCS1:痩せすぎ
- 犬を真上から見たとき、ウエスト部分が極端にくびれ、背骨や肋骨が浮き出て目で確認できる
- 毛艶が悪い
BCS2…痩せている
- 犬を上から見たとき、いくらか皮下脂肪や筋肉はわかるが明らかにウエスト部分が細い
- 見てすぐ骨格が分かり、肋骨がやや浮き出ている
- 毛艶があまり良くない
BCS3…標準
- 犬を上から見たとき、ウエスト部分が緩やかにくびれている
- 体全体が適度な皮下脂肪に覆われている
- 見た目では分からないが、触ると骨を感じることができる
- 毛艶がいい
BCS4…太り気味
- 犬を上から見たとき、ウエストにくびれがなくやや横に出ている
- 強めに触らないと骨を感じない
- 横から見たとき、明らかに締まりがなくたるんでいる
BCS5…太りすぎ
- 見た目から分厚い脂肪が確認でき、強く触ってもなかなか骨を感じることができない
- 首回りやお腹にも脂肪を確認できる犬を上から見ても、横から見てもくびれはなく、垂れている脂肪を確認できる
ご自身のアメリカンコッカースパニエルをよく見て、触って、適正な体型にあるかどうかをチェックしてみましょう。
アメリカンコッカースパニエルを肥満にしないためにできること
アメリカンコッカースパニエルは食べるのが大好きな犬種でもありますので、ほんの少しの甘やかしや油断することですぐに太ってしまいます。
犬は人と違い、ダイエットというものが大変難しく、太ってしまってから痩せさせるのは、犬にとても負担がかかってしまいます。
また人と違い、運動だけで痩せられることは少なく、基本的に犬のダイエットは食事管理がメインで、運動と併用して痩せさせていく方法になります。
食べるのが大好きなアメリカンコッカースパニエルにとって、食事量が減ってしまうのは大変酷な話です。
まずは、太らせないということが重要課題になります。
では具体的にどうやって体重管理をしていったらいいのでしょうか。
ご飯は目分量ではなく適量をあげる
1番大切なことは、適量のご飯をバランスよくあげることになります。
成長段階に合わせ、子犬、成犬、シニア犬とそれぞれのシーンに合ったフードをあげることはもちろん、それぞれのフードのパッケージにはあげる量の目安が書かれています。
ただしそれは、あくまでも目安になります。
ご自身のアメリカンコッカースパニエルの体格や運動量に合わせて、量を調整する必要があります。
調整する方法の目安としては、ウンチで判断することができます。
- 柔らかすぎるウンチ…ご飯のあげすぎ
- 硬すぎるウンチ…ご飯が少なすぎ
- ティッシュでつまめ、やや水分があるウンチ…フードの量が適量
となります。
また、ウンチの状態をチェックするのと同時に、定期的に体重チェックもするようにしましょう。
おやつは別腹と考えない
普段のご飯以外にもおやつをあげたいと思いますよね。
でも注意してください。
おやつも立派なカロリー摂取になります。
別腹ではなく、おやつの摂取カロリーもその日の摂取カロリーとして考えなくてはなりません。
まずおやつをあげるときは、普段の食事をおやつのカロリー分減らす必要があります。
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