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室内では禁煙か分煙にし、シーズーが受動喫煙の被害に合わないようにしましょう。
原因③ 疲れている
人間も疲れている時にだけいびきをかくという人もいます。
それと同様に、シーズーが多めの運動やお出かけをして疲れている時にも、いびきをかきやすくなることがあります。
これはほんの一時のことなので、一晩寝れば治ることがほとんどです。
特に心配する必要はないでしょう。
原因④ 老化によるもの
人間と同じで、犬も高齢になると体力が落ちていびきをかきやすくなる傾向があります。
これは高齢によって舌の筋肉が衰え、気管が圧迫されることで「いびき」をかくようになるのです。
放っておくと呼吸困難になることもあるので、10歳を過ぎたら気を付けて観察することが大切です。
原因⑤ 薬の副作用によるもの
犬に飲ませる薬の中には、副作用としていびきをかきやすくなるものがあります。
例えば、筋肉をゆるめるような副作用がある薬を使っている場合などに、気道周りの筋肉がゆるむことで気道が狭くなりいびきをかくようになります。
大きないびきは病気の可能性も
いびきをかいているシーズーが苦しそうだったりいびきの音が異常に大きい場合には、病気の可能性があるため要注意です。
元々いびきをかきやすい特徴を持っているため、軽度のいびきなら大げさに気にする必要はありませんが、判断が難しいかもしれません。
そこで、いびきをかく症状のある病気をいくつかご紹介します。
病気は、早期発見できるかどうかで治る確率が変わってきます。
こういった病気によっていびきをかく場合、いびき以外にもフガッフガッと詰まっているような呼吸をする、咳を伴うなどの他の症状も見られることが多いものです。
あらかじめいびきをかく病気にはどんな病気があるのかを知っておき、愛犬のサインを見逃さないようにしましょう。
いびきをかく症状のある病気①
「気管虚脱」
「気管虚脱」は、気管がぺちゃんこに変形して空気の通り道が狭くなる病気のことです。
最悪の場合、呼吸困難で死亡することもある命に関わる病気です。
シーズーなどの短頭種などの場合には先天性によってかかりやすい特徴を持ち、シーズーのかかりやすい病気でもあります。
いびきの症状以外にも、起きている間に「ガーガー」と音を出し、苦しそうな呼吸や咳が症状に見られるようになるため、気管虚脱の症状が見られたら動物病院ですぐに診てもらいましょう。
いびきをかく症状のある病気②
「軟口蓋過長症」
「軟口蓋過長症」とは、口腔内の天井部から後方にのびた柔らかい軟口蓋(のどちんこ)が通常よりも長いことで、呼吸が妨げられて起こる呼吸器系の疾患のことです。
鼻腔が何らかの原因で狭くなってしまい、呼吸の度に圧がかかることが引き金となり、軟口蓋が引っ張られるようになります。
これによって呼吸がしずらくなり、「ゼーゼー」というような雑音が見られたり、いびきをかくようになります。
この病気もまた、短頭犬種であるシーズーがかかりやすい病気です。
症状がひどい場合には外科的に軟口蓋の切除をする必要があります。
いびきをかく症状のある病気③
「心臓肥大」
心臓肥大は心臓病の一種で、名前の通り心臓が肥大することです。
偏った食事が原因で発症します。
心臓肥大になると、いびきと一緒に咳も出るようになります。
シーズーがいびきだけでなく咳も伴った症状が見られる場合には、心臓病を疑った方が良いでしょう。
いびきをかく症状のある病気④
「腫瘍」
稀なケースではありますが、喉や器官に腫瘍ができている時も苦しそうないびきをかきます。
腫瘍が気道を塞いでしまうことで、いびきをかくようになるのです。
こういった腫瘍によるいびきをかいている場合には、いびきの他にも鼻水や鼻血、顔の腫れなどの症状が見られます。
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