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いきなり人間用のバスタブに入れるのは視界が遮られたり、足がつかないなど大きな不安と恐怖を与えお風呂を嫌う原因に繋がります。
空っぽの洗面器やドッグバスに犬を入れ、シャワーをかけながら水をはっていくと怖がりにくいでしょう。
お風呂の最中におとなしく出来たらこまめにほめてあげることが大事です。
飼い主はシャンプーなどの作業に夢中にならず、愛犬に話しかけなるべくリラックスさせてあげるように心がけてあげましょう。
⑦タオルドライ・ドライヤー
お風呂から出す際には、まずタオルで全身を包むようにして水分を拭き取ります。
この時、こすらずに押さえるようにして水分を拭きとっていきましょう。
ドライヤーは、犬が熱くないよう近づけ過ぎないよう注意して、隅々までしっかり乾かすようにしましょう。
温風と冷風を数秒事に切り換えて使うと、ぬるい風の状態になるのでおすすめです。
トイプードルは被毛がカールしていますので、乾かす時にスリッカーブラシをかけながら乾かすことで早く乾かすことができ、ふんわりボリューム感が出る仕上りにすることができます。
お風呂に入れる際の注意点
注意点① 愛犬の体調を考慮しよう
どんなに汚れてしまったからと言っても、愛犬の体調が悪い時には、無理にお風呂に入れてはいけません。
そういった場合には、蒸しタオルや犬用ボディシートなどで体を拭いてあげる程度にしておきましょう。
また、持病がある場合やワクチン接種後などはお風呂が危険になる可能性もあるため、獣医の指示に従うようにしましょう。
また、冬場にお風呂に入れるときは、お風呂から上がった後は体が冷えやすいので、しっかりと温めてあげるようにしましょう。
寒い日や寒い時間帯は避けた方が良いでしょう。
注意点② 濡れたまま・半渇きにしない
身体が濡れたまま放って置くことは良くありません。
必ずドライヤーでしっかり乾燥させましょう。
特に夏場はタオルドライだけでも自然に乾燥していくかもしれませんが、半乾きのまま放置しておくと皮膚病の原因になります。
また、耳の中に水分が残らないようしっかりとふき取ってあげることも大切です。
水分が残ったままになると中耳炎になってしまう恐れがあります。
お風呂に入れた後は、全身くまなく乾かしてあげるようにしましょう。
注意点③ お風呂の後は休ませる
お風呂は、犬の体力を消耗します。
しっかりと水分を摂らせ、ゆっくりと休ませてあげましょう。
注意点④ シャンプー剤が目や耳に入らないよう注意しよう
犬の目や耳の中にシャンプー液や水が入らないよう注意してあげてください。
たとえ水であったとしても耳に入ってしまうと、中耳炎になる恐れがあります。
また、目にシャンプー剤やリンスが入ってしまった場合は、すぐに水で洗ってあげ、その後の様子を観察してください。
万が一充血したり痛がるなどの様子が見られる場合には、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
注意点⑤ 食後すぐはお風呂に入れない
食後すぐにはお風呂に入れないようにしてください。
食後すぐにお風呂に入れてしまうと、急激に体が温まり胃腸の血液の循環が悪くなります。
食べたものを上手く消化できず、入浴中に嘔吐してしまう危険性があります。
最低でも食後から1時間ほどの時間を空けるようにしましょう。
この記事のまとめ
- 定期的なシャンプーで被毛を清潔に保つことは、皮膚病やノミやダニの対策に
- 入浴は痛みを和らげたり、水圧によるウォーターマッサージ効果、ストレス解消が期待できる
- 生後3カ月頃から徐々にお風呂に慣れさせよう
- お風呂に入れる頻度は、2~3週間に1度または月1~2度が目安。
頻繁なシャンプーは皮膚トラブルの原因に。 - お湯の温度は37度~38度前後を目安に、気温や体調によって調整しよう。
- 人用のシャンプーはNG。必ず犬用シャンプーを使うこと。
- 目や耳にシャンプー剤が入らないよう注意しよう。
- 入浴後の冷えに注意しよう。
- 半渇きのままにしない。しっかりドライすること!!
耳の中に入った水もしっかり拭き取ろう。 - 食後すぐのお風呂はNG。
トイ・プードルのお風呂の入れ方・時期や温度など さいごに
お風呂は、体の隅々まで触る機会にもなりますので、皮膚の異常や、季節によってはノミ・ダニなどの虫を発見できたり、飼い主さんと愛犬の信頼関係を高めることにも一役買ってくれるでしょう。
愛犬がお風呂嫌いにならないよう、普段から全身を隅々まで触られることに慣れさせておくこと、そして、飼い主さん自身が緊張しないことが大切です。
緊張は愛犬に伝わってしまいます。
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