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日々のブラッシングに加えて定期的なシャンプーをして被毛を清潔に保つことは、皮膚病やノミやダニの対策にも繋がっていきます。
時にはシャンプーだけでなく入浴させることもおすすめです。
入浴は慢性的な炎症からの痛みを和らげたり、水圧によるウォーターマッサージ効果、ストレス解消が期待できます。
いつからお風呂に入れて良いの?
一般的には生後3カ月頃からお風呂を始めるようになります。
それでも、いきなり入浴をさせてシャンプーをするのではなく、まずはシャワーから始め徐々に水に慣れさせていきます。
そしてシャンプー、入浴と進めていきますが、入浴に関しては特に必ずしも必要と言うわけではありませんのでシャワーとシャンプーのみでも大丈夫です。
体が水にぬれることにストレスを感じる犬が多いですが、もともと鴨猟の補助犬だったプードルの血を引くトイプードルは水が好きな子が多いです。
小さなころから水になれさせ、お風呂に入れる習慣を付けることが大切です。
お風呂の入れ方
頻度
トイプードルをお風呂に入れる頻度は、2~3週間に1度、月1~2度が目安となります。
犬の皮膚は、人間の皮膚の20~30%ほどの厚さしかなく、非常にデリケートです。
あまり頻繁にシャンプーし過ぎてしまうと、必要な脂分まで落としてしまうことになり皮膚病の原因や逆に汚れが付きやすくなってしまうこともあるので注意しましょう。
温度はどれくらい?
お湯の温度は、犬の平均的な体温である37度~38度前後を目安にしましょう。
その上で、気温や体調によって調整すると良いでしょう。
例えば、冬場は37~38度、夏場は35~37度とぬるま湯にしてあげると良いでしょう。
シャンプー剤は?
犬のシャンプーには、汚れや余分な皮脂を落とし、病気や疾患を防止するといった役割があります。
それでも、人用のシャンプーは刺激の強すぎて毛や皮膚を傷める原因になってしまうことになりますので、必ず犬用のものを利用するようにしましょう。
パピー用や成犬用、薬用、犬種別、被毛別など様々な種類があります。
愛犬のライフステージや悩みに合わせて選んであげると良いでしょう。
シャンプー&入浴の手順
お風呂に入れる前には散歩をしてトイレを済ませておき、水分補給させておきましょう。
①ブラッシング
お風呂に入れる前にまずは体全体をブラッシングして、毛のほつれがないか、あればきれいにほどいておきましょう。
②シャンプーの準備
お風呂は体力を消耗しまいますので、できるだけ迅速に済ませられるようにしておきましょう。
シャンプーもあらかじめ泡立てておき、バスタオルなどの必要なものもあらかじめ準備しておきましょう。
③洗う
犬は顔が濡れるのを嫌うことが多いため、お湯をかける時はいきなり全身にかけるのではなく足元から徐々にかけていきます。
シャワーは離れた位置からではなくヘッドが犬につくくらいの短い距離で行います。
水圧が強すぎないよう注意しましょう。
顔は最後に濡らし、目や耳の中に水が入らないよう注意します。
あらかじめ泡立てておいたシャンプーを体に塗り、爪を立てないよう指先で洗いましょう。
脚の付け根や股の間、肉球の間なども丁寧に洗うようにしましょう。
顔を洗う時は、シャンプーが目に入らないように気を付けましょう。
目やにを取りたいときには、シャンプーとぬるま湯で目ヤニを溶かすように指で優しくもみ洗いします。
目の周りはデリケートですので、簡単に取れない場合には無理をしないようにしましょう。
④すすぐ
すすぐ時は体を濡らす時と逆で、顔からすすいでいきます。
シャンプーが残るとお肌のトラブルの元になってしまいますので、全身にシャワーをあてて丁寧にすすいでいきましょう。
⑤リンス
リンスをする場合もシャンプーと同じ手順で行いましょう。
顔が濡れるのを嫌う子の場合は体だけでも良いでしょう。
⑥入浴
入浴をさせる際には、最初は小さな洗面器や小型犬用のドッグバスを使用しましょう。
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