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大切なのはなぜ安くなっているのか、その理由をしっかり把握して、さらにその理由に納得できるかどうかです。
そして子犬を迎えその子犬の犬生を最後まで責任を持って飼うことができるかをきちんと検討した上で購入するのであれば問題ないでしょう。
悪質ブリーダーからは購入しないで!!
ブリーダーの中には、良心的なブリーダーと悪質ブリーダーが存在します。
悪質ブリーダーは、愛犬家には考えられないほどのずさんな環境で、ずさんな飼育をして無理な繁殖をさせています。
そういった悪質ブリーダーからは子犬を購入しないようにしてください。
子犬が先天性疾患を持っているなどの健康面で問題があることが多いこともそうですが、悪質ブリーダーに利益をもたらすことになるからです。
悪質ブリーダーであるかどうかを見極めるのは安易な事ではありませんが、悪質ブリーダーでないか信頼できるブリーダーかどうかを見極めてから購入するようにしましょう。
◆悪質ブリーダーの特徴
- 何種類もの犬やその時々の人気の犬種を取り扱い、その犬種を理解しないまま繁殖している
- 悪環境下での飼育(衛生面・狭いスペース・飼育頭数過多など)
- ずさんな飼育方法
(病気でも病院へ連れて行かない・散歩に連れて行かない・不適切な食事内容) - 犬の知識、繁殖に関する知識が十分でない
- 近親交配(インブリーディング)や避けるべき交配(遺伝性の病気が疑われる)を行っている
- 母犬の負担も考えずに無理な交配をさせている
ブリーダーを見極め方
見極めポイント① 親犬や犬舎の見学させてくれるか
良いブリーダーほど犬舎などの見学を推奨していらっしゃいます。
ただし、母犬が産後で免疫力が低下してる場合は、母犬の見学ができないこともありますが、その旨をきちんと説明してくれるでしょう。
犬舎や親犬の見学を何の説明もなく断るブリーダーさんはお勧めできません。
悪質である可能性があります。
見極めポイント② 衛生的で適切な環境で飼育しているか
見学に行った際には、飼育環境や犬への接し方をチェックしてみましょう。
充分な飼育スペースがあるか、清潔にしているか、犬への接し方に愛情は見られるか、適切であるか、印象的な判断も必要になるでしょう。
見極めポイント③ 母犬や子犬の健康状態は良さそうか
子犬、可能であれば他犬の健康状態もみてみましょう。
犬たちが生き生きした様子であるか、毛艶やお尻まわりが汚れていないか(下痢)等、ブリーダーが愛犬の健康にきちんと配慮しているのかを組み取り判断しましょう。
見極めポイント④ 親切かつ適切な対応であるか
ブリーダーに様々な質問を投げかけてみましょう。
犬種の特徴や性質などの疑問、飼い方などの質問を事前にメモしていくと良いかもしれません。
質問に対して丁寧に答えてくれるブリーダーが好ましいです。
良いブリーダーは、子犬の良い点だけではなく悪い点も説明してくれます。
見極めポイント⑤ 子犬の引き渡しの流れを確認
実際に引取ることになった場合の流れを確認しておきましょう。
特に、引き渡しの時期は重要です。
生後56日(8週間)を経過しない犬の販売は動物愛護法によって禁止されています。
生後56日に足らず、あるいは生後56日直ぐに引き渡そうとするようなブリーダーには不安が残ります。
良いブリーダーほど、できるだけ母犬・兄弟犬と過ごさせてあげたいと考えるものです。
また、引き渡し後にしつけや育て方に関する相談にのってくれそうかも併せて確認しておきましょう。
良いブリーダーさんは、犬を迎える前でも後でも相談にのってくれることが多いです。
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