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ジャックラッセルテリアの基本情報
原産国
イングランド(イギリス)
体高・体重
体高:23~30cm、体重:6~8㎏
寿命
13~16年
価格
ジャックラッセルテリアの入手方法や地域によっても異なりますが、大体の平均は10~25万くらいです。
そして、入手方法には、里親、ブリーダー、ペットショップなどがあります。
価格相場に差が生まれるのには理由があり、一般的に価格が上がる理由としては、
- 血統がいい(親犬がチャンピオン犬など)
- 模様の入り方が良く、被毛の質がいい
- オスよりメスの方が価格は上がります。(メスは繁殖できるため)
- 月齢が若い程高額になります。
などがあります。
逆にあまりにも価格が安いときには、月齢が経過して人気がなくなったとか、標準から外れているなど、健康上問題ない場合はいいとしても、先天性の病気があったり、何かしらの問題があって価格が下げられていることがありますので、平均よりも安いときには、きちんと理由を確認するようにしましょう。
ジャックラッセルテリアの歴史
1800年代の19世紀中期に、イギリス人の牧師である「パーソン・ジャック・ラッセル」がキツネ狩りをおこなうために、巣穴に潜り込める小さな犬を作り出したのがきっかけです。
ジャックラッセルテリアは、猟犬でもあるビーグルなどと交配し、改良した犬種です。
また、キツネ狩りの際にひるむことがないように、強い気質をもつブルテリアなども交配しました。
ラッセル牧師は、イギリスケンネルクラブ創立メンバーの1人でもありましたが、ジャックラッセルテリアのケンネルクラブの登録をあまりよく思っていなかったそうです。
ラッセル牧師はドックショーなどより、猟犬の方が向いていると考えていたからかもしれません。
イギリスのザ・ケンネルクラブではこの犬種は登録されていないが、アメリカのケンネルクラブでは、「ラッセル・テリア」と登録されています。
また、「ジャックラッセルテリア」という名前はラッセル牧師の死後(1883年)、ハンターによって付けられました。
元々は、「フォックス・テリア」と呼ばれていました。
現在のジャック・ラッセル・テリアは、当時よりさらに温厚な性格にし、飼いやすくするために別の繁殖家がウェルシュ・コーギー・ペンブロークを交配して改良がおこなわれました。
ジャック・ラッセル・テリアの特徴(毛色・毛の長さなど身体的特徴)
毛色はタン&ホワイト、ブラック&ホワイト、ブラック&タン&ホワイトです。
体の毛色は全体的にホワイトをベースとし、大きな斑が入っています。
ジャック・ラッセル・テリアの毛質は、ラフ(長め)、ブロークン、スムース(短め)の3タイプあります。
この中でも毛が1番抜けやすいのは、短毛(スムース)です。
また、この犬種の被毛は硬めで粗いです。
理由は、キツネ狩りの際に小石や小枝などが皮膚に絡み皮膚がダメージを受けないようにと考えられます。
ブロークンとは、ラフとスムースが混じっているような毛のことです。
耳は、垂れ耳と半立ち耳があります。
目は明るいブラウンで形はアーモンド型です。
また、ジャック・ラッセル・テリアの体型には2種類あり、胴短足の「ジャック・ラッセル・テリア」と、足長で四角い体つきをしている「パーソン・ラッセル・テリア」です。
ジャック・ラッセル・テリアは現在、愛玩犬の他、聴導犬や介助犬、セラピードッグなどでも活躍しています。
ジャック・ラッセル・テリアの性格・気質
性格や気質についてです。
- 身体能力の高さ:筋肉質な体をもつジャック・ラッセル・テリアは小型な体系ではありますが、とにかくタフです。
ジャンプ力もあるので、低めの柵やサークルは飛び越えてしまいます。 - 好奇心旺盛で活発:好奇心がとてもあるため、いろいろなものに興味を持ちます。
- 比較的知能が高い
- よく吠える
- 頑固
とても活発でチャカチャカな印象のある犬種ですが、逆に大人しい場合もあります。
また、この犬種は色々な面でタフなので見ていても飽きることがなく、こちらを元気にしてくれると思います。
ジャックラッセルテリアのオスとメスで性格は違うの?
基本的にジャックラッセルテリアはオス・メスでの性格の違いというより、あくまでその個体の性格と、どのような環境で、どんな風に育ったかで性格が決まるようです。
そんな中、オスとメスの明らかな性格の違いをあげるとすれば、オスの方が成犬になってもあどけなさがそのまま残り、飼い主の話をまっすぐに聞くことができます。
また、優しいと感じることが多いのもオスの方になります。
メスは成犬になるにつれ、落ち着きを持つようになり、(それでも他の犬種に比べたら活発です)飼い主に甘えまくりというより、きちんと独立心を持ち合わせている場合が多いです。
ジャックラッセルテリアの飼い方・しつけ
この犬種は知能も高いので、しつけをしっかりおこなえばさまざまな分野で実力を発揮します。
元々は狩猟犬だったため、攻撃性なところがあります。
そのため、子犬の時期にしっかりしつけをおこなう必要があります。
しつける際、基本は褒めながらおこなうと良いです。
頑固な面をもっていますので、力ずくでは難しいです。
ジャックラッセルテリアの飼い方・しつけ その① トイレ
室内犬でどの飼い主もしつけたいのがトイレではないでしょうか?初めはいろいろなところにしてしまうと思います。
また、家に迎え入れるまでの環境によっても違います。
例えば、ペットショップにいた犬は、場合によってはすでにトイレのしつけがされている場合も・・・!!
では、しつけをおこなう場合はどのように進めていけば良いのでしょうか?
しつけをおこなう上で大切なことは、怒らないことです。
サークル内でのトイレのしつけ方法
犬は基本、綺麗好きですので寝床を汚すのは好みません。
そのため、寝床以外のところにペットシーツを敷き詰めます。
そして、寝床を認識させ、ペットシーツは徐々に減らしていきます。
トイレの場所がある程度決まってきたら、トイレのトレーを置きましょう。
室内でのトイレのしつけ方法
まず、犬がトイレをするときのサインを知ってください。
犬がトイレをしそうな時にトイレの場所へ誘導してあげます(連れていく)。
失敗しても怒らずに見守りましょう。
できた時はしっかり褒めてあげてください。
これを繰り返しおこなうことで、覚えるようになります。
ジャックラッセルテリアの飼い方・しつけ その② 吠え癖
ジャック・ラッセル・テリアは、よく吠える犬種でもあります。
そもそも吠えるのも犬の仕事でもあります。
また、吠えるというのは、人間のようにしゃべることができないので意思表示でもあります。
が、やはり近所迷惑などが気になると思います。
まず、吠えている理由を探りましょう。
運動不足などによるストレスなどいろいろあると思います。
また、気を逸らしてあげるというのも一つの手です。
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