フレンチブルドッグの体重は、
- 生後3ヶ月で3kg前後
- 生後5か月で5kgほど
- 7か月では7~8kgくらい
にまで成長します。
体の大きさは8か月頃に成犬と変わらないほどになり、1歳になる頃には10kgくらいまで増えます。
ただしフレンチブルドッグにも個体差があるので、ご自身のフレンチブルドッグの体重が同じに推移していくとは限りません。
生後3か月あたりでなかなか体重が増えない場合は、寄生虫がいる等の原因があるかもしれません。
定期的に体重を測定をし、問題なく成長しているかをチェックしていきましょう。
この時期1番重要なのは、「良質な食事を十分に摂らせること」になります。
フレンチブルドッグにとって、健康な体を作り成長していくのに大変大切な時期になります。
そのため食事のカロリーも成犬の2倍は必要とします。
食事の回数は哺乳・離乳期の時より徐々に減らしていけます。
最終的には1日2〜3回の食事にしてOKですが、回数に分けて食事を与えるということは、年齢に関係なく内臓へ負担がかからないことですので、飼い主さんに時間の余裕があるのであれば、引き続き回数に分けて食事を与えることも可能です。
◆フレンチブルドッグの子犬期に注意したいこと
子犬期は、とにかく体が日に日に大きく強くなる時期です。
健康な体を作るためにも、質の良い食事をきちんとバランスよく食べさせるようにしましょう。
この時期、過剰な食事量は問題ですが、逆に肥満になることを恐れ、食事をセーブしてしまうことには十分注意してください。
必要な栄養が摂取できなければ、強く健康な体を作ることができません。
また必要な栄養はメインのドライフードや手作り食で与えるようにし、間食のおやつで余計なカロリーを摂らせないようにしましょう。
そして、子犬期はしつけトレーニングをしっかりする時期になります。
ご褒美としておやつを活用することもあるでしょう。
ただしカロリーの高いおやつをあげ続けてしまうと、子犬期の段階で肥満体型になってしまいます。
おやつ替わりにドライフードを褒める毎に1つずつあげるなどの工夫をしましょう。
フレンチブルドッグの成犬期
フレンチブルドッグは8ヶ月〜1年で成犬の大きさである8〜13kgくらいになります。
この頃には体の成長も止まりますので、ドッグフードは子犬用から成犬用に替えていく必要があります。
子犬用のドッグフードは栄養価が高く、カロリーも高いので、あげ続けることで肥満につながりますので、成犬用が必要になります。
切り替えは一気にするのではなく、1〜2週間かけて2つのドッグフードを混ぜながら与え、ウンチの状態を見ながら移行していきます。
◆フレンチブルドッグの成犬期に注意したいこと
フレンチブルドッグは食べることが大好きな個体が多く、体重管理を怠ると肥満になってしまうことがあります。
また、避妊・去勢手術をしている場合は特に、太りやすくなることが多いので注意が必要になります。
そしてフレンチブルドッグは皮膚がデリケートなのと、アレルギー持ちであることがあります。
同じドッグフードをあげ続けることで、アレルギー反応が起きることがあります。
いろんな食事を定期的に変更しながらあげることで、アレルギー反応を極力起こさないように予防することもできますので、定期的にドッグフードを替えてあげることをおすすめします。
フレンチブルドッグのシニア期
フレンチブルドッグのシニア期は7歳頃からといわれます。
フレンチブルドッグは成犬になり、成長が止まった後は体重の増減がないことが理想になります。
フレンチブルドッグは、年をとるごとに代謝が落ちてきます。
活発だった時と同じカロリーの食事では、体重が増加することもあるかもしれません。
ご自身のフレンチブルドッグのコンディションに合わせ、シニア用のドッグフードに切り替えしていく時期になります。
そして、同じ食事をしていても体重が減少していく場合、何かしらの疾患を患っている可能性がありますので、ぜひ動物病院で検診を受けるようにしましょう。
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