子犬へのフードを与え方とシーズーならではの注意点について

シーズー

でも突然食欲がなくなることがあります。

その原因として考えられるのは、

  • 精神的なストレス
  • 犬は大変デリケートなハートを持っています。
  • 環境の変化
  • 飼い主さんから遊んでもらえない
  • 新しい場所に連れて行って疲れた
  • 長時間の留守番が続いた

などが原因でも食欲が落ちることがあります。

対処法はあるの?

スキンシップを過剰なくらいとってあげ、遊んであげる時間を作り、シーズーを安心させてあげましょう。

また、食べないからといって叱ることはしないようにしましょう。

まずは、抱えているストレスを解消してあげることに集中するようにしてください。

病気や体調不良から食欲減退することも……

シーズー

シーズーも人間同様、体の調子が悪いと食欲が落ちます。

子犬期は成長過程であり体が出来上がっていない分、体力が成犬に比べてありません。

ちょっとしたことで体調を崩したり、場合により病気になってしまうことがあります。

食欲がないと感じたとき、それ以外に症状がないかを観察してみてください。

  • 寝てばかりいる
  • うんちが下痢
  • 嘔吐
  • 震えている
  • 水も飲まない

などの症状がある場合、なにかしらの病気である可能性があります。

対処法はあるの?

獣医さんへの受診をするようにしましょう。

その際には、診断してもらう参考になるので、

  • いつから食欲がなくなったか
  • あげているフードの名称
  • うんち・おしっこの状態
  • シーズーの行動の詳細

などを控えて持っていくと、診察の助けになることがあります。些細なことでも書き留めて、獣医さんに報告するようにしましょう。

そもそもフードが合っていない

シーズーは口でこのフードは合いませんとは言えません。

でも、体でこのフードは合わないと意思表示のために、食事を口にしないことがあります。

そのフードを食べると具合が悪くなったり、アレルギー反応が出ることで、自然と食べたがらなくなります。

アレルギー反応の症状として、

  • 食後、口周りを中心に体を痒がる
  • 皮膚が熱を持っている
  • 湿疹がある
  • 嘔吐や下痢

などがあります。

こういった症状がある場合、フードに含まれているなにかに、アレルギー反応を起こしている可能性があります。

対処法はあるの?

アレルギーが考えられる場合、まずは獣医さんに受診しましょう。

食べさせているフードを報告するとともに、どのフードに変更するか、アレルゲンをどう見つけるかなど、獣医さんに相談しましょう。

場合により、動物病院に置いてある療法食で様子を見ることもあります。

好き嫌いで突然食べなくなる

成長とともに、シーズーにも好みというものが生まれてきます。

または、一度おいしいものを食べると、その味を覚え、それをまた食べたくていつものフードを拒否ることが起こります。

おやつは喜んで食べるけど、フードになるとぴたりと食べなくなるというのは、高確率で選り好みしています。

対処法はあるの?

これに甘んじてフードを変えてしまうと、拒否ればいいことがあると学習してしまいます。

普段のフードをあげて、15分くらい待って食べない場合、その食事は下げてしまいしょう。

またおやつをあげていたのであれば、一時おやつをあげることをやめて様子を見るようにします。

シーズーの子犬に手作り食をあげてもOK?

手作り食というと、間違いなくヒューマングレードで新鮮、おいしいに決まっていると思いがちですよね。

それも間違いではないのですが、注意が必要になります。

ドッグフードの原材料を見ればわかるとおり、ドッグフードにはかなりの栄養素が含まれています。

それを手作り食で補うというのは、よほどの知識が必要になります。

またご紹介してきたように、子犬期には相当量の栄養が必要になり、必要な栄養を全て手作り食で補うには、かなりハードルが高いことがわかります。

成犬になってから少しずつ手作り食を混ぜることはありですが、成長期である子犬期は、バランスが取れた栄養を摂らせるという意味でも、できればドッグフードをあげることをおすすめします。

この記事のまとめ

子犬へのフードの与え方とシーズーならではの注意点につて
  • 体重4〜7kgの小型犬、シングルコートの長毛種
  • 毛色:パーティーカラー、ソリッドカラーなどさまざま (年齢とともに毛色は変化する)
  • 性格:明るくフレンドリー、遊ぶのが大好き、場合により人見知り、おおらか、賢い、甘え上手、ややプライドが高く頑固な面もあり
  • 子犬期のフードはタンパク質やカルシウムなど成長に必要な栄養をバランスよく取らなければいけない
  • シーズーのうんちが適量かどうかの判断基準:うんちで判断。硬くも柔らかくもなく、テッシュで取ったときにうんちの型がしっとり残る程度が好ましい状態
  • 子犬期の食事量は1日3回
  • 子犬用フードは生後9ヶ月くらいまであげる
  • 子犬用フードはぬるま湯でふやかしてあげる
  • おすすめしたいフードの選び方:タンパク質が多く含まれている、グレインフリー、ヒューマングレードの素材
  • 子犬がフードを食べない原因:精神的なストレス、病気や体調不良、フードが合っていない、好き嫌い
  • 子犬に手作り食はすすめない

子犬へのフードの与え方とシーズーならではの注意点について さいごに

子犬の時期は、日々の成長をみながらフードの量や回数を増やして行く必要があります。

間違った与え方や適当な与え方をしていると、栄養が足りなくなったり、食べ過ぎてお腹を下したり、吐いたりすることがあります。

また、シーズーは短頭種で特殊な骨格をしていますので、食べやすいフードや環境を子犬の頃から作ってあげることが大切です。

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