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トリミングショップではカットメニューとシャンプーメニューが分かれていることが多く、いろいろなケアとあわせて全身のカットが必要な場合はカットメニューでお願いするのが一般的です。
また、トリミングはプロのトリマーさんにお願いするだけでなく、自宅で飼い主さんご自身が行うことももちろんできます。
フレンチブルドッグのように、定期的に全身カットを必要としない犬種の場合、自宅で飼い主さんがお手入れしてあげる方が、フレンチブルドグにとってもストレスがないのでおすすめします。
フレンチブルドックのトリミング
フレンチブルドックのトリミング① カット
フレンチブルドックは短毛種なので全身のカットは不要ですが、部分的なケアが必要な場合があります。
たとえば足裏の毛が伸びてフローリングで滑ってしまう時には、転倒によるケガを防ぐためにカットやバリカンで短くしてもらうと良いでしょう。
汚れがちなお尻の周りの毛も短くカットしてもらうと、万一下痢をした場合等のお世話がラクになります。
◆フレンチブルドッグの足裏の被毛カット方法
足裏の肉球の間には被毛が生えています。
ケガ防止で短くカットすることが必要なのですが、ハサミでは肉球の間の狭い部分のカットは難しく、万が一肉球を傷つけてしまっては危険です。
バリカン(クリッパー)を使うのが1番簡単で安全な方法になります。
「足裏の被毛カット方法」
- 仰向けで抱っこできる場合は、膝に乗せて抱っこし、無理な場合はテーブルの上などやや高いところに、犬が滑らないようにマットを敷いて、犬を乗せます。
- 利き手でクリッパーを持ち、別の手でカットする犬の手を取り、優しく肉球を押します。
- 肉球を押すと自然と5本指が軽く開くので、静かにクリッパーで肉球の間に伸びてきた被毛を刈っていきます。
全部剃る勢いでやってしまうと、肉球を傷つける可能性があるので、短く切るという気持ちで、皮膚ギリギリまでからないことがポイントになります。
フレンチブルドックのトリミング② シャンプー
フレンチブルドックにシャンプーは頻繁にする必要はありませんが、定期的にシャンプーをすることで皮膚の清潔を保てます。
皮膚疾患等があるフレンチブルドックには、病院で処方された薬用シャンプーを用いることもあります。
人間用と犬用のシャンプーとでは成分が違うので、きちんと犬用のシャンプーを用意しましょう。
◆フレンチブルドッグのシャンプーの頻度
フレンチブルドッグは皮膚がデリケートなことが多いので、使うシャンプーは刺激の少ないものをおすすめします。
シャンプーの頻度は月に2〜3回程度が目安になります。
ただし、アレルギーで炎症を起こしていたり、皮膚にトラブルがある場合はその限りではないので、獣医さんの指示に従いシャンプーをするようにします。
フレンチブルドックのトリミング③ ドライ
フレンチブルドックをシャンプーした後はしっかり乾かす必要があります。
いくら短毛種のフレンチブルドックでも濡れたままにすると菌が繁殖し、皮膚疾患を招く原因になります。
◆フレンチブルドッグの顔のシワのドライは念入りに
シャンプー後、全身をしっかりドライしているつもりでも、ついつい忘れがちなのがフレンチブルドッグの「シワの中」ではないでしょうか。
そこをしっかり乾かさないと、どうしても蒸れやすく、汚れも溜まりやすいので、シワの部分は頻繁に拭いてあげないと雑菌が溜まり、臭いの原因になります。
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